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地サバすきやき銀の鯖丼(950円) 2006年11月1日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入

掛紙 外観 外観
外観 中身 中身

 石見銀山の世界遺産への登録を題材にして2007年11月に登場。赤い木目調の細長い発泡材容器に、サバや銀貨や古地図を描いた掛紙を巻き、ゴムでしばる。中身は白御飯の上に糸こんにゃくやタマネギやささがきごぼうなどを敷いたうえで焼き鯖を載せた、駅弁名どおりのすき焼き風の鯖丼。だしのボトルと大和芋おろしのパックが添えられており、これをかけてもよい旨の案内が緑色の紙に書いてある。分量は少なめだが個性ある内容。

 400年前に日本一かつ世界有数の銀山として栄え、しかし江戸時代までに資源枯渇により衰退、その当時の町並みが地味に少々の観光客を集めていた石見銀山。2007年5月に世界遺産への登録延期勧告が報道されるまで、石見を「いわみ」と正しく読める人も多くなかったと思うが、翌月に巻き返して登録を獲得するとやはり、観光客が大挙して押し寄せることになる。

 地元ではマイカーや観光バスの乗り入れ禁止に加えて路線バスを廃止に追いやろうとするまで来客を迷惑がっている模様で、それならばなぜ世界遺産への登録を頑張っていたのかと思う。なお、松江と石見銀山は今でこそ同じ島根県であるが、銀山が栄えた頃は出雲と石見で別の国であり、特急とバスを乗り継いで2時間弱かかる間柄。

【山陰本線松江(まつえ)駅】1908(明治41)年11月8日開業 島根県松江市朝日町
【合資会社一文字屋】島根県松江市平成町182番19 TEL:0852(22)3755
 http://www.ichimonjiya.jp/
赤貝めし弁当(950円) 2006年11月1日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入

掛紙 掛紙 外観
外観 中身 中身

 10〜3月限定の駅弁。松江駅弁の他の商品と同じ構造のパッケージ。中身は赤貝も混じる炊込飯の上にシラウオや赤貝などを載せて、有頭海老や竹輪などを添えるもの。この赤貝飯も松江の郷土料理だそうだが、ここは他の駅弁にもそういう枕詞が付くので、とにかく目立たない駅弁。弁当の風味や実力に関係なく、売り場で最後まで残っていそうなタイプ。

 赤貝に関する記述がパッケージにある。宍道湖に隣接する中海はかつて、全国有数の赤貝こと二枚貝サルボウの産地であったが、1949(昭和24)年から漁獲高が減り始め、ヘドロの堆積や沿岸の干拓その他の環境変化により、10年でほぼなくなり今に至る。中海の水質改善は事実上始まったばかりで、仮に資源が回復したとしてもそれまでには沿岸の赤貝文化は消えてしまうだろうが、駅弁ではどこまで残ってくれるだろうか。

【山陰本線松江(まつえ)駅】1908(明治41)年11月8日開業 島根県松江市朝日町
【合資会社一文字屋】島根県松江市平成町182番19 TEL:0852(22)3755
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大和しじみのもぐり寿し(900・950・1,050円) 

 1987(昭和62)年の登場。しじみを用いた駅弁とは珍しい。長方形の容器の中は、酢飯に宍道湖で取れるしじみが混ぜられていて、しじみが飯にもぐっているからもぐり寿し。他には白魚や白魚の天ぷらやきざみ海苔も載るが、殻付きエビは余計な気がする。

 海水と淡水が混ざり合う水域に生息するシジミは、宍道湖の干拓に伴う淡水化事業でこの地から姿を消す予定であったが、地元の反対と公共事業見直しの機運により無期限延期となり、現在でも駅弁で食べられる。

【山陰本線松江(まつえ)駅】1908(明治41)年11月8日開業 島根県松江市朝日町
【合資会社一文字屋】島根県松江市平成町182番19 TEL:0852(22)3755
 
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出雲大社参拝記念招福ちらし(1,050円) 2002年11月10日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入

掛紙 外観 中身

 長方形の発泡材容器を金ぴかのパッケージに入れる。中身は縁起の良い食材ということで鯛・エビ・鴨肉・宍道湖産ウナギ・シラウオなどをていねいに載せるちらしずし。味や量というより見た目にとても縁起の良い駅弁だ。

 出雲大社へは国鉄大社線が出雲市から分岐していたが、国鉄廃止対象線転換の最後となる1990年3月で廃止、現在は出雲市からバスまたは松江から一畑電車を乗り継ぐ。なお、1993年3月に神西駅を「出雲大社口」に改称したが、出雲大社までの交通手段がなく利用者が戸惑い、1999年3月に出雲神西への再改称を余儀なくされた。

【山陰本線松江(まつえ)駅】1908(明治41)年11月8日開業 島根県松江市朝日町
【合資会社一文字屋】島根県松江市平成町182番19 TEL:0852(22)3755
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松江堀川遊覧おべんとう(1,400円) 2002年11月10日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入

掛紙 外観 中身

 小泉八雲の生誕150年を記念して、2000年に登場。優雅な松江堀川遊覧をイメージし宍道湖七珍味と松江銘菓を織り込んだという中身は、ほぼ正方形の容器を内部で9分割、トビウオのでんぶ寿し・かに寿し・大和しじみもぐり寿しの3種の御飯、ウナギ・海老・酢の物などが5区画、真ん中の1区画には松江名菓。内容に過不足はなく、多品種少量の具を詰めた高級駅弁はこうあってほしいと思える完成度の高い駅弁だと思う。購入当時は1,300円、2008年7月25日から1,400円。

 宍道湖七珍味とはスズキ・モロゲエビ・ウナギ・あまさぎ(ワカサギ)・シラウオ・コイ・シジミのことだそうで、頭文字を取って「相撲足腰」と覚えるそうな。

※2008年8月補訂:値上げを追記

【山陰本線松江(まつえ)駅】1908(明治41)年11月8日開業 島根県松江市朝日町
【合資会社一文字屋】島根県松江市平成町182番19 TEL:0852(22)3755
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ごきげんべんとう(1,500円) 

 1988(昭和63)年頃に登場した、駅弁史上で初めて日本酒を2本も入れた駅弁。日本酒の瓶を2本描いた長方形の容器の中身は、表紙の絵そのままの一合瓶が2本入り、もちろん駅弁なので御飯物とおかずが入っているが、牛肉すき焼き、わかさぎ甘露煮、白魚天、赤貝煮付け、ズワイガニなど、俵飯4つの他はどこからが付け合わせなのかが迷うほど多種少量のおかずが収められている。ただし予約制。

【山陰本線松江(まつえ)駅】1908(明治41)年11月8日開業 島根県松江市朝日町
【合資会社一文字屋】島根県松江市平成町182番19 TEL:0852(22)3755
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2001年6月17日開設 2008年7月24日更新
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