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九州の駅弁福岡県・大牟田駅の駅弁 (5種類・2枚収蔵)

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■ JR九州 鹿児島本線 大牟田駅 2004年8月14日訪問

地図 駅名標駅舎駅構内

 福岡からJR特急で約50分、西鉄特急で約1時間。大牟田市は有明海に面した人口約14万人の工業都市で、かつて国内最大級の炭坑で繁栄したほか、戦後史に残る大規模労働争議でも知られる。駅弁は2007年末に駅弁屋が廃業したため、現在は販売されていないと思われる。1891(明治24)年4月1日開業、福岡県大牟田市不知火町一丁目。
地図出典:国土画像情報(国土交通省)http://w3land.mlit.go.jp/WebGIS/  写真出典:館長の現地訪問時の撮影

【掛紙】御寿し(300円) 1977年頃調製

昔の駅弁掛紙

 入手状況等から1977(昭和52)年の調製と思われる、昔の大牟田駅弁の掛紙。当時の駅弁掛紙のほとんどに印刷されている、国鉄の観光キャンペーン「一枚のキップから」のロゴマークが、この掛紙では捺印となっているのが珍しい。
【掛紙】たいらぎ寿し(?円) 1999年4月18日購入

昔の駅弁掛紙

 1999(平成11)年4月18日の調製と思われる、昔の大牟田駅弁の掛紙。2002年購入のものと比較してデザインは同じだがパッケージが異なるもの。大牟田の駅弁はかなり頻繁に容器を変更しているようで、現存の2種の両駅弁とも様々な種類での収穫報告が上がっている。
【終売】たいらぎ寿し(800円) 2005年12月30日に大牟田駅ホーム上キヨスクで購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 下記「たいらぎ寿し」と同じもの。しかし有明海のタイラギ資源が回復しないためか、掛紙から「有明海の」が取れて、有明海・瀬戸内海・中国産の貝柱を使う旨の注記が入った。これは仕方がない。

 ところが、2005年の九州の駅弁ランキング第2弾の実施に伴い、新駅弁「有明海の貝柱寿し」を出したはずなのに、大牟田駅ではそれを売らずに、同時実施のシールラリーではこの駅弁にシールを貼って、中身はほとんど同じだからと販売していた。これはいただけない。

 なお、駅弁屋が2007年12月16日に廃業したため、大牟田の駅弁はすべて消滅した。

※2008年1月補訂:消滅を追記

【鹿児島本線大牟田(おおむた)駅】1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
【大牟田駅弁有限会社】福岡県大牟田市久保田町2−1−8 TEL:0944(52)2516

【終売】有明海のたいらぎ寿し(800円) 2002年12月15日に大牟田駅改札脇キヨスクで購入
 
第1回九州の駅弁ランキング
掛紙 外観 外観 中身

 1989年に登場した、大牟田駅最後の特殊駅弁。正方形のボール紙製容器に掛紙をかける。大牟田沖の有明海でよく獲れたたいらぎ貝の貝柱に、酒で煮て甘酢に漬けてちらし寿司にしたものを、他のおかずなどと共に9つの区画を持つトレーに詰めている。但し1999年頃からタイラギの漁獲がほぼゼロになり、現在は瀬戸内産の材料を使用しているとか。容器が岡山県津山駅の幕の内弁当と同一デザインなのは偶然か。

 大牟田は日本最大級の三池炭坑を抱え石炭と工業の街として栄えたが、石炭産業の衰退と中心市街地の無策で、今では全特急停車の時刻表上を除き駅と周辺はすっかり寂れてしまった。

 なお、駅弁屋が2007年12月16日に廃業したため、大牟田の駅弁はすべて消滅した。

※2008年1月補訂:消滅を追記

【鹿児島本線大牟田(おおむた)駅】1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
【大牟田駅弁有限会社】福岡県大牟田市久保田町2−1−8 TEL:0944(52)2516

疑義駅弁 【終売】有明海の貝柱寿し(800円) 2006年1月1日に博多駅九州駅弁スタジアムで購入
 九州の駅弁ランキング第2弾
掛紙 外観
外観 中身 中身

 2005年の登場。市販の総菜容器に商品名を書いた掛紙をかけてビニールひもでしばる。中身はほとんど「たいらぎ寿し」と同じで、貝柱に焼き目が入り、フライや煮物に代わりアサリ佃煮と赤えびが入る。上記「たいらぎ寿し」解説文のとおり、大牟田駅での入手は事前予約でも無理だが、2005年「九州の駅弁ランキング第2弾」にエントリーされているし、各地の駅弁大会に大牟田駅弁として送り込まれている。九州では稀な、本格的疑義駅弁。経木の容器を使うバージョンもある。

 この駅弁は2005〜2006年の駅弁大会シーズン終了をもって消滅した可能性がある。なお、駅弁屋が2007年12月16日に廃業したため、大牟田の駅弁はすべて消滅した。

※2008年1月補訂:消滅を追記

【鹿児島本線大牟田(おおむた)駅】1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
【大牟田駅弁有限会社】福岡県大牟田市久保田町2−1−8 TEL:0944(52)2516

【終売】(幕の内弁当)(820円) 2002年12月15日に大牟田駅改札脇キヨスクで購入

掛紙 外観 外観 中身

 大牟田駅最後の普通駅弁。つまり「たいらぎ寿し」とこの幕の内弁当で、最終期の大牟田駅弁のすべてであった。市販のお料理弁当用の容器を使用するが駅弁らしく掛紙をかける。中身は何の特徴もないお料理弁当で、「たいらぎ寿し」より20円アップとは割高感が強い。

 なお、駅弁屋が2007年12月16日に廃業したため、大牟田の駅弁はすべて消滅した。

※2008年1月補訂:消滅を追記

【鹿児島本線大牟田(おおむた)駅】1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
【大牟田駅弁有限会社】福岡県大牟田市久保田町2−1−8 TEL:0944(52)2516

草木饅頭(800円) 2006年1月29日に駅前まんじゅう屋で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 掛紙には九州銘菓と書いてあるが、大牟田限定の地域名物饅頭で、弾力的に柔らかい一口サイズの褐色薄皮白あん蒸しまんじゅう。1個40円換算で様々なパッケージがあり、写真のものは20個入りだから800円。個人的に日本一の饅頭だと思い、大牟田での知名度は抜群のようだが、大牟田以外での知名度がなく、博多大丸と通販を除き大牟田でしか入手できなく、頑固に地域名物という殻に収まり続けているような。駅キヨスクでもよく売り切れている。

 これが鉄道銘菓と紹介されることはないが、明治時代に鉄道員が各地の饅頭を研究して開発し、平和饅頭の名で売り始めたのが、黒田屋の草木饅頭のはじまりだというから、鉄道とのつながりはある。商品名より販売地を冠した「草木の饅頭」と呼ばれることが多かったそうで、今はその名で定着した。江口栄商店版の草木饅頭も市内では有名で、お互いが本家だ元祖だと競い合っている。

【鹿児島本線大牟田(おおむた)駅】1891(明治24)年4月1日開業 福岡県大牟田市不知火町一丁目
【株式会社総本山黒田屋】福岡県大牟田市草木177 TEL:0944(52)5707
 http://www.kurodaya.co.jp/
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2001年6月17日開設 2006年6月10日更新
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