| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】SANDWICHES(40銭) 1922年頃調製
1922(大正11)年頃の調製と思われる、昔の糸崎駅弁の掛紙。同年に上野公園で開催された平和記念東京博覧会で英国の皇太子殿下が来日されたことを記念して、全国各地の駅弁屋が同じデザインの記念掛紙を使用したもの。周囲に日本と英国の国旗を配し、右に駅弁名、左下に調製元、下部に日英の歓迎文、上部の2枠は広告枠。 【掛紙】御寿し(500円) 1977年頃調製
入手状況等から1977(昭和52)年の、掛紙から9月23日12時の調製と思われる、昔の三原駅弁の掛紙。掛紙のデザインに地域色はなく、中身は恐らく助六か何かであったのだろう。原版に手書きで追記したのか、当時の他の駅弁の掛紙と比較して、国鉄の観光キャンペーン「一枚のキップから」ロゴマークの形状がだいぶ異なる。 【掛紙】御弁当(600円) 1982年11月22日調製
1982(昭和57)年11月22日13時の調製と思われる、昔の三原駅弁の掛紙。山陽エリアを主とした郷土玩具の各種を版画風に描いているが、その中には聞いたことがないものも少なくない。どういう基準でどうやってこれらをリストアップしたのかが興味深い。 肉めし(900円) 2007年1月12日に横浜松坂屋駅弁大会で購入
2006〜2007年の駅弁大会シーズンに向けた投入か。小振りな長方形の赤い黒塗りの発泡材容器に透明なふたをして、駅弁名を書いたボール紙枠にはめる。中身は味付飯の上に牛肉旨煮と刻み玉子焼を敷き、ポテトと山菜と柴漬けを添える。 つまり「松茸すきやき弁当」から松茸を抜いた廉価版。あるいは空弁向け商品か。神戸で40年の歴史を刻む名駅弁と同名を選択したのは、おそらく不利に働くだろう。駅や空港で実際に売られているかどうかは不明。 【山陽本線三原(みはら)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町 【株式会社浜吉】広島県三原市糸崎四丁目4番8号 TEL:0848(62)2121 昭和十五年復古弁当(900円) 2005年8月1日に福山駅コンコース駅弁売店で購入
少なくとも2004年には登場していた。赤いトレーを入れた正方形発泡材容器に、戦前の糸崎駅の駅弁掛紙を印刷した掛紙代わりのボール紙蓋をして、プラスティックの帯で留める。1940(昭和15)年の糸崎駅弁を再現したという中身は、赤飯に海老フライ・蒲鉾・玉子焼・ママカリ・鳥唐揚・焼鮭・昆布巻・煮物各種・煮豆など。海老と唐揚を除き品質の良さを感じるし、見栄えも整っている。 同じコンセプトの駅弁を東京で出せばマスコミが飛び付くだろうが、ここのものはいまだに完全な無名であり、もったいない。この駅弁は福山駅で買えたが、糸崎駅ではおそらく買えず、三原駅に置かれるかどうかは、分からない。 【山陽本線三原(みはら)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町 【株式会社浜吉】広島県三原市糸崎四丁目4番8号 TEL:0848(62)2121 御弁当(950円) 2005年8月1日に福山駅コンコース駅弁売店で購入
山陽新幹線博多開業30周年を記念して、2005年1月23日から9月30日まで販売された、沿線12駅10駅弁業者による「復刻!懐かしの駅弁」シリーズのひとつ。1976年に三原駅で販売された500円の記念駅弁を、福山駅弁扱いで復刻したという。 正方形に近い発泡材枠容器に木目調の紙蓋をかけて割箸と紙ナプキンを載せ、当時の駅弁掛紙から転用した丸顔新幹線の写真を載せた掛紙で包み、ビニールひもでしばる。中身は型押し俵飯に白身魚、蒲鉾に串蒲鉾、玉子焼、ハム、煮物数点にリンゴなど。そういえば昔のお弁当には、こんなハムが入っていたような。 三原と糸崎の過去の駅弁をなぜか福山の復刻駅弁扱いにしたのは、当時の福山の駅弁業者が一昨年に倒産したばかりで、まだ地元では生々しかったためか。JR西日本にとっては、2004年度「駅弁の達人」に続く駅弁キャンペーンであったが、4月25日の福知山線事故による自粛ムードのなか、有耶無耶に終わってしまった。この駅弁は10月1日以降も販売が継続されている。 【山陽本線三原(みはら)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町 【株式会社浜吉】広島県三原市糸崎四丁目4番8号 TEL:0848(62)2121 松茸めし(950円) 2002年2月17日に川崎さいか屋駅弁大会で購入
経木枠の長方形容器の中に白いトレーを入れ、付け合わせを添えて、味付け御飯の上に半分に割った松茸を散らすもの。この価格でこれだけ松茸を載せるためか、分量は少なくなるが、他の多くの松茸駅弁と異なり松茸をスライスではなく半身で使うため、松茸の食感も一緒に楽しめる。 【山陽本線三原(みはら)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町 【株式会社浜吉】広島県三原市糸崎四丁目4番8号 TEL:0848(62)2121 松茸すきやき弁当(1,050円) 2003年11月8日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
2003年の登場か。トレーを接着した発泡材枠容器に透明なふたをかけてフルカラー印刷のボール紙の枠にはめる。中身はそのパッケージの写真そのままに、炊込御飯の上に松茸と牛すき焼き肉に白ねぎや玉ねぎや牛蒡などが載るもので、味も駅弁名そのもの。松茸の枚数や厚さもそれほど少なくはない印象で、香りは難しいが食感を感じられるレベルにある。 三原駅の駅弁屋の駅弁だが、スーパーの駅弁大会のチラシでは福山駅弁として紹介されることがある。2003年1月の福山駅弁消滅により三原の駅弁屋が福山にも進出したもので、駅や町の格では三原より福山が上であるからか、その後は主に福山で次々に新駅弁を打ち出している。SL時代に遡れば岡山・広島間で最大の駅は福山でも三原でもなく機関車の車庫が置かれた糸崎であり、この駅弁屋さんもその頃は糸崎の駅弁屋であった。 【山陽本線三原(みはら)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県三原市城町 【株式会社浜吉】広島県三原市糸崎四丁目4番8号 TEL:0848(62)2121 URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |