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関西の駅弁和歌山県・和歌山駅・寿司の駅弁 (6種類・1枚収蔵)

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【掛紙】紀州名物 柿の葉寿し(500円) 1977年頃調製

昔の駅弁掛紙

 入手状況等から1977年の調製と思われる、昔の和歌山駅弁の掛紙。シンプルだが風情のあるデザインだと思う。昔も今も柿の葉寿司の駅弁は土産物としての機能が大きいのか、この掛紙には例えば空き箱は列車のデッキへ等の、車中消費を意識した注意書きがない。
高菜めはり寿し(600円) 2003年1月13日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 外観 外観 中身

 めはりずしの駅弁は紀伊勝浦や新宮など南紀のものというイメージがあるが、その和歌山県の最北端でも県庁所在地である和歌山駅にも存在している。小柄な紙箱のトレーを入れて、酢飯を完全に目張りする形で高菜を巻いためはりずしが、にぎり寿司サイズの大きさで6個入る。「めはり」の由来はこの目張りにあるという説もある。

【紀勢本線和歌山(わかやま)駅】1924(大正13)年2月28日開業 和歌山県和歌山市美園町
【株式会社水了軒】和歌山県和歌山市美園町5−12−1 TEL:073(424)3141
 http://www.w-suiryoken.co.jp/
熊野牛の巻寿し(800円) 2004年9月4日に和歌山駅ビル内駅弁売店で購入
 
2004年度JR西日本「駅弁の達人」
掛紙 外観 外観 中身

 JR西日本の駅弁キャンペーンに伴い、2004年5月1日に登場した、他では牛肉駅弁の松阪駅付近にしかないと思う牛巻寿司駅弁。熊野牛を高菜で巻いて、酢飯で巻いて、海苔で巻いて太巻とし、八分割にスライスして細長いパッケージに詰める。

 そぼろやしぐれでなく薄切焼で入った牛肉がジューシーで、海苔や高菜が隠し味となりそれを引き立てる、もちろん飯の品質も良くなければならないだろう、容器が小柄で目立たないが、味がいつまでも記憶に残る駅弁。

 キャンペーンへの応募用シールが紙箱に直接印刷されているので、駅弁掛紙を切り刻むことに抵抗があるコレクターには、応募を諦めるか、断腸の思いでハサミを入れるか、または二個買うかの選択を迫られる。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。

※2004年10月補訂:写真の掲載と解説文の改訂

【紀勢本線和歌山(わかやま)駅】1924(大正13)年2月28日開業 和歌山県和歌山市美園町
【株式会社水了軒】和歌山県和歌山市美園町5−12−1 TEL:073(424)3141
 http://www.w-suiryoken.co.jp/
紀州寿司めぐり(1,000円) 2004年12月11日に和歌山駅ビル内駅弁売店で予約購入
 
2004年度JR西日本「駅弁の達人」
掛紙 外観
外観 外観 中身

 2004年頃の登場か。木目調な長方形の発泡材容器を、昔は紀州によくあったのだろうか、のれんに寿司と掲げた茶店のイラストを描いた、大きな掛紙ですっぽり包む。中身は正方形に2×4=8分割され、そのひとつひとつに、めはり寿し、太刀魚寿司、こけら寿司、さんま寿司、小鯛雀寿し、柿の葉寿し、梅寿し、わさび寿司と、スシの名の付く以外は共通点に乏しい食材が8種9個入る。

 それぞれがとても個性的、悪気はないがまるで好き嫌いチェックのよう。全部がおいしく食べられたら、きっと国内の料理や食材に怖いものはない。私は梅干しとワサビが苦手なので、そのふたつに食感の良さを感じつつ、風味に泣きながら食べた。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。

※2005年3月補訂:写真の掲載と解説文の大幅手直し

【紀勢本線和歌山(わかやま)駅】1924(大正13)年2月28日開業 和歌山県和歌山市美園町
【株式会社水了軒】和歌山県和歌山市美園町5−12−1 TEL:073(424)3141
 http://www.w-suiryoken.co.jp/
えびずし(1,030円) 2003年7月27日に和歌山駅阪和線ホーム上そば屋で購入

掛紙 外観 外観 中身

 1969(昭和34)年の登場。庄内米ササニシキの酢飯に天然物のゆで海老を載せた、寿司屋でよく見掛けるタイプの海老の握り寿司が6個、レモンとだし醤油付きで経木枠の長方形の箱の中に入っている。エビが見てつややか、食べてプリプリで、寿司屋で握ってもらう味に匹敵すると評判が良い。

 改札内外に数軒の駅弁売店や駅そば屋がある和歌山駅でも、この商品は阪和線ホームでのみ販売されている。同じ売店でプラ容器のえびずしは、5個入り480円で販売されており、単価がえらく違うが不思議と共存している。

【阪和線和歌山(わかやま)駅】1924(大正13)年2月28日開業 和歌山県和歌山市美園町
【有限会社阪和第一食堂】和歌山県和歌山市太田578 TEL:073(472)1903

小鯛雀寿し(1,050円) 2002年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 外観 中身

 1899年頃の登場。木の香りが漂ってくるような定期券3枚分くらいの大きさの容器の中に、鯛の握り寿司が6個入って1,050円。さすがに鯛は高い。だから、酢飯はもう少し形を整えたほうが良かったかもしれない。

 味は他の握り鯛寿司駅弁と変わらないのだが、フルカラーのパッケージにのし紙がついてしおりまで入り、これを読むだけでも楽しい。小鯛雀寿しは廃れた紀州名物を駅弁で再現したものの、逆に郷土料理ではなく名物駅弁として世に知られてしまったそうな。

【紀勢本線和歌山(わかやま)駅】1924(大正13)年2月28日開業 和歌山県和歌山市美園町
【株式会社水了軒】和歌山県和歌山市美園町5−12−1 TEL:073(424)3141
 http://www.w-suiryoken.co.jp/
小鯛雀寿し 特上(2,250円) 2004年9月4日に和歌山駅ビル内駅弁売店で購入
 
2004年度JR西日本「駅弁の達人」  2005年6月12日山陽放送「日本列島 駅弁88ヶ所」
掛紙 外観
外観 外観 中身

 個数やグレードで数種類が販売されている「小鯛雀寿し」の、駅弁では最高価格のパッケージ。特に高級感のない発泡材の正八角形容器を、金箔銀箔を織り込んだ高級感のある厚手のボール紙容器に入れる。中身は小鯛の握り寿司が放射状にたった五個だけ、つまり一個562.5円換算。

 これは街で丼物一杯が食べられる値段で、それだけ希少で高級な品物なのであろう。夏の暑い時期に購入したためか小鯛はやや塩辛かったが、その弾力性豊かな身を飯と共に口に含めば、尾ヒレがまるで生きているようにプルンプルンと跳ねる様は、他の駅弁はもちろん普通の寿司屋でも味わえないのではないかと思う。

 しかしこれを2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁としてしまうところはなかなか罪作り。土産物としては20個入り8,500円などというパッケージもある。

※2004年10月補訂:写真の掲載と解説文の改訂

【紀勢本線和歌山(わかやま)駅】1924(大正13)年2月28日開業 和歌山県和歌山市美園町
【株式会社水了軒】和歌山県和歌山市美園町5−12−1 TEL:073(424)3141
 http://www.w-suiryoken.co.jp/
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2001年6月17日開設 2005年3月19日更新
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