banner 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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九州の駅弁宮崎県・その他の駅弁 (7種類・1枚収蔵)

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 2005年6月12日山陽放送「日本列島 駅弁88ヶ所」  ※宮崎駅弁「椎茸めし」は掲載ページを変更しました 45miyazaki_miya.htm#miyasiitakew
おはぎ(200円) 2006年1月29日にホーム上台売りで購入

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 真幸駅ホームで買えた和菓子。プラ製総菜容器の中にビニールを敷いて経木の円盤を敷き、つぶあんのおはぎと青のりのおはぎが1個ずつ入っている。駅弁ではないけれど、駅弁がない無人駅での駅売り米製品ということで、勝手に駅弁と見なした。2004年3月の九州新幹線開業に伴い大幅にリニューアルした、肥薩線人吉〜吉松間の観光鈍行「しんぺい」「いさぶろう」の人気上昇と共に、真幸駅ホームでの商品販売が定着している。

 真幸駅は宮崎県内最古の駅。九州北部から鹿児島へ向けて線路を延ばす際に、八代からの南下ルートに海岸線沿いではなく山中が選択され、長大トンネルとスイッチバックとループ線を持つ山岳鉄道が、明治時代に築き上げられた。その際に宮崎県を少しかすめ、真幸の駅が設置されたもの。列車も旅客も一息入れる停車駅だが、駅弁や駅売店が存在したことはないと思う。

 駅名の縁起良さから国鉄末期に入場券が人気を集めたり、一方で1972年の土石流で駅と集落が呑み込まれ、まともな利用者がいなくなり駅員がいなくなり、しかし近年は観光路線となって山のふもとの京町温泉から売り子さんがやってくる駅となった。

【肥薩線真幸(まさき)駅】1911(明治44)年5月11日開業 宮崎県えびの市内竪
【ゆの花 おはぎ】宮崎県えびの市大字向江640−4 TEL:0984(37)0270

鮎寿し(800円) 2005年12月31日に延岡駅駅舎内コンビニキヨスクで購入

掛紙
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 延岡駅の中で見付けたコンビニ取扱商品。総菜用のプラ製トレーに、尾頭付きで鮎をまるごと一匹使った棒寿司が収まり、掛紙を巻いてラップで割箸ごとグルグル包む。味は鮎寿司として標準以上だと思うが、見た目からして万人受けは無理だろう。

 鮎は延岡名物であり、普通のコンビニではこんな商品を扱わないだろうし、特急車販廃止の代替商品としてその壁面に掲示があるので、延岡駅の駅弁と見なしてよいだろう。かつて延岡駅には大分駅弁の梅の家が支店を出しており、鮎ずしの駅弁も存在したが、1990年代に撤退している。

 日豊本線の延岡〜宮崎間は1994年の高速化事業完成により、特急の本数は毎時1往復に倍増し、所要時間も13分短縮の60分となった。延岡を企業城下町とする旭化成の宮崎空港〜延岡ヘリポート間専用ヘリコプター便が墜落し、社員と乗員の全10名が死亡する事故が1990年9月に発生したことが契機とされ、実際に事業費24.6億円の13%を旭化成が負担している。国費は1円も入らず、道路や空港の整備とは大違い。

【日豊本線延岡(のべおか)駅】1922(大正11)年5月1日開業 宮崎県延岡市幸町3丁目
【丸寿司】宮崎県延岡市安賀多町2−4−4 TEL:0982(34)2277
 http://www15.ocn.ne.jp/~nobekan/memb/marusushi/
【掛紙】牛めし(?円) 調製年月日不詳

掛紙

 1990年代の調製と思われる、昔の都城駅弁の掛紙。デザインが東北本線郡山駅「磐梯牛めし」と酷似していたことが話題になった。今はどちらも駅弁屋ごと消滅。1970年頃に登場したこの駅弁は、2002年頃の駅弁屋さんの撤退により失われた模様。
かしわめし(720円) 2006年1月29日に駅前調製元で予約購入
 
第1回九州の駅弁ランキング  九州の駅弁ランキング第2弾
掛紙 外観
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 1955年の登場。簡素な経木枠の正方形容器に透明なプラ製のふたをして、これを朱色の掛紙ですっぽり覆い、割り箸を載せて輪ゴムでしっかり留める。中身は鶏のスープの味付け御飯の上に刻み海苔、錦糸卵、鶏肉を載せる、九州名物かしわめし。

 しかし鶏肉がフレークではなく胸肉のスライスで、梅干しが載り、ストライプは斜めではなく横に入る変わり者。都城の郷土料理はこういうタイプであるらしい。見栄えも風味もとても整然としている。現在は10〜4月の期間限定販売で、以前から西都城駅弁の一番人気で、九州の駅弁ランキング第2弾でも第10位に食い込んだ。

※2006年6月補訂:写真の掲載と解説文の全面改訂

【日豊本線西都城(にしみやこのじょう)駅】1923(大正12)年1月24日開業 宮崎県都城市松元町
【株式会社せとやま弁当】宮崎県都城市松元町1街区1号 TEL:0986(22)1000
 http://www.btvm.ne.jp/~setoyama/

盆地の牛めし(840円) 2006年1月29日に駅前調製元で予約購入
 
第1回九州の駅弁ランキング  九州の駅弁ランキング第2弾
掛紙 外観
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 1989年の登場。真っ黒なボール紙の長方形容器を割り箸ごと、やはり真っ黒な掛紙を巻いて留める。中身は混ぜ御飯の上に宮崎県産黒毛和牛のローストスライスを整然と約5切れ詰め、残りを錦糸卵で覆い、やはり整然とした形状の椎茸やカニクリームコロッケやオクラなどを添える。1日5個限定だそうな。価格は2004年時点で720円、購入時点で840円。

 都城の鉄道の要衝は都城駅であるが、市の中心部はこちら西都城のほうが近く、高架駅でもある。しかし利用者は都城の1/3ほどで、古びた大きな高架を持て余している感がある。

 そんな西都城駅には長距離列車も駅弁需要もなく、駅弁立売や駅売店や車内販売もなくなり、駅弁屋は駅前の弁当屋になっていた。しかしそんな状況でも、さらに国産牛の高騰に遭っても、近隣の駅弁業者が撤退や廃業を選んでも、取扱商品に昔ながらの駅弁を守り続けている。

※2006年6月補訂:写真の掲載と解説文の全面改訂

【日豊本線西都城(にしみやこのじょう)駅】1923(大正12)年1月24日開業 宮崎県都城市松元町
【株式会社せとやま弁当】宮崎県都城市松元町1街区1号 TEL:0986(22)1000
 http://www.btvm.ne.jp/~setoyama/

かしわめし(500円) 2007年8月23日に横浜市内のファミリーマートで購入

掛紙 外観
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 コンビニ大手のファミリーマートの宮崎フェアに名を連ねた、駅弁屋監修の期間限定コンビニ弁当。掛紙のデザインや、中身の内容や見栄えで、西都城駅弁「かしわめし」がよく再現されている。しかし残念ながら風味はパサパサボソボソ、220円の追加で買える本物の面影は皆無だった。

 テレビでお笑いタレントとして活躍していた宮崎県都城市出身のそのまんま東が、官製談合疑惑による知事辞職に伴い実施された2007年1月の宮崎県知事選挙に無所属で立候補、意外にも政党が推す東大卒の元官僚2名などを破り初当選した。

 これがテレビのワイドショーなどで大きく取り上げられ、知事や宮崎への注目度が大きく上昇した。この商品の掛紙左上にある人物イラストは、その東国原(ひがしこくばる)知事のもの。県産品の売り込みに自身の人気と知名度を生かしてもらおうと、この時点で無制限に使用させている。


宮崎県都城せとやま弁当監修 かしわ弁当(735円) 2008年5月9日に八食センターで購入

掛紙 掛紙
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 2008年3月1日に釧路八戸米沢都城の4種が登場した、駅弁屋の監修によるレトルト弁当。パック御飯とレトルトと針状錦糸卵の袋を、調理例の写真や監修元や商品名などを掲載したボール紙の箱に詰める。パック御飯とレトルトを電子レンジで暖めて、レトルトと錦糸卵の中身を御飯の上にかけて、パッケージの枠に収めてできあがり。

 中身は味付飯の上に、暖めたレトルトに入っていた鶏肉、鶏とごぼうとニンジンのそぼろ、錦糸卵。西都城駅弁の「かしわめし」とは中身が全く異なり、水っぽいのにパサパサの食感も駅弁とは別物、鶏駅弁の雰囲気は出ていないと思う。上記のコンビニ弁当ともども、再現手法の限界を感じる。そういえば、この監修元は今まで、西都城の駅弁屋と紹介されていたが、今は都城の駅弁屋と紹介されるようになったようだ。

【日本水産株式会社IT13】東京都千代田区大手町2の6の2 TEL:0120-837-241
【株式会社せとやま弁当】宮崎県都城市松元町1街区1号 TEL:0986(22)1000
 http://www.btvm.ne.jp/~setoyama/

【終売】トロッコ神楽弁当 竹の子寿司(700円) 2003年9月13日に日本橋高島屋宮崎物産展で購入

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 2003年3月登場の高千穂鉄道トロッコ列車を記念し、同年10月1日に登場したと思われる、高千穂鉄道史上初の駅弁。但し乗車3日前までに弁当を注文したトロッコ列車の利用者にのみ発売されるそうで、実態は駅弁ではなく車内弁当。9月10〜16日の日本橋高島屋宮崎物産展で先行販売された

 竹の輪切りをそのまま駅弁容器にして、竹皮をかけて輪ゴムで縛り掛紙をかける姿は見ただけで雰囲気を盛り上げる。中身は竹の子を巻いた寿司が二個に延岡特産めひかりの唐揚げ、椎茸や人参等の大粒な煮物などで、容器と敷かれた笹の葉の香りに包まれて味覚嗅覚触覚に訴える。名駅弁となり得る実力を感じた。掛紙によるとホテルが製造し鉄道会社が販売する。

 高千穂鉄道は宮崎県の延岡と高千穂を結ぶローカル線で、廃止対象とされた旧国鉄高千穂線を1989年に引き継いだもの。トロッコ列車とは、日本宝くじ協会の助成で2両の車両を導入して2003年3月21日に運行を開始した、延岡・高千穂間の観光列車。最新型ディーゼル車両のため、トロッコ特有の不快適さではお隣の南阿蘇鉄道トロッコ列車に及ばないが、戦前開通の延岡・日之影間は五ヶ瀬川に寄り添う風光明媚な、戦後開通の日之影・高千穂間はトンネルまたトンネルの中で突然に宙を行く躍動感ある車窓を楽しめるはず。水面から105メートルの高さを列車が行く日本一の高千穂橋梁は多くの旅行チラシ等で写真が紹介される。

 しかし高千穂鉄道は2005年9月5日の台風14号に伴う豪雨で鉄橋や線路が流失し全線が不通、復旧費用が出せないことから廃線が決まった。この駅弁も販売されていないものと思われる。

※2006年2月補訂:路線廃止を追記
※2005年10月補訂:路線不通を追記
※2004年3月補訂:販売形態を追記

【高千穂鉄道高千穂(たかちほ)駅】1972(昭和47)年7月22日開業 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井
【ホテル高田屋】宮崎県西臼杵郡高千穂町 TEL:0982(72)3118
【高千穂鉄道株式会社】宮崎県西臼杵郡高千穂町 TEL:0982(72)5033

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2001年6月17日開設 2008年7月5日更新
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