| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】まくの内お弁当(150円) 1965年8月10日調製
1965(昭和40)年8月10日17時の調製と思われる、昔の大分駅弁の掛紙。描かれるものは上から高崎山、臼杵の石佛、府内城(大分城)だろうか。梅の家の屋号を持つ調製元は、大分県内の日豊本線沿線に手広く営業所を構えていたが、今はすべて撤退済。 別府湾弁当 たみこの夢弁当(1,000円) 2006年1月28日に調製元で予約購入
九州の駅弁ランキング第2弾の開始に合わせて2005年10月に登場か。竹皮柄の組立紙箱に割り箸を添えて輪ゴムで縛り、大袋、小袋、ナプキンと3つの袋を載せて、花柄の紙と別府竹瓦温泉の建物を描いたと思う版画調の掛紙を重ねて、紫色のひもで十時にしばる。中身はじゃこと高菜炒めを載せた御飯の脇から、出汁巻卵、豊後牛、白身魚あんかけ、椎茸、カボチャ、鶏唐揚などを折り重ねる。大袋の中身はカレーパン、小袋の中身はゆずねり羊羹。 小言やウンチクを語ろうとする口を黙らせる美味さと雰囲気の良さは、別府の活性化を担える実力を持つ。但しこの商品に駅弁としての実態は皆無であり、JR九州の駅弁キャンペーンに取り上げられて、駅窓口で予約券が買えることが唯二の鉄道との接点。これをあたかも駅弁のように紹介するJR九州の姿勢には疑問を感じた。九州の駅弁ランキング駅弁ラリーでは、2日前までにJR九州の駅窓口で引換券を買うように紹介され、九州外からのラリー挑戦者に高いハードルとして立ちはだかった。 【有限会社タケヤ】大分県別府市元町15−7 TEL:0977(23)1006 http://www.beppers.jp/takeya/ 豊後牛めし(1,000円) 2008年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入
2007年10月までに登場した、大分駅弁の後継業者の新作。駅でもスーパーでもよく見るタイプの、トレーを接着した発泡材枠の長方形容器に透明なふたをして、墨絵の風景画に駅弁名を独特の書体で大書きした、あまり見ないタイプのデザインな掛紙をかける。中身は駅弁名どおりの牛めしで、ワイルドに刻んだ甘辛な牛肉と糸こんにゃくで御飯を覆う。厚め固め濃いめの風味が個性的。 戦前からの大分の駅弁屋で、国鉄時代は日豊本線沿線に支店を展開し各地で個性的な駅弁を出していた梅の家が、2007年11月に駅弁から撤退したことで、大分県から国鉄時代からの、あるいは20世紀からの駅弁屋が消滅した。2008年5月現在では、牛めしやしゃも弁当のここが大分駅で、とり天弁当の学食が別府駅で、高菜の巻寿司や弁当の寶屋(たからや)が日田駅で、それぞれ駅弁を守っている。 【日豊本線大分(おおいた)駅】1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町 【株式会社BIOTIC JAPAN(ビオティックジャパン)】大分県豊後大野市三重町川辺804番地 TEL:0974(24)5556 【終売】あさり弁当(700円) 2002年6月16日に大分駅ホーム脇駅弁売店で購入
細長い長方形の経木枠容器に掛紙をかけ、ゴムバンド2個で止めている。中身は斜め十字に仕切りが入り、最も大きい区画にあさりが載ったもちっとした食感の混ぜ御飯が入り、2番目に大きい区画には煮物が少々、残りは付け合わせ程度。可もなく不可もない、「梅の家特選」と名乗るには何かもう一押し欲しい感じもした。 この駅弁は大分で実施されたワールドカップサッカーの決勝トーナメント1回戦の観戦前に購入し、競技場の中で食べた。入場料はこの駅弁約40個分もした。 なお、この駅弁は、2007年11月の駅弁業者撤退により消滅したと思われる。 ※2008年1月補訂:業者撤退を追記 【日豊本線別府(べっぷ)駅】1911(明治44)年11月1日開業 大分県別府市駅前町 【日豊本線大分(おおいた)駅】1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町 【株式会社梅の家】大分県大分市末広町1−2−27 TEL:097(535)1011 【終売】磯の香じゃこめし(900円) 2006年1月28日に別府駅受渡で予約購入
ボール紙箱プラ製トレーの市販総菜容器に、その大きさに対してとっても小さな正方形の掛紙を載せ、縦横にゴムでしばる。中身はじゃこめしを中心に、高野豆腐、里芋、こんにゃく、ブロッコリー、蒲鉾、鯖大根巻、鶏の天ぷら、ちくわフライ、椎茸などの煮物、焼き鮭と玉子焼、うぐいす豆、大根漬を添える。 大分の一村一品運動にちなんだおかずをさりげなく盛りつけたそうな。内容に脈絡がないように見えて、全部で一食としてまとまった感じで、酒のつまみにも代用できそう。磯の香はしてこなかったが、駅弁として優秀な普段着といったところ。 なお、この駅弁は、2007年11月の駅弁業者撤退により消滅したと思われる。 ※2008年1月補訂:業者撤退を追記 【日豊本線別府(べっぷ)駅】1911(明治44)年11月1日開業 大分県別府市駅前町 【日豊本線大分(おおいた)駅】1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町 【株式会社梅の家】大分県大分市末広町1−2−27 TEL:097(535)1011 【終売】大分の味物語(980円) 2005年9月10日に別府駅改札外高架下商店街で購入
2004年10月から2005年1月までのJR九州駅弁キャンペーンで最優秀賞を獲得した公募レシピを商品化し、2005年4月に登場。正方形の経木枠容器に木目柄ボール紙のフタをかけ、ピンク紙にインクジェットプリンタで印刷した文字だけの掛紙を載せてゴムでしばる。中身は中央に花形日の丸御飯、その周辺に鶏ゆずこしょうマヨネーズ炒め、ネギと油揚げすき焼き、椎茸天、かぼすゼリーなど。中身の見栄えや盛り付けにもう一工夫欲しい気はしたが、普通の駅弁や弁当に見られない味や形のおかずを楽しめた。 JR九州は1987年の発足直後に大々的な駅弁テコ入れを実施したことがあったが、2004年度のJR西日本「駅弁の達人」に触発されたか、十数年ぶりのキャンペーン「第1回九州の駅弁ランキング」を突然にやり始めた。半年で全九州37駅弁の人気投票、駅弁レシピ公募、エッセイ公募の三本立てを募集から発表までこなし、メディアにも取り上げられたので一定の成果は出ているはず。 なお、この駅弁は、2007年11月の駅弁業者撤退により消滅したと思われる。 ※2008年1月補訂:業者撤退を追記 【日豊本線別府(べっぷ)駅】1911(明治44)年11月1日開業 大分県別府市駅前町 【日豊本線大分(おおいた)駅】1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町 【株式会社梅の家】大分県大分市末広町1−2−27 TEL:097(535)1011 【終売】椎茸弁当(1,000円) 2005年春頃撮影
1994年開催「しいたけ弁当コンクール」の作品を基に調製元が駅弁化。正方形横3個分の細長い容器を、淡い椎茸色の掛紙で包む。内部は正方形に3分割され、中身は左に梅花型の椎茸御飯、右に椎茸の軍艦巻きが3個、中央に唐揚げや卵焼きや昆布等のおかずを配置する、椎茸づくしの内容。 なお、この駅弁は、2007年11月の駅弁業者撤退により消滅したと思われる。 ※2008年1月補訂:業者撤退を追記 ※2005年5月補訂:写真の掲載と解説文の全面改定 【日豊本線別府(べっぷ)駅】1911(明治44)年11月1日開業 大分県別府市駅前町 【日豊本線大分(おおいた)駅】1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町 【株式会社梅の家】大分県大分市末広町1−2−27 TEL:097(535)1011 【終売】卵とり地鶏弁当(1,050円) 2005年9月10日に別府駅改札外高架下商店街で購入
2002年5月登場、というより旧来の駅弁「地鶏弁当」のリニューアルか。大分駅弁らしい大きめ長めな長方形経木枠容器に木目調ボール紙のフタをして、地鶏弁当の文字だけ変えた昭和レトロな絵柄の掛紙で包み、2本のゴムで十字にしばる。 中身は鶏御飯に鶏照焼と錦糸卵などを載せ、薩摩芋などの天ぷらや椎茸などの煮物などを添え、デザートはかぼすゼリー。内容の割に高価と思えるが、それに見合う鶏や具の品質を備えると思うし、掛紙も中身も風味もまさに駅弁風なのがうれしい。 卵とり地鶏とは変な名前だが、大分県中津市耶馬溪町の下郷農協で有精卵を一年間生み続けた産卵用地鶏を食肉用に飼育し直したから、この名前で良いらしい。つまり若鶏ではないのだが、そう言われると円熟の風味がしたような。 大分の駅弁屋さんはかつて佐伯駅にも支店があり、日本最初のきじ肉駅弁を販売していたが、現在は延岡と共に撤退してしまった。 なお、この駅弁は、2007年11月の駅弁業者撤退により消滅したと思われる。 ※2008年1月補訂:業者撤退を追記 【日豊本線別府(べっぷ)駅】1911(明治44)年11月1日開業 大分県別府市駅前町 【日豊本線大分(おおいた)駅】1911(明治44)年11月1日開業 大分県大分市要町 【株式会社梅の家】大分県大分市末広町1−2−27 TEL:097(535)1011 URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |