| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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がらっぱ弁当(650円) 2001年3月13日登場。日奈久の竹輪を入れたチャーハンに、八代ががらっぱ、つまり河童の渡来の地とされることにちなみ、河童の頭を模した焼売にキュウリ漬物を添える。地元の中華料理店の店主が考案した。地元の高校生が製作した河童姿の衣装のおじさんが、11〜13時の間にホーム上で立ち売りする、街おこし型の駅弁。月曜定休。しかしどうも、2004年3月の九州新幹線開業の頃に、駅から追い出されてしまった模様。 【鹿児島本線八代(やつしろ)駅】1896(明治29)年11月21日開業 熊本県八代市萩原町1丁目 【中華料理タロー】熊本県八代市麦島東町11-14 TEL:0965(32)5833 http://www.yatsushiro-taro.com/ ?・鮗・このしろ寿司(700円) 2005年12月30日に八代駅キヨスクで予約購入
熊本空弁「?・鮗・このしろ寿司」の駅弁版。笹の葉を敷いたプラ製総菜容器に、このしろ寿司を間に経木を挟んで6個入れ、発泡材の板を載せてビニール袋に詰めて包装紙で包む。味はサバでもアジでもイワシでもないけど何だろうと思うような青魚の寿司という感じ。 空弁と比べて、外観も容器も中身も風味も掛紙も共通で、掛紙に貼るシール「熊本空港発」を「八代発」にしただけ。密封パックの商品は運搬に便利なのだが、今回買ったロットはコノシロから出ただろう液漬けになっており、鈍行車内での消費に難儀した。弁当ではなく土産物と見るべきか。 【九州新幹線新八代(しんやつしろ)駅】2004(平成16)年3月13日開業 熊本県八代市上日置町 【肥薩おれんじ鉄道八代(やつしろ)駅】1896(明治29)年11月21日開業 熊本県八代市萩原町1丁目 【有限会社みなみの風】熊本県八代市萩原町2丁目1−6 TEL:0965(39)5150 【合資会社頼藤商店】熊本県八代市萩原町2丁目1−6 TEL:0965(33)1145 http://www.yorifuji.info/ ?・鮗・このしろ寿司(700円) 2006年1月15日に京王百貨店駅弁大会で購入
上記駅弁の駅弁大会版。内容や価格や風味は同じだが、掛紙が目立ち見栄えがするカラー印刷に差し替えられているし、追加された黒い紙箱もやはり見栄えを演出する。 【九州新幹線新八代(しんやつしろ)駅】2004(平成16)年3月13日開業 熊本県八代市上日置町 【肥薩おれんじ鉄道八代(やつしろ)駅】1896(明治29)年11月21日開業 熊本県八代市萩原町1丁目 【有限会社みなみの風】熊本県八代市萩原町2丁目1−6 TEL:0965(39)5150 【合資会社頼藤商店】熊本県八代市萩原町2丁目1−6 TEL:0965(33)1145 http://www.yorifuji.info/ 天草大王(1,000円) 2007年1月27日に阪神百貨店駅弁大会で購入
2006年10月の登場。フタも同色同素材の長方形発泡材容器に割箸を置いて輪ゴムで留め、駅弁名と鶏のシルエットを描いた黄色い掛紙を巻いてさらに輪ゴムで留める。中身は鶏御飯の上に熊本の地鶏「天草大王」が、ゴボウ混じりの甘辛煮と胸肉塩焼きで載り、玉子焼や菜の花などを添える。 九州の鶏飯駅弁で4桁の価格は高いが、中身の見栄え、盛り沢山感のある詰め方、メインの鶏肉の締まりや風味など、その品質は高い。すでに九州一の人気駅弁が鎮座する八代と新八代で、第三第四の駅弁に留まらせるのはもったいない印象。駅弁大会で勝負するには、掛紙のデザインはもっと華美でよい。 天草大王とは最大で体高約90cm、体重約7kgにもなる、明治中期に熊本県天草地方で生まれた超大型の食用鶏。繁殖させ辛いため昭和初期に絶滅し、絵画と文献のみが残されていた。熊本県農業研究センターがこれに基づいて7年7世代かけて交配を重ね、2001年に復元を成功させた。これを原種として九州ロードの雌と交配した肉用鶏が販売され、駅弁にも使われる。 【九州新幹線新八代(しんやつしろ)駅】2004(平成16)年3月13日開業 熊本県八代市上日置町 【肥薩おれんじ鉄道八代(やつしろ)駅】1896(明治29)年11月21日開業 熊本県八代市萩原町1丁目 【有限会社みなみの風】熊本県八代市萩原町2丁目1−6 TEL:0965(39)5150 【合資会社頼藤商店】熊本県八代市萩原町2丁目1−6 TEL:0965(33)1145 http://www.yorifuji.info/ 阿蘇赤うし(1,000円) 2005年12月30日に八代駅キヨスクで予約購入
下記「阿蘇赤うし」の現地版。価格も中身も一緒だが、容器がプラ製から発泡材に変わり、牛肉の焼き方がウェルダンからミディアムに変わり、ワイルドさを保持しながら一般受けする味になっているような。九州新幹線新八代駅、肥薩おれんじ鉄道八代駅、JR八代駅で販売され、入手の容易さもこの順番という印象。 【九州新幹線新八代(しんやつしろ)駅】2004(平成16)年3月13日開業 熊本県八代市上日置町 【肥薩おれんじ鉄道八代(やつしろ)駅】1896(明治29)年11月21日開業 熊本県八代市萩原町1丁目 【有限会社みなみの風】熊本県八代市萩原町2丁目1−6 TEL:0965(39)5150 【合資会社頼藤商店】熊本県八代市萩原町2丁目1−6 TEL:0965(33)1145 http://www.yorifuji.info/ 阿蘇赤うし(1,000円) 2005年11月3日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
2005年夏頃に登場か。赤い長方形のふた付きプラ容器を、駅弁名と阿蘇を描いたボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上に阿蘇赤うしのバラ肉煮込みを詰めてモモ肉焼きを貼り付ける。薄切りでないと噛み切れない硬いモモ肉の風味や食感にワイルドさが満点、脂味と柔らかさを競う国産ブランド牛や同駅弁とは、一線を画すような。2005年10月からの「九州の駅弁ランキング第2弾」対象駅弁。 阿蘇を代表する風景である草原は、多くが放牧や採草や野焼きによる半人工物であるが、緑肥や屋根材の需要減少に畜産の苦戦で放棄地が増え、林や森に還るか住宅地等に転用されつつある。それでもいいような気はするが、国や地域はこれを問題視しており、環境省主導でそんな二次自然の再生を頑張っている。阿蘇の赤牛を食べることは、それに一役買うそうな。 なお、阿蘇と八代に直接の関係は感じられないが、2004年に特急「あそ」と急行「くまがわ」を統合した史上初のワンマン列車特急「九州横断特急」が出現し、直通列車が一日7本も登場した。 【肥薩おれんじ鉄道八代(やつしろ)駅】1896(明治29)年11月21日開業 熊本県八代市萩原町1丁目 【有限会社みなみの風】熊本県八代市萩原町2丁目1−6 TEL:0965(39)5150 【合資会社頼藤商店】熊本県八代市萩原町2丁目1−6 TEL:0965(33)1145 http://www.yorifuji.info/ 鮎屋三代(1,050円) 2004年1月10日に京王百貨店駅弁大会で購入
2004年1月9日デビュー。竹皮の籠目を印刷した発泡材容器に、表紙に駅弁名と鮎の魚拓を、裏で調製元と八代の蘊蓄(うんちく)を語った掛紙を巻き、赤いゴム紐でしばる。日本三大急流に数えられる球磨川の鮎を使用、中身は焼鮎で出汁を取った炊込御飯の上に、掛紙の魚拓の半分程度の、頭からかぶりつくことも可能な鮎甘露煮が載る。 駅弁名は調製元が地元で三代百年続く鮎問屋であることから付けられたとか。これは2004年3月13日の九州新幹線部分開業に伴う鹿児島本線八代・川内間の経営移管に伴い、その八代駅で名物駅弁を販売しようと開発した駅弁を、同年1月の京王百貨店駅弁大会で先行発売したもの。つまり街おこし、駅おこし型の駅弁。それが見事に人気駅弁となり、初年度に2万個、次年度に3万個が売れたという。 その後に無事に新八代駅と八代駅の駅弁となり、熊本県物産振興協会の平成15年度優良新商品金賞を受賞したり、第1回九州の駅弁ランキングで三冠を達成、翌年の第2弾でも一位を獲得。今は八代はもちろん、熊本県や九州を代表する駅弁となった。熊本空港の空弁でもある。登場時は900円、2006年1月の購入時には1,050円。 いわゆる整備新幹線の建設にあたり、その代替となる平行在来線をJR線でなくすることが政治的に決定された。1997年の長野新幹線高崎・長野間の開業では信越本線横川・軽井沢間が廃止され軽井沢・篠ノ井間が、2002年の東北新幹線盛岡・八戸間の延伸では東北本線盛岡・八戸間が、地元出資の第3セクター鉄道に移管された。 ただ、JRが引き続き運営しても良いため、高崎・横川間は引き続きJR東日本線で残る。JR九州は九州新幹線の平行在来線のうち博多・八代間と川内・鹿児島間を引き続き運営するとしたため、残る区間が熊本・鹿児島の両県と沿線自治体が出資する第3セクター鉄道となったもの。 ※2006年2月補訂:九州の駅弁ランキング第2弾の結果を追記 ※2006年2月補訂:写真の更新と解説文の一部追加 ※2005年6月補訂:公式サイトURLの変更 【肥薩おれんじ鉄道八代(やつしろ)駅】1896(明治29)年11月21日開業 熊本県八代市萩原町1丁目 【鮎問屋頼藤商店】熊本県八代市萩原町2丁目1−6 TEL:0965(33)1145 http://www.yorifuji.info/ URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |