| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】御辨當(?銭) 調製年月日不詳
戦前の調製と思われる、昔の広島駅弁の掛紙。広島付近の地図を描いていると思われるが、現在の地図と照らし合わせても、どこがどれを指すのかがはっきりしない。1943年に羽田別荘その他広島駅構内営業の3社と海田市駅の2社の戦時合併により、現在の広島駅弁当が設立された。 【掛紙】御寿し(20銭) 調製年月日不詳
戦中の調製と思われる、昔の広島駅弁の掛紙。駅名無記載のため駅弁として使われたかどうかは定かでないが、業者名は駅弁屋のもの。広島城と入道雲を背景に戦闘機3機の飛行を描いたものか。インフレ抑制の強攻策として価格を1939年9月18日現在のものに固定するという、同年10月に交付された価格等統制令の適用を示す記号(マル停マーク)が付く。 【掛紙】ひろしま羽田別荘(?銭) 調製年月日不詳
戦中の調製と思われる、昔の広島駅弁の掛紙。駅名も商品名も無記載のため、駅弁の掛紙ではないかもしれない。紙質でも絵柄でも、結果的に第二次大戦の末期となった頃の状況を反映していると思う。 【掛紙】御赤飯(500円) 1977年頃調製
入手状況から1977(昭和52)年の調製と思われる、昔の広島駅弁の掛紙。余計な情報は何も記されも描かれもしていない、シンプルだが後世から見れば物足りないデザインの掛紙。 【掛紙】お弁当(500円) 1977年10月2日調製
1977(昭和52)年10月2日12時の調製と思われる、昔の広島駅弁の掛紙。自動車の少ない広島駅新幹線口、新幹線の旧型車両、調製印代わりのラベルに記されたコンピュータ印字の製造年月日に時代を感じる。 山のおべんとう(700円) 2001年12月31日に広島駅ビル内弁当売店で購入
2001年登場。小柄で底の深い容器の中身は、鮭・昆布・梅のおにぎりがひとつずつと、鳥照焼や玉子焼に加え、ぶつ切りで歯ごたえのある煮物が入る。 広島県山岳連盟が広島駅弁当株式会社に、山歩きに最適な弁当の企画を持ち込んだもの。内容は量は少なめで持ち運びやすい弁当とし、売上金の一部を山岳環境保全基金とした。 【山陽本線広島(ひろしま)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目 【広島駅弁当株式会社】広島県広島市東区矢賀5−1−2 TEL:082(286)0181 http://www.ekibento.co.jp/ 瀬戸のじゃこ飯(777円) 2000年9月2日にどこかで購入
購入時には小判型発泡材容器にまきすを巻いて掛紙をかけていたが、2004年時点で長方形の発泡材容器に掛紙を兼ねたボール紙のふたをしている模様。中身は麦飯の上にじゃこの生姜風味甘辛煮に錦糸卵と海老そぼろをストライプ状に敷き詰め、おかずを添えるもの。味はかなり濃いめ。 価格は740円+消費税でスリーセブン。なお、同じ山陽本線の相生駅に「瀬戸のしゃこめし」という駅弁があり、駅弁大会ではこの両者が高確率で混同される傾向にある。 【山陽本線広島(ひろしま)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目 【広島駅弁当株式会社】広島県広島市東区矢賀5−1−2 TEL:082(286)0181 http://www.ekibento.co.jp/ もぐり寿司(870円) 2001年12月31日に広島駅ビル内弁当売店で購入
1984年登場。長方形のボール紙製容器の中に赤いトレーが入る。中身は酢飯に瀬戸内の小魚やえびや山菜がもぐり、上にはエビやイクラや穴子や椎茸などが載るもの。全体の分量もそうだが、特に具の量が少なく、値段を考えてもやや寂しい内容。普通の幕の内弁当か、冬ならば「しゃもじかきめし」を買いたい。 駅弁でのもぐり寿司といえば、山陰本線松江駅「大和しじみのもぐり寿司」が有名で、広島にももぐり寿司があるとは思わなかった。 【山陽本線広島(ひろしま)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目 【広島駅弁当株式会社】広島県広島市東区矢賀5−1−2 TEL:082(286)0181 http://www.ekibento.co.jp/ きじ釜めし(970円) 2002年2月17日に川崎さいか屋駅弁大会で購入
2000年頃に登場。プラスティックの釜を使用し、中身はキジ御飯の上の中央にキジ肉煮を配置、周囲に薩摩芋・栗・黒豆・シメジ・うずら卵などを配置するもの。栗と薩摩芋がかなり甘い点(私は好きだが)を除き、飯も鳥もしゃきっとした味と食感が楽しめる。 【山陽本線広島(ひろしま)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目 【広島駅弁当株式会社】広島県広島市東区矢賀5−1−2 TEL:082(286)0181 http://www.ekibento.co.jp/ 広島名物松茸釜めし(1,000円) 2006年2月19日にダイエー横浜店駅弁大会で購入
2005年の登場か。この形状ははたして釜なのかとも思う、赤く浅いプラ製釜飯容器に割り箸を置いて輪ゴムで縛り、商品名と中身写真を載せた紙枠にはめる。中身は牛肉細切れも載った松茸釜飯。広島名物でもなんでもないと思う、特徴なき釜飯風弁当。 群馬県の横川(よこかわ)駅弁のおかげで釜飯には駅弁のイメージがあるので、新幹線拠点駅に釜飯駅弁があるのは良いと思う。ただ、現地での販売は確認できていない。なお、東隣の駅弁屋である三原駅の浜吉に同名の定番駅弁があるほか、JR広島駅の西隣の駅は、群馬と同一表記の横川(よこがわ)駅。 【山陽本線広島(ひろしま)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目 【広島駅弁当株式会社】広島県広島市東区矢賀5−1−2 TEL:082(286)0181 http://www.ekibento.co.jp/ 御弁当(1,000円) 2005年8月1日に広島駅新幹線乗換改札脇弁当店「あじろや」で購入
山陽新幹線博多開業30周年を記念して、2005年1月23日から9月30日まで販売された、沿線12駅10駅弁業者による「復刻!懐かしの駅弁」シリーズのひとつ。1975年頃に広島駅で販売されていた500円の幕の内弁当を復刻したという。ただし、復刻したのは掛紙だけで、中身はオリジナル。プレスリリースでの駅弁名は「昭和50年復刻御弁当」。 経木枠の長方形容器に木目調の紙蓋をかけて、昔の掛紙の画像をスキャニングした掛紙で包み輪ゴムで縛り、割箸ごとラップに包む。中身は上等幕の内駅弁で、白ゴマの日の丸御飯に銀ムツ西京焼、蒲鉾、玉子焼、牛肉、昆布巻、煮物など。品質は良いがやや高価で、掛紙の写真はぼやけて切符の図柄が変だし、やはり売店では駅弁に見えない弁当ばかり扱っている。この弁当に罪はないが、広島駅を駅弁販売駅と見なすのは、適当でないかもしれない。 JR西日本にとっては、2004年度「駅弁の達人」に続く駅弁キャンペーンであったが、4月25日の福知山線事故による自粛ムードのなか、有耶無耶に終わってしまった。この駅弁は10月1日以降も販売が継続されている。 【山陽本線広島(ひろしま)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目 【広島駅弁当株式会社】広島県広島市東区矢賀5−1−2 TEL:082(286)0181 http://www.ekibento.co.jp/ 広島名物松茸ご飯(1,050円) 2004年10月30日に横浜松坂屋駅弁大会で購入
広島駅の秋季限定の駅弁。駅弁図鑑西日本版では「時価」と恐ろしい表現になっているが、同じく昔の資料で時価とされた著名駅弁「しゃもじかきめし」と同様、1,050円に収まるのだと思う。薄く小さい発泡材の長方形容器にボール紙で蓋をして、広島駅弁らしくラップで密封する。中身はそのまんま、鶏照焼を添えた松茸御飯。1ミリ厚5切れの松茸で香りと食感をギリギリ確保していた。 【山陽本線広島(ひろしま)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目 【広島駅弁当株式会社】広島県広島市東区矢賀5−1−2 TEL:082(286)0181 http://www.ekibento.co.jp/ 味めぐり 広島紀行(1,260円) 2004年10月2日に広島駅ホーム側弁当等売店で予約購入
JR西日本の駅弁キャンペーンに合わせて2004年5月1日登場。小柄な紙底紙蓋経木枠の木目調長方形容器をふたつ重ねて、ボール紙の扉を閉じて輪ゴムでしばる。中身はそれぞれ六分割され、下段はじゃこ飯や菜飯に黄桃やグレープフルーツ、上段は小いわし南蛮煮、わに(サメ)揚げ物、煮タコ、穴子巻玉子、じゃがバターなど。広島北部の郷土料理らしいサメ料理が入るのはとても珍しい。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。 個々の食材の個性とサイズが大きく、風味も雰囲気も良い駅弁。しかし箸袋に「仕出し料理 あじろや」と脱駅弁のブランド名を掲げていたり、普段の広島駅での弁当販売状況を見ると、この調製元は駅弁への関心が薄いのではないかと思われてならない。 ※2004年11月補訂:写真の追加と解説文の一部改訂 【山陽本線広島(ひろしま)駅】1894(明治27)年6月10日開業 広島県広島市南区松原町2丁目 【広島駅弁当株式会社】広島県広島市東区矢賀5−1−2 TEL:082(286)0181 http://www.ekibento.co.jp/ URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |