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旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国の空弁を紹介します。
◆広島空港の空弁(5種類収蔵)
◇ミックス弁当(650円) 2005年12月29日に福山駅コンコース駅弁売店で購入
軽食用な竹編み柄のボール紙容器をプラ帯で留める。中身はキュウリとトンカツのサンド、タクアンの細巻、カンピョウの太巻という、不思議な構成のランチボックス。ここが街の弁当屋としても活躍していることを示す証拠品か。駅弁売店で買ったが、空弁との掲示もあったような気がするので、空弁のほうにも収録。 【広島空港】1993年開港 広島県三原市本郷町善入寺平岩64−31 【株式会社浜吉】広島県三原市糸崎町2910 TEL:0848(62)2121 ◇あなごめし(900円) 2005年1月30日に阪神百貨店駅弁大会で購入
空弁ブームに乗って2004年初頭には登場か。発泡材の枠に赤いトレーを接着した小柄な容器に、透明な蓋をして窓開きの、紅葉柄に空弁マークと空港名が目立つボール紙パッケージにはめる。中身は山陽本線タイプの穴子飯、調製元は三原駅や福山駅の公式な駅弁屋さんなので、味もそこの駅弁と同じ。見た目はかなり美味そうで、しかし弾力性豊かな穴子蒲焼をゴム草履とは言わないものの、御飯との一体感に乏しくうまくないという声はある。写真では輸送の影響か、御飯を覆うはずの穴子が端に偏っている。 広島空港は1993年10月29日に現在地に移転。騒音や交通渋滞に地形上の発着条件の厳しさにより、広島市西区の旧空港は廃止する予定であったが、いざ開港すると政財界の要請で広島西飛行場として残った。この空港は市街に近い立地を生かしコミューター航空の拠点として小型機で賑わうはずが、その活用に関する県と市の対立により、旅客も路線も航空会社も逃げてしまった。 【広島空港】1993年開港 広島県三原市本郷町善入寺平岩64−31 【株式会社浜吉】広島県三原市糸崎町2910 TEL:0848(62)2121 ◇元祖珍辨たこめし(900円) 2004年8月12日に福山駅コンコース駅弁売店で購入
1953(昭和28)年8月に登場した、明石や名寄より古いタコ駅弁の元祖。八角形の容器の全体に炊き込み御飯が敷かれ、海老・椎茸・錦糸卵・タケノコといった釜飯風の具に加えてタコの甘煮が載せられている。2001年11月25日の購入時は850円。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。広島空港でも販売があり、そこではフタに駅弁マークを付けながら空弁を名乗る。 三原駅は三原城本丸跡に設置された。かつては隣の糸崎駅が機関区のある鉄道の要衝であったが、1975年の新幹線開通で立場が逆転、駅弁屋の拠点もこちらに移ってきた。1989年から1991年にかけて在来線も高架化が完成し、近代的な駅に生まれ変わった。 【広島空港】1993年開港 広島県三原市本郷町善入寺平岩64−31 【株式会社 浜吉】広島県三原市糸崎町2910 TEL:0848(62)2121 ◇廣島名物あなごめし(1,100円) 2005年11月19日にイトーヨーカドー立場店駅弁大会で購入
2005年の新作らしい、福山駅弁で広島空弁のあなごめし。正方形の発泡材枠容器に透明なフタをして、もみじ・原爆ドーム・厳島神社と、広島らしく広島空港や福山らしくない絵柄のボール紙枠にはめる。中身は茶飯に穴子蒲焼が載るもの。御飯の上を埋め尽くしたが輸送で偏った焼穴子の風味や食感がなぜか蒲鉾で、そこそこ美味だったが不思議な感じを受けた。高額感もあり。 【広島空港】1993年開港 広島県三原市本郷町善入寺平岩64−31 【株式会社浜吉】広島県三原市糸崎町2910 TEL:0848(62)2121 ◇厳選松茸すきやき弁当(1,200円) 2005年3月6日に日本橋三越の弁当大会で購入
空弁ブームに乗って2004年初頭には登場か。外観や中身は福山駅弁「松茸すきやき弁当」にそっくりで、その錦糸卵が全半熟卵に変わり、パッケージの駅弁マークが空弁マークに変わり、「なかやま牛」のブランドネームが付いたもの。 味が同等なので150円分の割高感があるし、1,200円の高額空弁にしては牛肉や全体の分量が寂しいが、それを気にしなければうまい。なお、なかやま牛とは広島県福山市の産業団地に大規模な直営農場を持つ株式会社なかやま牧場の生産牛。 【広島空港】1993年開港 広島県三原市本郷町善入寺平岩64−31 【株式会社浜吉】広島県三原市糸崎町2910 TEL:0848(62)2121
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