banner 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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中部の駅弁静岡県・伊豆急下田駅の駅弁 (8種類収蔵)

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あぶりさんまの棒寿司(500円) 2008年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入

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外観 中身 中身

 棒寿司1本を笹の葉に包んでラップを軽く巻き、竹皮に包んで輪ゴムで留めて、掛紙を巻いてセロテープで留める。中身は駅弁名どおりの、あぶったサンマの棒寿司。その品質や風味は残念ながらワンコインの価格相応な印象。伊豆にはもっとうまい海の幸や駅弁があるし、サンマを使うにしても棒寿司では身の厚さや酢加減で他の魚より不利になるから、素直に塩焼きにしてしまうほうがうまいと思う。

【伊豆急行伊豆急下田(いずきゅうしもだ)駅】1961(昭和36)年12月10日開業 静岡県下田市東本郷1丁目6−23
【株式会社伊豆急物産(レストランぷるみえ)】静岡県下田市東本郷1丁目6−23 TEL:0558(23)0091

南伊豆特産地のりおにぎり(700円) 2003年9月1日に伊豆急下田駅駅舎内弁当等売店で購入

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 竹籠印刷のボール紙容器にモノクロな掛紙をセロテープで止める。中身は梅干等が入った海苔たっぷりの握り飯が3個、鯵の干物が1匹と、煮物とゆで卵。磯の香りがほのかに漂う。但し、中身はいつでもこれではない模様。

 下田に限らず伊豆半島の主要駅ではなぜか、バスやタクシーの運転手が駅前でたむろしている光景がよく目に付き、あまり心地良いものではない。どんな目的があるのかは不明。

【伊豆急行伊豆急下田(いずきゅうしもだ)駅】1961(昭和36)年12月10日開業 静岡県下田市東本郷1丁目6−23
【株式会社伊豆急物産(レストランぷるみえ)】静岡県下田市東本郷1丁目6−23 TEL:0558(23)0091

押寿し金目鯛下田港造り(840円) 2006年7月14日に熱川駅売店で購入

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 正式な駅弁名は「金目鯛押し寿司」かも。細長い発泡材容器にボール紙の包装紙を巻き付けてセロテープで留める。中身は笹の葉に乗ったキンメダイの棒寿司が1本と、茎わさびと割箸と醤油。このサイズの容器で割箸専用のスペースがあるのは珍しい。上品なのか物足りないのか、微妙な柔らかさが風味でも食感でもあふれている。

 伊豆急線沿線の稲取港や下田港は、キンメダイの水揚げ日本一を争っているそうな。かつて知名度も市場も小さかった、金魚の化け物のような深海魚に、伊豆では昭和50年代頃から釣り人や消費者が興味を示し始め、地元でも品質保持や流通ルートを整備していったことで、今は東伊豆の観光や漁業になくてはならない名物となった。

【伊豆急行伊豆急下田(いずきゅうしもだ)駅】1961(昭和36)年12月10日開業 静岡県下田市東本郷1丁目6−23
【株式会社伊豆急物産(レストランぷるみえ)】静岡県下田市東本郷1丁目6−23 TEL:0558(23)0091

脂金目の塩焼き弁当(1,000円) 2006年7月14日に熱川駅売店で購入

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 やや小振りな長方形の発泡材容器に木目調の紙ぶたをかけて、駅弁名を大書きしたクラフト調の包装紙で包んで紙ひもでしばり、割箸を挟む。中身は白御飯の上に焼き岩海苔をふりかけ、キンメダイの塩焼きを2切れ載せて、レモンと少々の煮物などを添えるもの。

 焼魚駅弁の最高峰級。脂が乗って柔らかく薫り高い、塩気控えめで素材の味を楽しめる脂金目でも、駅弁全体に香りと風味を付ける岩海苔でも、食事としての旨さと旅のうまみを引き出している。私鉄の駅弁なので全国的な知名度はないが、とりあえずで買って食べた人からの絶賛の声も聞かれる、伊豆急駅弁の事実上のフラッグシップとして、ローカルメディアでの紹介例も多い。

【伊豆急行伊豆急下田(いずきゅうしもだ)駅】1961(昭和36)年12月10日開業 静岡県下田市東本郷1丁目6−23
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開港150周年下田弁当(?円) 2004年6月14日に伊豆急下田駅駅舎内弁当等売店で購入

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 2004年に登場したそうで、駅弁名から判断して下田港開港150周年である2004年限定の駅弁と思われる。黒船やペリー提督などが描かれる掛紙は、下田黒船弁当の「下田」の文字を「開港150周年」のシールで隠して使用、これを正方形ボール紙の高級折詰容器にかける。中身はわさび茎飯とひじき飯と二種の御飯に、さざえ壷焼をひとつ詰めて、金目鯛マリネ、桜海老等のかき揚げ、珍しく丸まったエビフライ、薩摩揚やいわしのはんぺんなど。

 中身は伊豆の特産品で固められているようでもあり、黒船やペリーとの関連はよく分からず、おそらく次回に購入すると中身はガラリと入れ替わっているかもしれない。濃い味付けは駅弁らしく、出来立てでない状態でやや落ちる感じの味は駅弁らしくないと思う。

【伊豆急行伊豆急下田(いずきゅうしもだ)駅】1961(昭和36)年12月10日開業 静岡県下田市東本郷1丁目6−23
【株式会社伊豆急物産(レストランぷるみえ)】静岡県下田市東本郷1丁目6−23 TEL:0558(23)0091

あじずし(1,050円) 2003年9月1日に伊豆急下田駅駅舎内弁当等売店で購入

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 大船や小田原の駅弁と同じタイプの鯵寿司駅弁。鯵寿司が8個と、緑と赤のしそ巻きが1個ずつ入る。伊豆急公式サイト等によると「伊豆近海産の素材新鮮な真アジを軽く酢締めにした握りずし」が謳い文句だが、私が購入したものは身をすりつぶして握り固めたようなざらつきのある魚の身が、形状も食感も失望する酢飯の上に雑に配置される、がっかり駅弁だった。一方で絶賛する声もあるため、閉店前半額処分品を購入したため味の劣化が進んだものと理解しておく。

 1961年に全線が一気に開業した伊豆急行線は、過去には親会社の東急から通勤電車を借りてくるほど大勢の利用者で賑わった。1985年登場の新型車両「リゾート21」は、展望席や海側に向いた座席を備える豪華で革新的な普通列車用車両と絶賛された。しかしその後の道路整備の進展や伊豆観光の魅力低下などで利用が低迷、開業当初からの度重なる災害にも悩まされて会社は債務超過の状態、今はJRの老朽電車を塗り替えて使用している。

【伊豆急行伊豆急下田(いずきゅうしもだ)駅】1961(昭和36)年12月10日開業 静岡県下田市東本郷1丁目6−23
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つぼ焼さざえめし(1,050円) 2006年7月14日に熱川駅売店で購入

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 円形の経木枠容器にボール紙のふたをかけて、紙ひもでしばり割箸を挟む。中身は容器に直接詰めた炊込飯の上に、刻みサザエ、さやいんげん、ひじきを載せて、殻ごとまるごと1個のサザエを添える。たっぷりの大根漬物も添付。

 ほのかな磯の香りと柔らかな食感が心地良い、良い観光地としての伊豆らしさが満点の駅弁。ただし、世間に出回る見本写真と比較して、どう見ても具が半分しか入ってない感じで、悪い観光地としての伊豆らしさも満点である。

※2006年11月補訂:写真の掲載と解説文の全面改定

【伊豆急行伊豆急下田(いずきゅうしもだ)駅】1961(昭和36)年12月10日開業 静岡県下田市東本郷1丁目6−23
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伊豆づくし(1,700円) 2006年5月20日に伊豆高原駅商業施設駅弁売店で購入

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 JTB時刻表創刊80周年を記念して2006年2月16日に登場。プラ製トレーとボール紙箱の市販総菜容器に、JTB時刻表の創刊号表紙をデザインした掛紙をかけて、紙ひもでしばる。中身は南伊豆産のゆで伊勢海老を半身まるごと詰めてサザエ1個などを添え、アジの押寿司、金目鯛の押寿司、ひじきの俵飯、桜の塩漬けを載せた俵飯、桜の葉で巻いた俵飯を御飯として入れる。

 弁当や車内食として見れば、容器が場所を取るし、殻だらけの海老に難儀するし、中身の統一感もいまいち。しかし話題づくりと雰囲気づくりの点では素晴らしいし、各地で紹介されたり現地で売り切れたりの実績も上がっている。伊勢海老漁期の都合で6〜9月は販売休止。

 日本の本格的月刊時刻表の始まりは、漢数字で全国の汽車や汽船の時刻を収録した、1894(明治27)年10月創刊の庚寅新誌社「汽車汽船旅行案内」。鉄道省の業務用時刻表の市販版として日本旅行文化協会が1925(大正14)4月に創刊した、現在のJTB時刻表の前身である「汽車時間表」が採用したアラビア数字の時刻表記は、当初は戸惑いもあっただろうが、戦後の市販時刻表はほぼすべてがこの形式になっている。

【伊豆急行伊豆急下田(いずきゅうしもだ)駅】1961(昭和36)年12月10日開業 静岡県下田市東本郷1丁目6−23
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■ 伊豆急行 伊豆熱川(いずあたがわ)駅 2006年7月15日訪問  Googleマップ

駅名標 駅舎 駅構内

 東京から特急で約2時間半の、熱湯が湧出する熱川温泉の玄関口。静岡県加茂郡東伊豆町は伊豆半島で相模灘に面する人口約1.5万人の温泉町で、熱川、稲取、北川、大川の各地毎に温泉と漁港と駅を抱える観光地。駅弁は改札外高架下の観光売店で、伊豆急行線全線で共通の商品が販売される。1961(昭和36)年12月10日開業、静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本969−3。

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2001年6月17日開設 2008年5月5日更新
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