| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】御辨當(20銭) 調製年月日不詳
戦前の調製と思われる、昔の豊橋駅弁の掛紙。豊橋の地名は豊川に架かる東海道の橋の名に由来するそうで、その橋の当時の姿が描かれているようだ。 【掛紙】御鮨(20銭) 1929年4月27日調製
1929(昭和4)年4月17日の調製と思われる、昔の豊橋駅弁の掛紙。上の駅弁でイラストとして描かれた豊橋が、こちらではモノクロ写真で掲載される。また、その上部の略地図により当時の航路や市街の範囲が分かる。 【掛紙】三河路(820円) 2001年1月1日に豊橋駅で購入
2001(平成13)年1月1日16時の調製と思われる、昔の豊橋駅弁の紙蓋。豊橋の鬼まつり、といってもピンと来ないが、国の重要無形文化財であり毎年2月に約6万人の観客を集める一大イベント。となると、紙蓋の絵柄をもっと工夫して興味を引くようにしたいもの。 幕の内弁当(710円) 2003年7月21日に豊橋駅新幹線乗換通路駅弁売店で購入
豊橋駅の幕の内弁当。小さい梅干しの日の丸御飯に焼魚・蒲鉾・玉子焼その他という、変哲のない幕の内駅弁。外観はまともだが中身は透明トレー内の空き地の多さで見栄えを落としているため、具の小ささや味気なさを感じてしまった。稲荷寿しや手筒花火等の他の駅弁を選択したほうが良い。 【東海道本線豊橋(とよはし)駅】1888(明治21)年9月1日開業 愛知県豊橋市花田町西宿 【合資会社壷屋弁当部】愛知県豊橋市白河町11番地 TEL:0532(31)1131 幕の内おべんとう(750円) 2007年8月12日に豊橋駅新幹線乗換通路駅弁売店で購入
豊橋駅の幕の内弁当。駅弁名と価格は異なるが中身は上記「幕の内弁当」と同一なので、値上げを伴う改訂か。相変わらず本当に特徴がない内容。一応品質は良さげで、ミニちくわが微妙に豊橋を主張している。 【東海道本線豊橋(とよはし)駅】1888(明治21)年9月1日開業 愛知県豊橋市花田町西宿 【合資会社壷屋弁当部】愛知県豊橋市白河町11番地 TEL:0532(31)1131 毎月0の付く日は駅弁の日(820円) 2003年7月26日に豊橋駅新幹線乗換通路駅弁売店で購入
1990年代に日本鉄道構内営業中央会静岡支部加盟の駅弁業者6社が共同でプロデュースした、毎月10,20,30日に販売される幕の内駅弁。掛紙は全社共通だが中身はおそらく各社独自のもので、豊橋駅のものはおかずに鰻蒲焼と竹輪を入れて豊橋をアピールしている。他は青ジソと胡麻を少量かけた白御飯に煮物や焼魚やかき揚げなど。強度のない発泡材容器に透明の立体蓋をして掛紙をかけてビニールひもでしばる。 なお、これはなぜか販売日でないはずの年7月26日に売られていたもの。掛紙記載の6駅弁業者のうち、清水駅の(資)やすい軒は駅弁販売から既に撤退しているが、他の5社は安泰か。 【東海道本線豊橋(とよはし)駅】1888(明治21)年9月1日開業 愛知県豊橋市花田町西宿 【合資会社壷屋弁当部】愛知県豊橋市白河町11番地 TEL:0532(31)1131 三河路花の味めぐり(880円) 2005年8月6日に豊橋駅新幹線コンコース駅弁売店で購入
名前は可憐だが、つまり豊橋駅の並等幕の内駅弁。花の写真を載せた専用の長方形ボール紙容器を、セロテープで封をして割箸も無造作にセロテープで貼る。中身は日の丸御飯に焼鮭と蒲鉾と玉子焼、エビフライと魚フライ、煮物と付け合わせ。 食いっぱぐれ防止の車中食として機能的だが、旅の食事としては見ても食べても寂しい感じ。旅の思い出にするには別の駅弁を選びたいが、豊橋駅の駅弁売店で幕の内と助六以外の駅弁が置いてある光景をほとんど見ていないような。 【東海道本線豊橋(とよはし)駅】1888(明治21)年9月1日開業 愛知県豊橋市花田町西宿 【合資会社壷屋弁当部】愛知県豊橋市白河町11番地 TEL:0532(31)1131 花まつり弁当(900円) 2003年12月20日に豊橋駅新幹線乗換通路駅弁売店で購入
愛知県奥三河地方の東栄町、豊根村、津具村の神事芸能「花まつり」を題材にした駅弁。鬼面と舞人を描く長方形のボール紙容器に黒いトレーを入れる。中身は山菜おこわにシメジの天ぷらやワカサギ南蛮煮など。中身のコンセプトが不明なうえにおかずの見た目も食感もくすみがちで、やや残念な印象の駅弁。中身の渋さを補うウンチクは欲しい。 鎌倉時代に伝わったとされる花祭は、毎年秋から冬にかけて夜を徹して舞うことで悪霊祓除や五穀豊穣を願うもので、1976(昭和51)年には国の重要無形民俗文化財に指定されているが、観光的にはほぼ無名な存在だと思う。 【東海道本線豊橋(とよはし)駅】1888(明治21)年9月1日開業 愛知県豊橋市花田町西宿 【合資会社壷屋弁当部】愛知県豊橋市白河町11番地 TEL:0532(31)1131 中華風幕の内(950円) 2008年3月20日に豊橋駅在来線改札内コンコース駅弁売店で購入
昭和の頃からありそうな雰囲気のある駅弁。正八角形の経木枠容器に木目柄のボール紙でふたをして、龍と中国・北京の天安門を思わせる絵柄を載せる古風な掛紙をかけて、ひもで十字にしばる。中身は白御飯にエビチリ、牛肉炒め、オムレツ、鳥肉団子、ビーフン、ザーサイなど。 内容は確かに中華風だが、崎陽軒と横浜中華街のお膝元でそういう料理をよく食べている目では、見た目も風味も厳しい評価になる。逆に豊橋でこういう駅弁を出して、どんな客層が付いてるのだろうかと気になる。少なくとも腹は満ちるし、個性もある。 【東海道本線豊橋(とよはし)駅】1888(明治21)年9月1日開業 愛知県豊橋市花田町西宿 【合資会社壷屋弁当部】愛知県豊橋市白河町11番地 TEL:0532(31)1131 手筒花火(1,000円) 2002年11月10日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
1987年11月に「新幹線グルメ」キャンペーンで登場した駅弁。経木を巻いた二段重ねの円筒形容器を使用、下段は円筒形の巻き寿司が打ち上げ花火の断面状に配置され、上段は海老天に焼き魚に煮物に、そして豊橋名物チクワも入っている。良好な味に加え特徴的な構成は、駅弁の名品と断言して過言ではない。手筒花火の由来を記したしおり付き。 1950年に誕生した日本初の「民衆駅」である豊橋駅舎は1970年に建て替えられ、さらに1996年には真新しい橋上駅舎に生まれ変わった。 【東海道本線豊橋(とよはし)駅】1888(明治21)年9月1日開業 愛知県豊橋市花田町西宿 【合資会社壷屋弁当部】愛知県豊橋市白河町11番地 TEL:0532(31)1131 うなぎ飯(1,050円) 2008年3月20日に豊橋駅在来線改札内コンコース駅弁売店で購入
豊橋駅伝統の駅弁。小ぶりで深めな経木枠の長方形容器を使用。中身は白御飯を敷いてタレを少々塗り、しっかりタレに漬けた鰻の蒲焼きを2切れ載せるもの。それ以外には何もない、シンプルな駅弁。香り高く溶ける食感の鰻をたっぷり使い、タレや御飯にも手抜かりがない仕上がり。2002年に京王百貨店駅弁大会で買った時は900円、今回は1,050円。 豊橋を擁する愛知県は、浜名湖を擁する静岡県よりウナギの生産量が多く、1983年から1997年までは全国一を誇った。駅弁のウナギ弁当は一般に、皮ばかり厚い小さなウナギを載せる高くて不味い弁当との印象が広がっているから、この駅弁が上質でなく標準と言えるように、一部他所のウナギ駅弁の品質向上を願いたい。 ※2008年6月補訂:写真の更新と解説文の一部改訂 ※2007年3月補訂:価格改定を追記 【東海道本線豊橋(とよはし)駅】1888(明治21)年9月1日開業 愛知県豊橋市花田町西宿 【合資会社壷屋弁当部】愛知県豊橋市白河町11番地 TEL:0532(31)1131 常滑焼うなぎめし(1,350円) 2003年1月21日に京王百貨店駅弁大会で購入
2001年登場。愛知県常滑焼の美しい容器を使用し、中身は御飯の上に地元三河の養殖鰻の蒲焼きだけを載せ、タレをかけるウナギ弁当。量は少なく、価格の多くは容器代に費やされているようだが、確かに容器に手抜かりはなく、茶碗として十分実用に耐えるばかりでなく観賞用にも向く。 福井の業者が「日本窯元めぐり」として加賀温泉・名古屋・豊橋・草津・岡山・和田山の各駅の駅弁業者に声を掛け、同じ大きさの容器と同じ値段で6種の駅弁をプロデュース、駅弁大会に売り込んだのだろう。現地で入手できるかは不明。食べたロットは豊橋駅「うなぎめし」より鰻が固くタレが少ない気がしたが、両者の中身は全く同じのはず。 【東海道本線豊橋(とよはし)駅】1888(明治21)年9月1日開業 愛知県豊橋市花田町西宿 【合資会社壷屋弁当部】愛知県豊橋市白河町11番地 TEL:0532(31)1131 URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |