ロゴ
ロビー(TOP)
談話室(掲示板)
空弁入門

新千歳の空弁
北海道の空弁
青森の空弁
仙台の空弁
東北の空弁
羽田の空弁
能登の空弁
中部の空弁
大阪の空弁
神戸の空弁
岡山の空弁
広島の空弁
四国の空弁
福岡の空弁
北九州の空弁
九州の空弁
その他の空弁

館長室
 旅の友「空弁」。館長が実際に食べた空弁を中心に、日本全国の空弁を紹介します。
◆東北の空弁(6種類収蔵)
←前は[仙台空港の空弁] |  次は[羽田空港の空弁]→

 秋田空港 未訪問

 1961年に秋田市の日本海沿岸で開港、1981年に内陸の現在地へ移転しジェット化。1997年の秋田新幹線開業で羽田便への影響が懸念されたが、同路線を含め利用は堅調である模様。空弁はJR秋田駅やJR大館駅の駅弁が、駅売り商品と同じものを空弁として販売しており、秋田空港オリジナルの空弁はないのではないかと思う。

◇大豊作なまはげ弁当(900円) 2005年11月12日に本牧サティ駅弁大会で購入
掛紙
外観 外観 中身 中身

 2005年秋の新作か。楕円形の発泡材枠容器に透明なフタをして、なまはげのイラストと弁当名を描いたボール紙の枠にはめる。中身は炊込御飯の上に舞茸とトンブリとハタハタ焼一尾などを載せ、いぶりがっこなどを添える。

 風味も秋田色も駅弁色もとても豊かで、しかしパッケージ左上を除き空弁色はないし、秋田空港での収穫報告も見あたらない。秋田では駅弁屋が空港に進出しているそうなので、空弁イコール駅弁と見て良いのだろう。なまはげは秋田県男鹿地方に伝わる民俗行事で、年末や2月に鬼が泣く子や怠け嫁を探し家々を回るもの。

【秋田空港】1961(昭和36)年10月1日開港 秋田県秋田市雄和椿川字山籠49 http://www.akita-airport.com/
【株式会社関根屋】秋田県秋田市東通1丁目1番26号 TEL:018(833)6461

◇鶏めし(850円) 2002年1月12日に京王百貨店駅弁大会で購入
掛紙 外観 中身

 1947(昭和22)年登場。大館と言えば鶏めし、鶏めしと言えば大館。天然記念物の比内鶏と掛け合わせた地鶏を使用、鶏ガラスープと醤油で秋田米「あきたこまち」を炊いた甘みのある味付け御飯の上に、甘辛く味を付けた鶏肉のぶつ切りが折り重なる。赤い掛紙が目印。 開会 2002(平成14)年1月には日本最大規模である京王百貨店新宿店の駅弁大会で鹿児島本線小倉駅「特製かしわめし」と共に主役を演じ、13日間の実演販売で16,630個を売り切った。2003年12月から秋田空港での販売が開始され、空弁の一員にもなった。

【秋田空港】1961(昭和36)年10月1日開港 秋田県秋田市雄和椿川字山籠49 http://www.akita-airport.com/
【株式会社花善】秋田県大館市御成町一丁目10−2 TEL:0186(43)0870 http://www.hanazen.co.jp/
 山形空港 2008年2月3日訪問
空港写真 空港写真 空港写真 空港写真
 1964年に山形県内初の空港として、山形市の北約18kmの盆地に開港、1976年にジェット化。1992年の山形新幹線開業で羽田便が打撃を受けて利用が低迷、今や利用者数はその前年に開港した庄内空港に抜かれ、50人乗り一日4往復の伊丹便が主力。空弁は金土日曜のみ下記の1種が売られ、1階と2階の売店でPOPも鮮やかに宣伝される。

◇牛丼弁当(1,100円) 2008年2月3日に山形空港ターミナルビル2階土産物売店で購入
掛紙 掛紙
外観 外観 中身 中身

 2005年秋に現地でひっそりと、首都圏その他遠隔地のスーパーでの駅弁催事で大々的にデビューした、山形空港唯一の空弁。プラ製トレーを接着した長方形の発泡材容器を、空港名と弁当名を書いたボール紙の枠にはめる。中身は白御飯に甘味の勝る甘辛な牛すき焼き肉を少々載せ、半熟卵と椎茸やごぼうや紅生姜を載せ、柴漬けと醤油漬けを添えるもの。製造者がJR山形新幹線米沢駅の駅弁屋なので、そこの牛肉駅弁と同等の良い風味を楽しめた。

 一日に定員50名の小型機6便と定員134名の東京便1便のみの空港ではまともな空弁需要が小さいのか、現地では金土日曜のみの販売で、平日の入手には予約が必要。しかし催事場でばかり見て現地ではさっぱり見ないどこかの空弁と違い、こちらはターミナルビルの売店2箇所でしっかり宣伝されていた。

 その名のとおり山形県を代表する空港であった山形空港は、1992年のJR山形新幹線開業と1999年の新庄延伸で東京便が打撃を受け、利用者数は過去10年で1/3以下に減少、1991年開港の庄内空港の半分程度しかない。県庁のメンツをかけて補助金漬けで羽田便を維持している。

※2008年6月補訂:写真の更新と解説文の一部修整

【山形空港】1964(昭和39)年6月開港 山形県東根市大字羽入字柏原新林3008 http://www.yamagata-airport.co.jp/top/top_normal.html
【有限会社松川弁当店】山形県米沢市駅前3−5−3 TEL:0238(23)0725 http://www.m-bento.co.jp/matu.htm
 新潟空港 2004年4月10日訪問
空港写真 空港写真 空港写真 空港写真
 1930年に新潟市営の飛行場として日本海沿岸で開港。1973年のソビエト連邦の時代から極東へ国際定期便があり、現在も極東からの日本の空の玄関口としての地位を保つほか、旧ソ連製の珍しい航空機を見ることができる。空弁はターミナルビル総合売店でJR新潟駅や新津駅の駅弁が一部販売されるほか、その他の商品も存在する模様。

◇幕の内風弁当ふる里(525円) 2004年4月10日に新潟空港ターミナルビル売店で購入
掛紙 外観 外観 中身

 新津駅三新軒の並等幕の内駅弁。トレーを接着した正方形の発泡材枠容器に透明蓋と掛紙をかけて雪色の紙紐で縛る。中身は日の丸御飯に焼鮭・コロッケ・玉子焼・キャベツと煮物数点に煮豆。この低価格で御飯は香り焼鮭はとろけて玉子焼はでっかく、こんな駅弁に日常的に接することができる新潟や新津の市民がうらやましくなる。なお、写真は新潟空港ターミナルビル内売店の冷蔵ショーケースで販売されていたものであり、同日の新津駅版はホカ弁用白容器を使用して530円だった。

【新潟空港】1930(昭和5)年頃開港 新潟県新潟市松浜町 http://www.niigata-airport.gr.jp/
【株式会社三新軒】新潟県新潟市新津本町1-2-43 TEL:0250(22)1111 http://www.sanshinken.co.jp/
 三沢空港 未訪問

 1941年に海軍の飛行場として開港。1952年から民間機が乗り入れるが、現在もアメリカ空軍と航空自衛隊との共用飛行場である。2002年の東北新幹線八戸延伸により羽田便が打撃を受け、利用者が大きく減少している。空弁は八戸駅弁の販売がある模様。ただ、その主戦場は秋冬の駅弁空弁催事であると思われる。

 大館能代空港 未訪問

 1998年に秋田県内第2の空港として開港した新しい空港。羽田便2往復と伊丹便1往復が設定され、白神山地その他の北東北観光の玄関口としての役割を期待されるが、利用者数が空港建設時の需要予測の3分の1程度しかない。赤字を秋田県などが補填している状況がメディアでよく取り上げられ、空港整備や公共事業に反対する勢力の拠り所になっている。空弁の販売があるかは不詳。

 花巻空港 2006年11月4日訪問
空港写真 空港写真 空港写真 空港写真
 1964年に岩手県の空の玄関口として盛岡市の南約30kmの田園地帯に開港、1995年にジェット化。1982年の東北新幹線の開業により羽田便が撤退したが、千歳、名古屋、大阪の各方面および国際チャーター便の利用は横ばいを確保している。空港に隣接するJR東北本線に花巻空港駅があるが、駅と空港は徒歩30分程度の距離があり、接続駅としての機能はない。空弁は日中のごく短い時間、ターミナルビル2階の食堂で1種類が販売される。

 庄内空港 2008年2月3日訪問
空港写真 空港写真 空港写真 空港写真
 1991年に山形県内第2の空港として、日本海岸の庄内平野に開港。羽田便の他は利用が振るわないが、一社独占の羽田便の利用は堅調で、空港利用者数が県都の山形空港を上回るほか、運賃の高止まりもあり路線の収支も良いという。空弁の販売はない。

◇そぼろ弁当(350円) 2008年2月3日に庄内空港ターミナルビル内土産物売店で購入
外観 外観 中身 中身

 庄内空港の売店で買えたミニ弁当。中身は白御飯に錦糸卵と、タレの濃い鶏そぼろにローストチキンというか鶏照焼。分量や内容は見栄えはコンビニ弁当の域を出ないが、この価格にしては味が上質な印象。製造者がJAあまるめ、つまり農協である。

 訪問時の庄内空港に空弁と見えるものや紹介されるものはなかったが、350円弁当としてこれ、450円弁当として幕の内、そして100円おにぎりや調理パンなど、地方の鉄道駅のキオスクで買えるような総菜がひととおり揃っていた。平成生まれの地方空港としては珍しく、地元や行政が客寄せ客引きに頑張らなくても羽田便に乗客が付き利用が堅調なので、宣伝のための空弁をつくる必要がないのだろう。

【庄内空港】1991(平成3)年10月1日開港 山形県酒田市浜中字村東30−3 
http://www.shonai-airport.co.jp/
【JAあまるめ】山形県東田川郡庄内町余目字滑石53−13 TEL:0234(42)2770 http://www.ja-amarume.or.jp/
 福島空港 2007年12月22日訪問
空港写真 空港写真 空港写真 空港写真
 1993年に郡山市の南約20kmの山中で開港した、福島県内唯一の空港。利用者数が空港建設時に実施した需要予測の3分の1程度と低迷、2007年の仙台空港アクセス鉄道開業や2009年の百里飛行場民間供用開始により、さらに厳しい状況に追い込まれる懸念もある。空弁の販売はない模様。

◇くんせいたまご(210円) 2007年12月22日に福島空港ターミナルビル土産売店で購入
掛紙 外観 中身 中身

 外観と商品名どおり、くんせいたまごの2個入りパッケージ。小柄で固ゆでで、風味は並。福島空港に空弁はなかったが、なぜかほぼすべての売店でこれが売られており、ここの特徴として収穫。福島空港では2007年4月3日から他空港の空弁に対抗して「ふくしま空スイーツ」を販売し始めたそうだが、訪問時には実物も案内もなかったため、これは定着しなかった模様。

 空港の利用そのものもいまだに定着せず、今度は福島空港へのアクセスを主目的に建設されたあぶくま高原道路の通行台数が計画の17.9%しかないと、道路特定財源問題関連報道のやり玉に挙げられた。一方で、日本で人気の韓国人俳優ペ・ヨンジュンが極秘来日に利用したり、韓国のゴルフブームで福島県内のゴルフ場の韓国人利用者が急増したり、韓国からのゲートウェイとして活用され始めている。

【福島空港】1993(平成5)年3月20日開港 福島県石川郡玉川村 http://www.fks-ab.co.jp/
【タムラ電子株式会社食品事業部 スモークハウス】福島県田村郡小野町大字飯豊一盃森82 TEL:0120-56-6525 http://www.kuntama.com/
 佐渡空港 1994年8月20日頃訪問
空港写真
 1958年頃に開港し、1971年に県営空港化。当時から新潟空港との間に定期便や不定期便が断続的に設定されるが、新潟と佐渡両津の市街近くに発着するフェリーやジェットフォイルに比べて、市街地から離れた両空港を結ぶ空路は分が悪い。空弁の販売はない模様。

←前は[仙台空港の空弁] |  次は[羽田空港の空弁]→

2006年2月19日開館 2008年6月1日更新 URL:http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/soraben/
Copyright (C) 2006-2008 まっこうくじら All Rights Reserved.