| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】鉄道殉職者祭典(?銭) 調製年月日不詳
戦前の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。蒸気機関車の動輪をデザインしたマークに「鉄道殉職者祭典」「名古屋鉄道局」とあり、その祭典の際に販売または配布された弁当だろうか。 【掛紙】上等御辨當(35銭) 調製年月日不詳
戦前の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。描かれているのは名古屋城と熱田神宮か。 【掛紙】御辨當(30銭) 1932年8月17日調製
1932(昭和7)年8月17日18時の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。名古屋城公開の案内チラシを兼ねている。前年2月11日に初めて内部が一般公開された名古屋城は、当時も多くの観光客を集めていただろう。1945(昭和20)年5月の空襲で焼失し、現在の建物は1959(昭和34)年10月に再建されたもの。 【掛紙】國民精神總動員御辨當(30銭) 1938年8月9日調製
1938(昭和13)年8月9日7時の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。凛々しく描かれる名古屋城の天守は、この掛紙で國民精神の總動員を呼び掛けた太平洋戦争により、1945(昭和20)年5月14日の空襲で焼失した。14年後の1959(昭和34)年に鉄筋鉄骨コンクリート造で再建。 【掛紙】上等御辨當(35銭) 1939年2月19日調製
昭和(または大正)14年2月19日11時の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。描かれているのは名古屋城と熱田神宮か。 幕の内こだま(730円) 2005年9月5日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入
東海道新幹線開業15周年を記念して、1979(昭和54)年に登場した並等幕の内駅弁。経木枠の長方形容器に名古屋城のイメージで描いたボール紙のフタをして、赤い紙帯で留める。中身は俵型御飯に焼鯖・蒲鉾・玉子焼と、鶏唐揚や鶏煮物、ササミフライやゴボウ煮物、昆布巻きやウグイス豆など。 名古屋駅弁でナンバーワンと評価する声も多い。無特徴が特徴の幕の内なのに、価格、内容、品質、分量その他あらゆる方向でバランスが取れており、これがファンを生んでいるか。同時登場の上等幕の内駅弁「ひかり」は早くに消滅し、各種が出た「のぞみ」駅弁も今は昔。列車の利用は冴えない「こだま」が、駅弁では人気を保ち続けている。 【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目 【株式会社松浦商店】愛知県名古屋市中村区椿町5番17号 TEL:052(452)4506 http://www.obento-matsuura.co.jp/ だるま弁当(800円) 2003年12月20日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入
上州高崎の同名の駅弁が有名だが、こちらは「だるま」という駅弁業者が出す幕の内弁当の意味。正八角形の発泡材容器にだるまを描いたボール紙のふたをかける。中身は俵飯7個に焼魚(鰆)、蒲鉾、玉子焼の幕の内駅弁三種の神器、エビフライに帆立に昆布巻に煮物が少々、という構成。 名古屋にはかつて特殊駅弁という用語でくくられた特色ある駅弁が数十種もあるので、駅弁を楽しみたい時に買う駅弁ではないが、幕の内が(で)良い場合には、基本性能が高くお茶を付けても千円以下となるこの駅弁が有力な選択肢となるはず。 エビフライが入っている点に名古屋を感じるが、これはタレントのタモリが「えびふりゃ〜」と名古屋ギャグのネタにして一世を風靡(ふうび)したとかでなんとなく名古屋名物っぽくなったらしい。実際に、名古屋の海老の世帯年間消費量は全国平均と差がないとか。 【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目 【株式会社だるま 名古屋支社】愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 TEL:052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/ 東海紀行味ごのみ(950円) 2003年12月31日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入
名古屋駅の幕の内弁当のJRCP版。広重「東海道五十三次」鳴海の絵を描いた紙箱に黒いトレーを入れて、食品表示のシールで封をする。中身は幕の内駅弁なので俵飯に各種のおかずという構成なのだが、そのおかずが骨付鶏、さざえ壺焼、エビフライ、鰻蒲焼とけっこう豪華でデザートにういろうも付いており、それでいて大都市駅の幕の内駅弁なのに千円を切る価格が付けられている。 【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目 【株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズ】東京都中央区日本橋3−1−17 TEL:0120(919)212 http://www.jr-cp.com/ 特選かきつばた幕の内弁当(1,000円) 2005年9月5日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入
名古屋駅の無名なJRCP版上等幕の内駅弁。カキツバタの花を描いた長方形ボール紙容器を使用、中身は日の丸俵飯に焼鮭・蒲鉾・玉子焼、白身魚フライに鶏竜田揚、菜の花にゴボウにてまり串に煮物や付合せの各種など。意外と言っては失礼だが高品質な幕の内駅弁で、新幹線の車中食としても酒のつまみとしても使える出張の友。 カキツバタは日本全国に分布するアヤメ科の多年草。愛知県の県花で、伊勢物語に収録される在原業平の歌が知立市で詠まれたり、刈谷市のカキツバタ自生地が国の天然記念物に指定されたり、名古屋駅ホーム大阪側のうどん・そば屋が「麺亭かきつばた」であったり、名古屋競馬に重賞レース「かきつばた記念」があるなど、愛知や名古屋に縁がある植物。 【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目 【株式会社 ジェイアール東海パッセンジャーズJ20】東京都中央区日本橋3-1-17 TEL:0120(919)212 http://www.jr-cp.com/ だるまの幕の内弁当(1,000円) 2003年12月22日に名古屋駅コンコース駅弁売店で購入
名古屋駅の幕の内弁当のだるま版。黒塗りのトレーを黒地花柄の紙箱に入れて高級感を漂わせるが、蓋を開けると生のボール紙が見えてしまうのはマイナス。 中身は正に幕の内駅弁。俵飯に鰆の焼魚と身厚な蒲鉾と金色の玉子焼、海老焼売に鶏照焼に帆立や各種煮物、ポテトフライに茎わかめにデザートにはオレンジという内容で、地域色はないが実力のある駅弁。名古屋の駅弁にはみそカツや鶏の他にも具の種類が多いという特徴があるので、その点では名古屋を表現しているか。 【東海道本線名古屋(なごや)駅】1886(明治19)年3月1日開業 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目 【株式会社だるま 名古屋支社】愛知県名古屋市中村区亀島2−1−1 TEL:052(452)2101 http://nagoyadaruma.jp/ 【掛紙】御弁当(200円) 1972年5月18日調製
1972(昭和47)年5月18日6時の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。実際に製作したのだろうか、信長・秀吉・家康の木工人形を縦列に並べる。それに「郷土英雄人形」のタイトルが付くが、信長と秀吉はともかく家康を名古屋の英雄としていいのかとは思う。 【掛紙】御弁当(300円) 1972年12月29日調製
1972(昭和47)年12月29日9時の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。徳川の家紋と名古屋城天守閣の墨絵を描いたデザインは、三十年の時を経ても全く色褪せていない感じを受ける。 【掛紙】御料理・御はん(?円) 調製年月日不詳
1973年の調製とされる昔の名古屋駅弁の掛紙。あるいは駅弁屋が調製し市中向けに販売したお弁当か仕出し弁当かもしれない。「御料理」「御はん」の掛紙だけでは何も分からない。 【掛紙】御弁当(300円) 1973年5月27日調製
1973(昭和48)年5月27日5時の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。価格やデザインは1972年12月のものと全く同じである。 【掛紙】幕の内こだま(600円) 1981年4月3日調製
1981(昭和56)年4月3日6時の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。東海道新幹線開業15周年を記念して、1979(昭和54)年に「特製幕の内ひかり」とペアで登場した駅弁。 【掛紙】幕の内こだま(600円) 1981年7月25日調製
1981(昭和56)年7月25日17時の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。上の掛紙と絵柄は同じだが、駅弁屋の建て替えでもしていたのか、調製元の所在地が仮営業所となっている。 【掛紙】幕の内こだま(600円) 1982年10月31日調製
1982(昭和57)年10月31日18時の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。上の1981年7月調製のものと価格やデザインは全く同じ。 【掛紙】幕の内こだま(600円) 1984年3月22日調製
1984(昭和59)年3月22日12時の調製と思われる、昔の名古屋駅弁の掛紙。現存する名古屋駅の並等幕の内駅弁だが、なぜか昔のこのデザインの掛紙が豊富に出回っているような気がする。東海道新幹線0系電車の先頭車が忠実に描かれている。 URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |