| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】御辨當(?銭) 調製年月日不詳
戦前の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。デザインは徳川家康の墓がある久能山。地味な単色印刷で案内文やスローガンなどがなく、定価も調製印も調製印スペースもないため、、明治時代の駅弁掛紙か、あるいは街弁用かもしれない。 【掛紙】特製御辨當(50銭) 調製年月日不詳
戦前の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。価格の50銭は戦前の駅弁としては破格の高値で、昭和7、8年頃の静岡駅弁だけに特別に認められた価格らしいので、調製年はその頃かと思われる。 【掛紙】御辨當(30銭) 1934年4月7日調製
昭和9年(または大正9年?)4月7日16時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。観光が多様化し、いわゆる名所旧跡の存在感が薄くなった現在では、「久能…三保…日本平へ…」と書かれても、それはどこ?などと言われそう。 幕の内弁当(710円) 2002年3月16日に静岡駅コンコース駅弁売店で購入
明治時代からあるという静岡駅の幕の内弁当。梅干が乗った俵型御飯に焼魚・蒲鉾・玉子焼という幕の内駅弁の王道を行く食材に、エビフライや竹の子や鶏肉、そしてワサビ漬けのカップが入る。中身こそ半透明のトレーに入るが、経木枠に御飯粒が付く経木蓋の容器を使用し掛紙と紙ひもで製品にするスタイル、掛紙には最近流行のシールではなく判子で消費期限を捺し、中身は御飯が多くおかずが少なめの、昔懐かしい頑固な幕の内駅弁。 日本最初の幕の内駅弁は1889(明治22)年登場の姫路駅とされているが、こちらには駅弁に幕の内弁当の名称を使用するために大阪の芝居小屋に多額の使用料を納めたというエピソードが伝わる。 【東海道本線静岡(しずおか)駅】1889(明治22)年2月1日開業 静岡県静岡市葵区黒金町 【株式会社東海軒】静岡県静岡市駿河区登呂6丁目5番35号 TEL:054(287)5171 http://www.tokaiken.jp/ しずおかふる里弁当(840円) 2006年7月23日に静岡駅改札外コンコース駅弁売店で購入
2003年8月11日に登場した、女性向けでヘルシー指向の幕の内駅弁。柔らかい発泡材の長方形容器に透明なふたをして、色づかい以外は地味な掛紙をかけて、割箸ごと紙ひもでしばる。中身は栗と茶葉とカツオ角煮を載せた桜飯に、海老と玉子焼と桜海老かき揚げに、煮物類やみかんなど。 掛紙記載「ヘルシーな五三〇キロカロリー」のとおり、淡い風味でおかずが少々物足りない感じの健康弁当。しかし茶葉と桜海老かき揚げとみかんで、静岡をちゃんと主張している。 掛紙右上の隠しシールの下には、駅弁マークが印刷されている。調製元の東海軒が2006年3月31日付で日本鉄道構内営業中央会を退会したため、そこの登録商標であるこのマークが使えなくなったもの。他社では掛紙を刷り直したり、そのまま使ったりするものだが、ここでは律儀にシール対応。 【東海道本線静岡(しずおか)駅】1889(明治22)年2月1日開業 静岡県静岡市葵区黒金町 【株式会社東海軒】静岡県静岡市駿河区登呂6丁目5番35号 TEL:054(287)5171 http://www.tokaiken.jp/ 静岡みかんめし弁当 橘華(900円) 2004年12月5日に静岡駅新幹線上りホーム駅弁売店で購入
2004年11月1日の登場。食器風トレーを紙箱に入れる、市販の大きな高級総菜弁当用容器を使用、ミカン色あふれる掛紙をかけて、オレンジ色の紙ひもを締める。中身はミカンの皮の炊き込み御飯に、鮪照焼と鰻蒲焼、桜海老にイワシはんぺんに煮物各種、わさび漬けのカップを添えて、デザートはメロンとミカン。容器が無駄に大きいと思うが中身に静岡色があふれている。 ミカン皮飯と書くと恐ろしく、実際に御飯に混じるその粒々が見えるが、食べてみればそのフレーバーをほのかに感じる程度で、たいしたことはない。それでも、糖度センサーの数値を競いとても甘くなった最近のミカンしか食べたことがない方には、その渋さに参るかもしれない。調製元もそれを気にしてか、一日30個の試験販売という形をとる。 【東海道本線静岡(しずおか)駅】1889(明治22)年2月1日開業 静岡県静岡市葵区黒金町 【株式会社東海軒】静岡県静岡市駿河区登呂6丁目5番35号 TEL:054(287)5171 http://www.tokaiken.jp/ 茶めし弁当静岡めぐり(1,000円) 1987(昭和62)年11月に「新幹線グルメ」キャンペーンで登場した駅弁。緑色の長方形容器に緑茶で炊いた御飯と茶饅頭と半分はお茶づくし、半分は煮物揚げ物と魚に玉子と、そして静岡のみかんが入る。お茶は別売りだが、容器が広く平たいので列車の小さなテーブルではお茶の置き場に困ることもある。 【東海道本線静岡(しずおか)駅】1889(明治22)年2月1日開業 静岡県静岡市葵区黒金町 【株式会社東海軒】静岡県静岡市駿河区登呂6丁目5番35号 TEL:054(287)5171 http://www.tokaiken.jp/ 特製四季の味お弁当(1,150円) 2003年1月3日に静岡駅コンコース駅弁売店で購入
横幅が36センチもある岡山県新見駅弁顔負けの超ワイドなボール紙容器を使用、正方形の発泡材容器が横に3個並べられている。中身は真ん中に椎茸の混ぜ御飯、右側に焼鮭やエビフライに煮物類、左側につくねやアサリ佃煮や玉子焼にわさび漬けカップなどが入る。駅弁の名前から、内容は季節毎に変わると思われる。 購入日は21時過ぎの訪問で、この時間では大きな駅でもなかなか駅弁を入手しにくい時間帯であるが、改札外コンコースの駅弁売店では十種以上の駅弁が陳列されお客さんを集めていた。さすがはかつて大垣夜行を相手に駅弁販売をしていた駅弁屋さんだ。 【東海道本線静岡(しずおか)駅】1889(明治22)年2月1日開業 静岡県静岡市葵区黒金町 【株式会社東海軒】静岡県静岡市駿河区登呂6丁目5番35号 TEL:054(287)5171 http://www.tokaiken.jp/ しずおか特製辨当(150円) 1956年4月4日調製
1956(昭和31)年4月4日12時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。富士とミカンなどを描く。100円が相場の当時に150円も取る、文字通りの特製弁当だったのだろう、御飯とおかずのそれぞれに掛紙が付いていたと思われる。 【掛紙】まくのうち辨當(100円) 1958年7月11日調製
1958(昭和33)年7月11日9時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。昔も今も静岡を代表する観光名所の富士と、当時の静岡を代表する観光名所の登呂遺跡を描く。 【掛紙】特製まくのうち(200円) 1969年4月1日調製
1969(昭和44)年4月1日8時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。静岡市政80周年記念「静岡まつり」の記念掛紙で、そのためか調製印がベストポジションに押されていると思う。 【掛紙】特製まくのうち(200円) 1970年10月28日調製
1970(昭和45)年10月28日16時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。描かれているのは富士山に登呂遺跡か。戦中1943年の発見、戦後1947年の総合的発掘調査により弥生時代の集落や水田が多数の出土品によりよみがえり、観光名所として一世を風靡した遺跡も今は静かなもの。 【掛紙】特製お弁当(300円) 1971年7月25日調製
1971(昭和46)年7月25日15時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。掛紙が駿河の名所のイラストマップになっている。地元の方でないとどれが何を表すかほとんど分からないかもしれない。 【掛紙】特製まくのうち(200円) 1971年11月10日調製
1971(昭和46)年11月10日17時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。昭和45年のものとほぼ同じだが、「DISCOVER JAPAN」のロゴマークが入り、注意書きや調製元の文字がやや変わっている。 【掛紙】特製お弁当(300円) 1973年11月3日調製
1973(昭和48)年11月3日16時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。昭和46年のものと同一だが、調製元に「合名会社」の枕詞が付いて電話番号が記載された。調製印の欄も新設。 【掛紙】<まくのうち>弁当(500円) 1980年9月13日調製
1980(昭和55)年9月13日12時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。絵柄は下の1981年版と全く同じ。まくのうちに括弧<>を付けたのは、何か意味があるのだろうか。 【掛紙】<まくのうち>弁当(500円) 1981年2月14日調製
1981(昭和56)年2月14日13時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。ストレートに静岡県内の名所を教えてくれる、とても分かりやすい内容だ。 【掛紙】幕の内弁当(600円) 1982年6月23日調製
1982(昭和57)年6月23日0時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。そのデザインは現在と同じで、価格もあまり変わらない。調製日は国鉄東北新幹線大宮〜盛岡間の開業日で、掛紙でこれを祝っているが、静岡とはあまり関係のないことだとは思う。 【掛紙】まくのうち弁当(600円) 1983年7月30日調製
1983(昭和58)年7月30日21時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。写真は駿府城跡(駿府公園)に立つ徳川家康像と、上から時計回りに久能山東照宮、臨済寺、駿府城跡なのだとか。今や政令指定都市の静岡は、いまだに「のぞみ号」が停車せず「ひかり号」の半分が通過する、新幹線沿線で最も列車に恵まれない大都市だと思う。 【掛紙】幕の内弁当(600円) 1984年4月30日調製
1984(昭和59)年4月30日21時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。そのデザインは現在と同じで、二年前と比較すると、東北新幹線開業の文字が取れて、国鉄キャンペーンのロゴマークが差し替えられている。 【掛紙】毎月0のつく日は駅弁の日(820円) 1999年1月10日調製
1999(平成11)年1月10日18時の調製と思われる、昔の静岡駅弁の掛紙。清水から豊橋までの駅弁屋六社の共通掛紙に、調製シールに加えてJR東海が長野県に作ったスキー場の宣伝シールを貼る。この駅弁は豊橋駅以外で現存しているのだろうか。 URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2009 まっこうくじら All Rights Reserved. |