| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】お弁当(150円) 調製年月日不詳
昭和40年代頃の調製と思われる、昔の熊本駅弁の掛紙。一応、銀杏城という別名を持つ熊本城の天守閣とイチョウの葉を描いているようだが、デザインがシンプルなので調製元の記載がなければ駅弁販売駅の特定は困難と思われる。 【掛紙】特製弁当あやめ(700円) 1977年頃調製
入手状況等から1977(昭和52)年の調製と思われる、昔の熊本駅弁の掛紙。それにしてはずいぶんと高価だが、当時の国鉄の観光キャンペーン「一枚のキップから」のロゴマークがあるので、誤差があっても数年程度のはず。掛紙に描かれるイラストは何をイメージしたのだろう。 あさりめし(630円) 2005年1月30日に阪神百貨店駅弁大会で購入
かつて熊本駅の名物駅弁であり、アサリの不漁で1980年代に販売休止、しかし2004年3月の九州新幹線開業に合わせ、復刻発売が開始された駅弁。アサリ型というよりホタテ型のプラ容器に、掛紙をかけてネットに入れる。中身は駅弁名どおりアサリ飯。茶飯の上をアサリが覆う。 中身の原価が安いのだろうが、特殊容器の駅弁で630円とは格安の部類に入り、シンプルでちょっと甘めの味も良い。熊本駅弁は一時期、抽象名の幕の内風弁当ばかりだったと思うが、たこ壷めしやこの駅弁のような具体名の単品弁当のほうが、少なくとも駅弁大会では受けが良いと思う。 【鹿児島本線熊本(くまもと)駅】1891(明治24)年7月1日開業 熊本県熊本市春日三丁目 【有限会社音羽家】熊本県熊本市春日2丁目3−21 TEL:096(354)2345 http://otowaya.pure.cc/ うなぎのセイロむし(682円) 2002年3月18日に熊本駅ホーム脇弁当売店で購入
小柄で背の高い経木製の長方形容器の中に、焦茶色をしたタレ御飯を敷き、その上に鰻蒲焼を二切れとゴボウなどを載せ、上部側部をしっかりラップで巻いた状態で陳列し、購入時に掛紙をかけての販売。陳列棚は底から蒸気が出ていて、それを容器の上げ底と底に開いた穴で拾う、つまり購入時まで蒸されているから、すぐ食べれば暖かい。 この弁当は熊本駅ビルに入居した弁当屋の製品で、時刻表に駅弁の記号を付ける公式な駅弁ではないが、改札内でも改札外でも本物の駅弁屋さんの隣に店舗があり、一部商品には掛紙もあるから、普通の人から見て駅弁に違いない。しかもその店舗は明るく清潔感があり、商品も安めで店員さんも快活となると、両者の勝敗は明らか。本物の駅弁屋さんはどう感じているのだろうか。 【鹿児島本線熊本(くまもと)駅】1891(明治24)年7月1日開業 熊本県熊本市春日三丁目 【株式会社ニシコー(味処仁志甲)】福岡県八女市立野127−2 TEL:0943(23)3131 味の華(840円) 2002年3月18日に熊本駅ホーム脇駅弁売店で購入
熊本駅の幕の内弁当。正方形のボール紙製パッケージの中に、9区画の黒いトレーを入れ、日の丸・じゃこ飯・高菜飯の3種類の御飯と、鶏唐揚や焼魚に煮物揚物を詰めたもの。価格に対する中身の味と量はまずまずだが、前述のとおり隣に強力なライバルがいるとなると、特徴の薄い内容では勝負にならないのでは感じる。また、熊本駅弁が初めてならば、まずは名物の「中華弁当」から入りたい。 【鹿児島本線熊本(くまもと)駅】1891(明治24)年7月1日開業 熊本県熊本市春日三丁目 【有限会社音羽家】熊本県熊本市春日2丁目3−21 TEL:096(354)2345 http://otowaya.pure.cc/ 中華弁当(840円) 1959(昭和34)年の登場だそうな。ボール紙製のパッケージには大きく「中華料理」と描かれ、中身も焼売・春巻・クラゲ・酢豚など、容器も真っ赤でまさに中華弁当。なぜ熊本で中華弁当かというと、駅弁屋さんが中華料理店を経営していたからだという。 和洋中という分類で駅弁を考えると、多いのはやはり和で、明らかに洋、明らかに中という駅弁はあまり見かけない。実際には洋や中の新製品は多いのだが、定着するのは和の新製品以上に少ないようだ。やはり駅弁は和食が好まれるのであろうか。 【鹿児島本線熊本(くまもと)駅】1891(明治24)年7月1日開業 熊本県熊本市春日三丁目 【有限会社音羽家】熊本県熊本市春日2丁目3−21 TEL:096(354)2345 http://otowaya.pure.cc/ 干したこ飯(840円) 2001年に登場した新作駅弁。たこつぼ型の容器に、干しダコの戻し汁で炊いた御飯に、人参・ゴボウ・ヒジキに加えて細かく刻んだ天草の天日干しタコを混ぜる。普通の容器に入った630円のものや、320円のおにぎりも一緒に登場。アサリの不漁で看板駅弁「あさり釜めし」の製造販売が難しくなったための新製品で、次期の看板駅弁として売り出し中。 【鹿児島本線熊本(くまもと)駅】1891(明治24)年7月1日開業 熊本県熊本市春日三丁目 【有限会社音羽家】熊本県熊本市春日2丁目3−21 TEL:096(354)2345 http://otowaya.pure.cc/ たこ壷めし(945円) 2004年1月25日に阪神百貨店駅弁大会で購入
上記「干したこ飯」と同じものを指している気はするが、その根拠が見つからなかったので別駅弁として紹介。タコツボ型の分厚い焼き物の容器に、天草産の干しタコをたっぷり混ぜた御飯を詰めて、タコの唐揚や甘酢煮などを載せる。容器が構造的に球形容器より転倒に対して弱く、口が細いので中身をほじくるのに苦労するが、味と香りはなかなかのもの。倒れたり落ちたりしないよう注意しながら食べる。 【鹿児島本線熊本(くまもと)駅】1891(明治24)年7月1日開業 熊本県熊本市春日三丁目 【有限会社音羽家】熊本県熊本市春日2丁目3−21 TEL:096(354)2345 http://otowaya.pure.cc/ たこ壷めし(940円) 2005年1月30日に阪神百貨店駅弁大会で購入
上記「たこ壷めし」の2005年版。駅弁名も中身も同一であるが、価格が端数切り捨てとなり、陶製容器がずんぐりむっくりしたタイプに変更されたので、本物の蛸壷とは異なる感じの形状にはなったが、不意に転倒することがなくなった。しかし調製シールが味のある掛紙のど真ん中に貼られたのはよくない。 【鹿児島本線熊本(くまもと)駅】1891(明治24)年7月1日開業 熊本県熊本市春日三丁目 【有限会社音羽家】熊本県熊本市春日2丁目3−21 TEL:096(354)2345 http://otowaya.pure.cc/ 殿様弁当(1,050円) 1993年の登場。熊本名産をどん欲に詰め込んだ幕の内弁当で、からし蓮根・馬肉の煮物・人文字のぐるぐる・高菜御飯など、遠方からの旅行者をターゲットにするには万人受けしないと思われる食材各種が入る。 この駅弁、もともとは熊本城主の家系である細川首相の誕生を祝ってできたもの。細川首相はわずか8か月で退陣となったが、駅弁は21世紀になっても健在である。 【鹿児島本線熊本(くまもと)駅】1891(明治24)年7月1日開業 熊本県熊本市春日三丁目 【有限会社音羽家】熊本県熊本市春日2丁目3−21 TEL:096(354)2345 http://otowaya.pure.cc/ URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |