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山陽山陰の駅弁岡山県・岡山駅祭ずしの駅弁 (8種類・1枚収蔵)

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■ JR西日本・山陽本線 岡山駅 2004年8月15日訪問

地図 駅名標駅舎駅構内

 新大阪から新幹線で約50分。山陽新幹線と山陽本線が接続し、四国や山陰への路線を分ける、中国地方一の鉄道ターミナル。岡山市は瀬戸内海に面する人口約66万人の城下町で、商工業や農業あるいは行政の中心地として広域拠点の地位を保ち続ける。駅弁は戦前からの駅弁屋「三好野本店」が駅構内各所に駅弁売店を構えて多種の駅弁を販売する。1891(明治24)年3月18日開業、岡山県岡山市元町1丁目。
地図出典:国土画像情報(国土交通省)http://w3land.mlit.go.jp/WebGIS/  写真出典:館長の現地訪問時の撮影

【掛紙】祭ずし(500円) 1977年頃調製

昔の駅弁掛紙

 入手状況等から1977(昭和52)年の調製と思われる、昔の岡山駅弁の掛紙。パッケージの形状は現在の岡山駅弁「桃太郎の祭ずし」と同様だが、そのデザインのコンセプトは大きく異なり、こちらは駅弁名どおりお祭りのイメージだ。
催事駅弁 岡山名物祭ずし(580円) 2006年9月17日にワールドポーターズビブレで購入

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外観 外観 中身

 2006年秋の駅弁催事で登場した催事用商品。駅弁ではなく「駅弁屋の味」。実在の駅弁屋が作っているようだが、駅売りはないようで、パッケージにも「こちらの商品は駅では販売しておりません。」の注記もある。

 約11センチ四方の発泡材容器の中に甘めの酢飯を詰めて錦糸卵を敷き、ママカリ酢漬、サワラ酢漬、椎茸、蓮根、有頭海老などを貼り付ける。内容は岡山駅弁らしいし、風味も岡山駅弁のもの。具の密度が濃い分だけ、岡山駅弁の通常版より感覚的な豪華さは上だろう。現地にミニ祭ずしの需要があれば、併売されてもよいと思う。

【山陽本線岡山(おかやま)駅】1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市元町1丁目
【株式会社三好野本店】岡山県岡山市桑野131−6 TEL:086(200)1717
 http://www.miyoshino.com/
八角祭弁当(900円) 2008年11月22日に岡山駅新幹線コンコース弁当売り場で購入

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 2007年までには登場していた模様。正八角形の経木枠容器に、調製元汎用のボール紙のふたをして、輪ゴムで留めてラップで包んで調製シールを表裏に貼り、大阪と岡山の名物駅弁の名前を足して2で割ったような名前を付ける。

 赤いプラ製トレーに収まる中身は、半分が岡山駅弁名物の祭ずし、半分が焼醤油鮭、鶏肉山賊焼、牛肉うま煮、昆布巻にがんもどきにサトイモやゴボウなどの煮物、玉子焼、ひじきなど。つまり、祭ずしにおかずを付けたもので、駅弁でも街弁としても活躍できそうなタイプ。

【山陽本線岡山(おかやま)駅】1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市元町1丁目
【株式会社三好野本店】岡山県岡山市桑野131−6 TEL:086(200)1717
 http://www.miyoshino.com/
桃太郎電鉄まつりずし〜すちゃらかトレインの旅(900円) 2003年2月8日に川崎さいか屋駅弁大会で購入

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 プレイステーション用ゲームソフト「桃太郎電鉄](ばってん)」の発売にタイアップし、2001年12月に登場。開発元の関係者が駅弁屋の社長と知り合いで、サンリオ「ハローキティ」を駅弁にしたのに我が社のものは使わないのか旨の提案を受けたことが、開発のきっかけであるらしい。

 岡山駅弁名物の祭ずしを、桃太郎電鉄のキャラクターをデザインした容器に入れ、JR西日本エリアが舞台のすごろくとなるパッケージに収めた。100ポイント集めると駅弁1,000円分と交換できるという、ポイント付桃太郎電鉄トレーディングカードが入り、当たりが出るとサイコロが入っているというから、筆者が購入したものは当たりだった模様。味はおなじみのまつりずし。

 ハドソンのゲームソフト「桃太郎電鉄」とは、ファミコン用ロールプレイングゲーム「桃太郎伝説」のキャラクターを流用したファミコン用ボードゲームソフトで登場し、その後に対応ハードを変えながらバージョンアップを重ねる人気ソフト。日本列島をすごろくにして、鉄道路線や各都市の商店を売買して遊ぶ。その中には駅弁屋もいくつか含まれているのだが、バージョン10にしてとうとう本物の駅弁屋さんとタイアップするとは驚いた。2002年3月31日には香川県・予讃線鬼無駅前に石像が建ったとか。

※2007年1月補訂:エピソードの追記
※2004年10月補訂:調製元の所在地と電話番号の変更

【山陽本線岡山(おかやま)駅】1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市元町1丁目
【株式会社三好野本店】岡山県岡山市桑野131−6 TEL:086(200)1717
 http://www.miyoshino.com/
桃太郎の祭ずし(950円) 2004年8月15日に岡山駅新幹線高架内駅弁売店で購入
 
2004年度JR西日本「駅弁の達人」  2005年6月12日山陽放送「日本列島 駅弁88ヶ所」
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 1963(昭和38)年に「祭りずし」として登場。岡山駅弁といえば祭ずし。ピンク色をした桃型のプラスティック容器を使用、備前米の寿司飯の上に錦糸卵を敷き詰め、ママカリ・椎茸・えび・アナゴ・タケノコなどを散らしている、名前どおりの華やかな駅弁。量は見た目ほど多くない。

 岡山には「ばらずし」という郷土料理があったが、これを駅弁にすると保存性が悪い、しかし具を刻まずに載せれば大丈夫だと駅弁を開発し、これに駅弁屋が祭ずしという名前を付けたもの。そのうちに、日本国民のほぼすべてが童話で知っている「桃太郎」の名を冠し、今や岡山の名産や名物とまで認識されるようになった。

 2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁で、その指定に伴い同年5月1日に中身をリニューアル、海老がボイル開きから有頭に、穴子が刻みから切り身になるなど、価格を変えないままグレードアップされ、見栄えも風味も増した。

※2007年1月補訂:エピソードの追記
※2004年10月補訂:写真の更新、調製元の所在地と電話番号の変更
※2004年5月補訂:「駅弁の達人」対象化とリニューアルの内容を追記

【山陽本線岡山(おかやま)駅】1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市元町1丁目
【株式会社三好野本店】岡山県岡山市桑野131−6 TEL:086(200)1717
 http://www.miyoshino.com/
三好野花壇お祭り弁当(1,100円) 2007年1月13日に岡山で入手
 2005年6月12日山陽放送「日本列島 駅弁88ヶ所」
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 岡山駅の準駅弁。発泡材の長方形容器を二段重ねにしてその高さだけあるボール紙で上から包む。中身は下段が岡山駅弁名物まつりずし、上段がおかずで海老天や玉子焼や海老団子や肉団子など。準駅弁と書いたのは、駅弁としての紹介例や収穫報告がほとんどなく、公式サイトでも駅弁というよりむしろ仕出し弁当や街弁として紹介されるため。購入当時は1,050円、2008年7月15日から1,100円。

※2008年8月補訂:値上げを追記
※2007年4月補訂:写真の掲載

【山陽本線岡山(おかやま)駅】1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市元町1丁目
【株式会社三好野本店】岡山県岡山市桑野131−6 TEL:086(200)1717
 http://www.miyoshino.com/
塗り箱入り祭ずし(1,250円) 2004年8月15日に岡山駅新幹線高架内駅弁売店で購入
 
2004年度JR西日本「駅弁の達人」
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 上記「桃太郎の祭ずし」の一人用豪華版。容器にプラスティック製の塗り箱容器を使い、中身の具にシャコやイクラや花蓮根が加わる。外観も中身も見栄えは格段にこちらが上で、味は当然にほぼ同じ、つまりすぐ食べるのは「桃太郎」で持ち帰るのは「塗り箱」と使い分けるのが良いと思う。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。

※2004年10月補訂:写真の掲載、調製元の所在地と電話番号の変更

【山陽本線岡山(おかやま)駅】1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市元町1丁目
【株式会社三好野本店】岡山県岡山市桑野131−6 TEL:086(200)1717
 http://www.miyoshino.com/
丹波焼火襷容器入り祭ずし(1,350円) 2003年1月21日に京王百貨店駅弁大会で購入

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 2001年の登場。なぜか兵庫県丹波焼の美しい容器を使用し、中身は御飯の上に錦糸卵が敷かれ、ママカリやエビや椎茸やタケノコが載る、つまり岡山名物祭ずし。量は少なく、価格の多くは容器代に費やされているようだが、確かに容器に手抜かりはなく、茶碗として十分実用に耐えるばかりでなく観賞用にも向く。福井の業者が「日本窯元めぐり」として加賀温泉・名古屋・豊橋・草津・岡山・和田山の各駅の駅弁業者に声を掛け、同じ大きさの容器と同じ値段で6種の駅弁をプロデュース、駅弁大会に売り込んだのだろう。現地で入手できるかは不明。

 火襷(ひだすき)とは、焼き物を焼く際にワラを巻くことで、巻いた部分に模様を付ける手法。もともとは器を一度に大量に焼く際に器同士がくっつかないようにワラを挟んだものが、後に装飾目的に使われるようになった。

※2004年10月補訂:調製元の所在地と電話番号の変更

【山陽本線岡山(おかやま)駅】1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市元町1丁目
【株式会社三好野本店】岡山県岡山市桑野131−6 TEL:086(200)1717
 http://www.miyoshino.com/
贈答用祭ずし(2,500円) 2004年1月24日に阪神百貨店駅弁大会で購入

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 岡山駅祭ずし駅弁の最高峰。ふたの絵柄も美しいプラスティック製の立派な重箱を桃色の和紙製風呂敷で包み、それを手に持つとかなりの重量感。中身はつまり岡山駅弁の祭ずしだが、甘みのある酢飯がたっぷり敷かれ、海老が有頭になり、ママカリやサワラの酢締めに焼穴子などの具は、個々も全体の配置も見た目に格段に美しく、それらになんとなく厚みと旨味を感じる。

 朝飯用にひとりで平らげてしまったが、後で聞くと三人前とのことで、確かに具はすべて3の倍数個入っていた。分量が一人前という通常の駅弁の制約が外れたことで、より備前伝統のばらずしに近付いているのだと思う。予約制だが、まれに市販されることがあるらしい。

※2004年10月補訂:調製元の所在地と電話番号の変更

【山陽本線岡山(おかやま)駅】1891(明治24)年3月18日開業 岡山県岡山市元町1丁目
【株式会社三好野本店】岡山県岡山市桑野131−6 TEL:086(200)1717
 http://www.miyoshino.com/
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2001年6月17日開設 2009年4月18日更新
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