| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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SL弁当(750円) 1995年の登場。SLとはもちろん「SLやまぐち号」のこと。正方形の容器は内部で正しく4分割され、ちらしずしにいなり寿司と、沿線の特産品として柚味噌・寒漬・ごぼう・リンゴなどが入る。ちらしずし上のレンコンがSLの動輪に、いなりずしがSLのカマに見えなくもない。 1979(昭和54)年に国鉄唯一のSL列車として登場した「SLやまぐち号」は、その後北海道から熊本まで日本全国で登場したSL列車に隠れすっかり地味な存在になったが、現在でも毎シーズンの運行が続けられ、この地域の観光になくてはならぬ存在である。 【山陽本線新山口(しんやまぐち)駅】1900(明治33)年12月3日開業 山口県山口市小郡下郷 【小郡駅弁当株式会社】山口県山口市小郡下郷1329 TEL:083(973)0126 鱒すし(630円) 2005年8月1日に新山口駅駅舎内食堂の駅弁コーナーで購入
山陽新幹線博多開業30周年を記念して、2005年1月23日から9月30日まで販売された、沿線12駅10駅弁業者による「復刻!懐かしの駅弁」シリーズのひとつ。1975年頃に当時の小郡駅で販売されていた、400円の鱒寿司を復刻したという。 昔ながらの駅弁らしい総経木製の折箱を、見るからに昭和してる掛紙で包み、ビニールひもでしばる。ラップに包まれた中身は、昔は駅弁としてありふれていて、今は無予約ではまず買えなくなった、ニジマスの姿寿司。魚の酸味と飯の甘味がよく合っている。その世代には懐かしさを提供し、現代には絶対に生き残れないだろう内容の駅弁。 JR西日本にとっては、2004年度「駅弁の達人」に続く駅弁キャンペーンであったが、4月25日の福知山線事故による自粛ムードのなか、有耶無耶に終わってしまった。 【山陽本線新山口(しんやまぐち)駅】1900(明治33)年12月3日開業 山口県山口市小郡下郷 【小郡駅弁当株式会社】山口県山口市小郡下郷1329 TEL:083(973)0126 小京都味めぐり(880円) 2004年8月13日に新山口駅駅舎内食堂の駅弁コーナーで購入
JR西日本の駅弁キャンペーンに合わせて、2004年5月1日に登場。柄物の正方形発泡材容器に「山口」「萩」「津和野」の文字と各風景を並べた掛紙を使用する。正方形十字分割の松花堂弁当タイプの中身は、津和野のイメージで山菜御飯、山口で柚子味噌、萩名物の夏みかん、他にちらし寿司や穴子天や白身魚フライに玉子焼や煮物など。テーマが散漫な気がするが、個々の食材の味はよい。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。 山陽鉄道開業以来百年の歴史を刻んだ「小郡(おごおり)」駅は、2003年10月1日の新幹線ダイヤ改正を機に現駅名へ改称。JR西日本が新幹線「のぞみ号」停車の条件として駅名改称を地元に突き付けたもので、改称費用4億2800万円をJR50%、山口県25%、市町村25%の割合で負担した。1975(昭和50)年の山陽新幹線岡山・博多間延伸開業の際にも駅名改称が提案されたが、その時は地元や小郡町が強硬に反対して実現しなかった。 昔から小郡町は山口市と合併すべきという意見があり、2003年3月にはいわゆる平成の大合併により山口市・防府市・小郡町・秋穂町・徳地町・阿知須町の二市四町が合併協議会を設置したが、防府と小郡の反対で翌年5月に休止された。 しかし直後に防府市を除く5市町で合併協議会が再設置され、2005年10月1日に遠方から見ればめでたく、地元から見ればおそらく無念の合併により、山口県の県庁所在地である山口市の一角となった。 ※2007年8月補訂:市町合併を追記 ※2004年10月補訂:写真の掲載に伴う解説文の一部追記 【山陽本線新山口(しんやまぐち)駅】1900(明治33)年12月3日開業 山口県山口市小郡下郷 【小郡駅弁当株式会社】山口県山口市小郡下郷1329 TEL:083(973)0126 あなごめし(880円) 2001年11月25日にFujiスーパー保土ヶ谷店駅弁大会で購入
昆布とカツオの出汁で炊いた御飯の上に、特製のタレで焼いた穴子蒲焼が6切れ載り、付け合わせと共に長方形で木製風の発泡材容器に入り、掛紙をかけて880円。こんなことを書くと駅弁屋さんに怒られそうだが、有名な宮島口駅「あなごめし」の廉価版と言えよう。風味は良いが、味はそれなり。 【山陽本線新山口(しんやまぐち)駅】1900(明治33)年12月3日開業 山口県山口市小郡下郷 【小郡駅弁当株式会社】山口県山口市小郡下郷1329 TEL:083(973)0126 鉄道伝説(1,050円) 2004年8月13日に新山口駅駅舎内食堂の駅弁コーナーで購入
2003年11月4日の登場。その前日に放送された瀬戸内海放送、山口朝日放送、愛媛朝日テレビ、広島ホームテレビの瀬戸内地区テレビ局4社の共同製作番組「ふるさと駅弁大賞」で企画制作された駅弁。これは同年10月ダイヤ改正に伴う小郡駅の新山口への駅名改称と、山口県萩市の出身で日本の鉄道の父と呼ばれる井上勝の生誕160年を記念したという。 SLやまぐち号と駅弁の中身の写真をレトロ風にデザインした紙枠を使用、宇部全日空ホテル総料理長の中山氏が、井上勝の留学先であるイギリスをイメージしてプロデュースした中身は、山口県周東町高森牛のローストビーフ、創始者である井上勝他2名の名を農場名に一字ずつ入れた岩手県小岩井のスモークチーズ蒲鉾、萩夏みかんの絞り酢、そしてカレー風味の牛肉大和煮、スコッチエッグやスモークサーモン、俵飯にサンドイッチなど。 高価格帯シティホテルの朝食バイキングに匹敵する、駅弁には悪いが駅弁の枠を越えた上品で良質なお食事に感じ、実際に本格派の洋風弁当として購入者に高い評価を受けているようだ。同じテレビ番組で生まれた他県の3駅弁は早々と売りやめたが、これは2007年時点でも販売継続中。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。 ※2007年8月補訂:販売継続中を追記 ※2004年10月補訂:写真の掲載に伴う解説文の一部追記 【山陽本線新山口(しんやまぐち)駅】1900(明治33)年12月3日開業 山口県山口市小郡下郷 【小郡駅弁当株式会社】山口県山口市小郡下郷1329 TEL:083(973)0126 URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |