| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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和蘭陀(おらんだ)弁当(2,100円) 現在の早岐駅に駅弁はなく、これは早岐駅の元駅弁屋による予約制弁当。有田焼の器に中華おこわまたは大村寿司が入っている。入手には3日前までの予約が必要。 長崎への鉄道は現在の佐世保線・早岐・大村線経由で開業、後に現在のルートが開業した際に、肥前山口・佐世保間が佐世保線、早岐・諫早間が大村線となった。佐世保線は早岐駅で進行方向が変わる一方で直進すると大村線に入るため、肥前山口・諫早間を大村線、早岐・佐世保間を佐世保線と名付けたほうがすっきりすると思うが、昔も今も重要な軍港である佐世保を重視したのであろうか。 【佐世保線早岐(はいき)駅】1897(明治30)年7月10日開業 長崎県佐世保市早岐1丁目 【有限会社西海軒】長崎県佐世保市早岐1丁目15−15 TEL:0956(38)3211 http://www.kyushu-ekiben.com/saikai.htm
南蛮あごめし(750円) 2005年10月28日に佐世保駅改札外駅弁売店で購入
長方形の発泡材容器に木目調のボール紙ふたをかけて、割箸を載せて青い掛紙を巻いてセロテープで留める。中身はアゴの身とだしを含んだ混ぜ御飯に、アゴの身と卵を載せるもの。アゴとはトビウオのこと。掛紙に「あごだしで有名な」とあるように出汁が取れる魚なので、2003年に食べた時は御飯にも身にもとてもダシが利いている感じがしたが、2005年ではそこまでいかない軟らかな味と感じた。2003年1月購入時点で700円、2005年10月購入時点で850円。2006年10月時点で中身を変えて750円。九州駅弁ランキングでの駅弁名は「平戸南蛮あごめし」。 2001年12月に高架化が完成した佐世保駅はホーム上やコンコースに売店がなく、駅弁売店は改札外コンコースの、高架下商業施設へ続く廊下に面するテナントのひとつ。意識して探さないと見失いそうだし、販売実態が駅弁らしくない気もする。駅前の整備はまだこれから。 ※2006年10月補訂:価格改定と内容変更を追記 ※2006年1月補訂:写真の更新・価格改定を追記・解説文の一部改訂 【佐世保線佐世保(させぼ)駅】1898(明治31)年1月20日開業 長崎県佐世保市白南風町 【株式会社松僖(しょうき)軒】長崎県佐世保市三浦町1−10 TEL:0956(23)6721 http://www.kyushu-ekiben.com/sasebo_shouki.htm あなごめし(900円) 2007年3月21日に京王百貨店九州物産展で購入
穴子駅弁の分布地図からぽつんと離れて存在する、半世紀の歴史を刻む無名駅弁。他の駅弁と共通の長方形発泡材枠容器に、昭和の昔のデザインであろう掛紙をかけて、箸袋を置いて十字にしばる。中身は穴子炊込飯の上を刻み穴子と刻み海苔とだし巻き卵スライスで覆い、酢の物などを添えるもの。 九州駅弁名物のかしわめしの、鶏を穴子に代えたイメージ。味のゆるさは宮島口その他の瀬戸内海沿岸と比較されると厳しいが、こういう中身はむしろ九州を主張していて地域色を感じる。駅弁催事ではなく地元で仕事をする駅弁。 【佐世保線佐世保(させぼ)駅】1898(明治31)年1月20日開業 長崎県佐世保市白南風町 【株式会社松僖(しょうき)軒】長崎県佐世保市三浦町1−10 TEL:0956(23)6721 http://www.kyushu-ekiben.com/sasebo_shouki.htm 高菜べんとう(1,050円) 2005年10月28日に佐世保駅改札外駅弁売店で購入
佐世保駅の名物駅弁二種のうちのもうひとつ。正方形ふたつ分の長方形容器を掛紙で包む。中身は半分が高菜古漬油炒めと鶏そぼろと錦糸卵を対角線で2:1:1に敷いた御飯で、もう半分は煮物や焼き魚や玉子焼などのおかず。 高菜で千円以上もするの?と価格で損をしそうな、上等幕の内弁当。高菜の古漬は地元の名物だそうだが、高菜は九州各地で名物な気がするし、高菜古漬そのものも「長崎県名物」「佐世保名物」と二種の接頭語が併用されている。 ※2006年1月補訂:写真の掲載 【佐世保線佐世保(させぼ)駅】1898(明治31)年1月20日開業 長崎県佐世保市白南風町 【株式会社松僖(しょうき)軒】長崎県佐世保市三浦町1−10 TEL:0956(23)6721 http://www.kyushu-ekiben.com/sasebo_shouki.htm 元祖レモンステーキ弁当(1,050円) 2005年10月28日に佐世保駅改札外駅弁売店で購入
2005年の新作駅弁と紹介されるが、1990年代にも売られていた模様。長方形の発泡材容器に木目調のボール紙ふたをかけて、駅弁名と「願かけ牛」を描いた掛紙で包み、割箸ごと紙ひもでしばる。中身は白御飯の上に平戸五島牛焼肉を貼り付ける牛焼肉弁当。 隠し味なのか牛肉にレモンの風味はゼロで、しかし適度に締まって柔らかでタレや焼きの薫り高い牛肉の味は、佐世保駅弁で最も近代的で、名物駅弁になれると思う。佐世保市内のレストランが40年前に生み出した料理だそうな。 なお、2006年10月時点で、価格が1,100円に値上げされている模様。 ※2006年10月補訂:価格改定を追記 【佐世保線佐世保(させぼ)駅】1898(明治31)年1月20日開業 長崎県佐世保市白南風町 【株式会社松僖(しょうき)軒】長崎県佐世保市三浦町1−10 TEL:0956(23)6721 http://www.kyushu-ekiben.com/sasebo_shouki.htm
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