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海外その他の駅弁 (9種類・1枚収蔵)
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御辨當(35銭) 調製年月日不詳
戦前の調製と思われる、昔の天安駅弁の掛紙。駅名や路線図から現在の韓国国鉄京釜線天安(チョナン)駅が該当すると思われ、日韓併合時の朝鮮半島では日本と同じような駅弁販売が実施されていたことを記す貴重な史料である。台湾と異なり、日本敗戦後の朝鮮半島に駅弁文化は残らなかったようだ。
豚肉とタイバジル炒め弁当(750円) 2006年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入
2006年1月の京王百貨店駅弁大会でタイの駅弁として実演販売されたお弁当。日本人観光客にも知られる古都アユタヤで駅売りされる弁当を再現したそうだが、現地のものに掛紙など駅弁らしい容器や包装はない模様。おそらくタイ語で書かれた商品名は「ガパオラートカーオサイクロン」と読むらしい。
実演販売品は、コンビニ風の平たい長方形容器に京王百貨店特製の掛紙をかける。半熟以上固焼き未満の目玉焼が載る白御飯に添えられる豚肉バジル炒めが、後を引く辛さを持っていてまいったが、それを除けば好きな味。添付の金属製レンゲに使い回しの意欲が湧く。売れ行きが見た目に散々だったせいかどうか、会期途中からその辛さは緩和されたそうな。
【タイ・アユタヤ駅】
【株式会社スパイスロード】東京都新宿区高田馬場1−6−15 荒井ビル2F TEL:03(3207)3672
http://www.spiceroad.co.jp/
イタリアの駅弁
旅客鉄道網が発達し日本からの鉄道旅行者も多いヨーロッパ諸国。それらの国々に駅弁やそれらしきものは存在しないようだが、イタリアには駅弁のようなランチボックスが駅構内で販売されているという。紙袋やボール紙のパッケージの中に飛行機の機内食のようなパックが入り、その中身はパスタ、肉、野菜、パン、チーズ、ビスケット、果物などと言われる。赤ワインが付くこともあり、分量は多めらしい。
車内販売でも見掛けるとか、販売は昼食時のみという報告もある。購入報告を見る駅は、ボローニャ駅、ローマ・テルミニ駅、ベネチア・サンタルチア駅、フィレンツェなど。
機内食(運賃に含まれる) 2007年12月1日に東京発上海行航空便で提供
ANAのエコノミークラスの機内食。この日この便ではカニピラフ、焼鮭、椎茸や里芋などの煮物、ローストビーフにスパゲティ、枝豆、パンダ型のシュークリーム、その絵柄を袋に描くミックスナッツなど。他にドリンクをもらえる。暖かいから不味い印象はなく、しかしこれを食べるためにまた飛行機に乗りたいほど美味くもなく、つまり機能的。
国際線と一部の国内線上級席に機内食があって、他の国内線と鉄道に機(車)内食がないのが、今の日本の常識。しかし諸外国、というより中長距離鉄道を持つ一部の国々では、鉄道でも寝台列車や1等車で車内食を提供するサービスが珍しくない。日本でもどこかの新幹線や寝台列車が始めないかと思う。
【全日本空輸】
http://www.ana.co.jp/
(名称不明)(30元) 2007年12月2日に南京発上海行CRHで注文
最高時速200kmで南京方面と上海を結ぶ高速列車「CRH」の、「餐車」つまり食堂車で食べた料理。庶民向け食堂車が市中の食堂に比べて高くて不味いのは全世界で共通だと思うが、世界に冠たる食文化を持つ中国では面白いものが食べられるだろうと、満席の食堂車に1時間列んで我慢した。
メニューは1種類のみ。1リットルの半透明プラ製計量バケツ(目盛り付き)に長粒白米、味付牛肉クズ、刻みタケノコの真空パック3袋を開き、レンジでチンして、味付骨付鳥(鴨?)脚肉のやはり真空パックと、ミニッツメイドオレンジの500mlペットボトルを付けて終了。いくらなんでもこれはないだろう。5000年の食の国の印象が一気に墜ちた。
利用した列車の車両は、東北新幹線「はやて」などで使われる日本のE2型新幹線電車とほぼ同じ。日本の新幹線に食堂車はないが、この中国向け車両では4卓16席の食堂と、日本の新幹線のE4系(8両編成Max)と同じレベルの売店が備わり、これを食堂車としていた。機関車が大型客車を連ねて走る通常の列車では、車内調理に対応した本格的な食堂車があるそうで、次はそちらをぜひ利用してみたいと思う。
(名称不明)(20元) 2007年12月3日に上海発杭州行CRHで注文
最高時速200kmで杭州方面と上海を結ぶ高速列車「CRH」の、「餐車」つまり食堂車で食べた料理。朝9時半の上海始発の列車なのに、掲示のメニューを指差してもことごとくNO回答で、メニューにないこんなレトルトを出された。
ごはんとおかずで各1個のパックを電子レンジに放り込んで暖めて、封を開けてプラ製スプーンを添え、前日に続いて真空パックの骨付鳥肉を付けて、カウンターで手渡し。ごはんは長粒白米の白御飯、おかずはピーナツと鶏のチリソースで、味はジャンクフードとしてそこそこの線。
利用した列車の車両はなんとなく欧州高速列車風。フランス鉄道風の本格的なビュフェがあり、半車の売店に立席3テーブルと座席24席が賑わっていた。しかし座席の大きさや掛け心地はどこの国を見本にしたのか、その固さと狭さは悪い意味での博物館級。全車指定席の列車なのにビュフェの座席が何も注文せずにくつろぐ乗客に占められていたことに、なんとなく納得。
機内食(運賃に含まれる) 2007年12月4日に上海発東京行航空便で提供
ANAのエコノミークラスの機内食。この日この便ではゴマ振り御飯、鶏照焼、ポテトサラダ、スモークサーモン、しめじ、うどん、キットカット、ミックスナッツなど。他にドリンクをもらえる。揺れる機中の狭い普通席でめんつゆを注ぐのは勇気が要る。しかし中華の料理に漬かった後では、刺激や油の少なさにほっとする。
空を飛ぶ飛行機は軽量化が至上命令で、乗客の目や体に触れる部分から隠れた部分まで様々な工夫が凝らされる。その割には機内食の食器はいつ乗っても金属製で、軽い使い捨て等のプラスティックにならないのかと思う。テロ対策の観点でアメリカやイギリスに発着する便、あるいはコストダウンで主にアメリカの航空会社では、プラスティック製が主に使われているらしい。
【全日本空輸】
http://www.ana.co.jp/
上海板栗酥(7元) 2007年12月2日に上海駅改札内待合室売店で購入
上海駅でかなり大々的に売られていたお菓子。同じ名前と大きさと価格で、様々な絵柄の箱のものがあり、上海リニアを描いたものを選択。中身はナッツを砕いて飴とガチガチに固めた板が4枚、それぞれ4分割できるよう切れ目を入れられて入っていた。名前やパッケージの絵柄から、栗が使われているのだろうが、そういう風味は感じられない。
麻将巧克力(65元) 2007年12月4日に上海浦東空港搭乗待合室売店で購入
とってもありがちな中国みやげ。麻雀牌型のチョコレートが15個、個別包装されてトレーに並べられ、麻雀牌の写真を印刷したボール紙の箱に収め、ラップで包まれている。固めの食感と渋みと臭みがある味はちょっと引くが、チョコレートの味にはお国柄が濃く出ると思うので、これが中国の大陸で好まれる風味なのだろう。製造元はパンダチョコレートや烏龍茶クッキーなども作っている、土産食品専門会社であるらしい。
麻雀は日本でいう明治初期、今から140年前頃に淅江省寧波で生まれ、1920年代に上海から欧米や日本へ広がったそうな。その後は各国別にローカルルールが花開き、今では例えば日本と中国ではルールが全く異なるという。上海の街を適当に歩いていたら、幹線道路の歩道に雀卓を置いて打っている卓と、それを取り囲む10名程度のギャラリーを、1回だけ見た。
【上海浦東国際空港】中華人民共和国上海市浦東新区
【厦?正浩食品有限公司】厦?市湖?南路819号宝福大厦25?F座 TEL:0592-5160555
熊猫巧克力チョコレート(40元) 2007年12月4日に上海浦東空港搭乗待合室売店で購入
またありがちな中国みやげ。カタカナまで書かれたパンダ写真入りの紙箱に、12個100グラムのパンダ型ミルクチョコレートが入っている。上で紹介した麻雀チョコと違い、普通の味がするチョコレート。
中国の鉄道は40〜60年前の日本の鉄道と同じように、軍事機密から高度成長へ舵を切ったような印象。そして航空と自動車にシェアを侵食されて低迷期を迎えれば、パンダ列車のような利用促進策が出てくるだろう。なお、パンダ列車という電車は過去に紀勢本線で走ったことがある。
【上海浦東国際空港】中華人民共和国上海市浦東新区
【昆山市恒?食品有限公司】昆山市周庄?云南工?区88号 TEL:0512-57219343
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2001年6月17日開設 2008年7月23日更新 URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved.

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