| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【終売】山菜栗おこわ弁当(820円) 2005年1月29日に阪神百貨店駅弁大会で購入
竹皮製の柔らかい長方形容器に掛紙をかけて緑色の紙ひもでしばる。その中で竹皮を模した紙に包まれる中身は、駅弁名どおりの山菜栗おこわ。栗が持つ自然な甘さと、シロップ漬けの不自然な甘さがほのかに同居し、少量の山菜が風味と食感にアクセントを付ける、柔らかな雰囲気の良い強飯。しかし輸送の影響か、購入したものは硬い米粒がちらほらと。 長野駅は1997年10月の長野新幹線開業に伴い、善光寺を模した重厚な駅舎が取り壊されて変哲のない橋上駅に変えられたが、駅弁には山の田舎の雰囲気が見た目で残るものが多いと思う。簡素以上過剰以下な包装がその雰囲気を出す。 なお、この駅弁は調製元の駅弁を含む食品事業撤退により、2007年1月末で消滅した。 ※2007年2月補訂:消滅を追記 【信越本線長野(ながの)駅】1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町 【株式会社ナカジマ会館】長野県長野市青木島1丁目1−1 TEL:026(285)1800 http://www.nakajimakaikan.co.jp/ 【終売】信州牛すき焼弁当(880円) 2005年8月29日に大宮駅「駅弁屋旨囲門」で購入
2004年までに登場か。楕円形の木目調ふた付きボール紙容器を、割箸などと一緒に赤い紙枠にはめる。中身は日の丸御飯に信州牛すき焼き肉と焼豆腐やシラタキや煮玉子やネギなど、つまりすき焼きが添えられる。常温でも暖かくても、キンキンに冷えてもすき焼きの風味を出しそうな美味さ。発熱容器版の存在や、現地では一日十個限定という話もある。 新興ブランド牛はもう食傷気味だが、信州牛の「りんごで育った」という枕詞は他にない。飼料にリンゴを加えることで牛の食欲が増進し良い霜降りができるそうで、駅弁のものも柔らかくておいしかったが、長野県と同じく求心力が弱いブランドのようで、偽装牛肉に一年以上気が付かれなかったりしている。 なお、この駅弁は調製元の駅弁を含む食品事業撤退により、2007年1月末で消滅した。 ※2007年2月補訂:消滅を追記 【信越本線長野(ながの)駅】1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町 【株式会社ナカジマ会館】長野県長野市青木島1丁目1−1 TEL:026(285)1800 http://www.nakajimakaikan.co.jp/ 【終売】信州牛すき焼弁当(1,000円) 2006年11月1日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
2004年までに登場したと思われる、上記駅弁の加熱式容器版。中身と価格が少々異なるが、コンセプトと風味は同一で、優劣はないが個人的な価値観として、通常版のほうがより駅弁らしいと思った。パッケージに「期間限定」とあるとおり冬季限定駅弁であったが、調製元の駅弁を含む食品事業撤退により、2007年1月末までに消滅した。 【信越本線長野(ながの)駅】1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町 【株式会社ナカジマ会館】長野県長野市青木島1丁目1−1 TEL:026(285)1800 http://www.nakajimakaikan.co.jp/ 【終売】たけのこ三昧(900円) 2006年2月26日にフーデックスプレス山下公園店駅弁大会で購入
2003年の登場か。細長い竹編み容器に割り箸を載せて、商品名を記した朱色の掛紙を巻き、紙ひもで十字にしばる。ふたを開けると緑色のお品書きが登場。中身はタケノコ御飯に焼きタケノコを載せて、ニシンとタケノコの旨煮、タケノコの味噌挟み、タケノコの魚すり身巻き揚げなど、おかずにもタケノコをいろいろ使い、醤油豆を添える。 とても淡泊な風味に物足りなさを感じるか好ましさを感じるか。類例に乏しい個性と雰囲気の良さに駅弁らしさを演じる。タケノコよりも醤油豆を求めてこれを買う人もいるそうな。1〜8月の販売。 なお、この駅弁は調製元の駅弁を含む食品事業撤退により、2007年1月末で消滅した。 ※2007年2月補訂:消滅を追記 【信越本線長野(ながの)駅】1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町 【株式会社ナカジマ会館】長野県長野市青木島1丁目1−1 TEL:026(285)1800 http://www.nakajimakaikan.co.jp/ 【終売】信州おばあちゃんのきのこめし(900円) 2005年8月29日に大宮駅「駅弁屋旨囲門」で購入
細長く絵柄が版画風に派手なボール紙パッケージ。中身はトレーのキノコ型のくぼみに収まるキノコ御飯に、エリンギフライや焼魚、鳥肉やベーコン玉子焼、ゴボウやがんもどき、野沢菜におはぎなど。きのこたっぷり、信州たっぷり、風味豊かな駅弁の鑑。消費者の評判も高い。 長野駅弁は関東の駅弁催事ではあまり買えないイメージがあるが、NREが2004年から展開する駅弁売店「駅弁屋旨囲門」には多くの商品が送られて存在感が大きく、東京での入手がしやすくなった印象。 なお、この駅弁は調製元の駅弁を含む食品事業撤退により、2007年1月末で消滅した。 ※2007年2月補訂:消滅を追記 【信越本線長野(ながの)駅】1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町 【株式会社ナカジマ会館】長野県長野市青木島1丁目1−1 TEL:026(285)1800 http://www.nakajimakaikan.co.jp/ 【終売】信州松代真田地鶏とりステーキ(1,000円) 2006年6月18日に上野駅「駅弁屋旨囲門」で購入
2005年春頃の登場か。細長い長方形の竹編み容器に桃色の掛紙を巻いて紙ひもでしばる。容器の中で竹皮風の紙に包まれた中身は、鶏五目飯の上に地鶏もも肉味噌漬けステーキが載り、高野豆腐、長芋焼、アンズ丸ごと1個などを添える。 なるほどこれはステーキと呼ぶのだなと思う鶏肉の味噌焼味とおこげの香りも良いし、丸ごとアンズや高野豆腐などの付け合わせも良いし、外観や容器や中身の見栄えも完璧だと思う。発売当初は一日限定40個が連日完売したそうだ。以前に長野駅弁の特徴だと感じていた少々の野暮ったさが、最近の新作には全く感じられないような。 信州松代真田地鶏とは、長野青年会議所が地域おこしを目的に長野県長野市松代(まつしろ)町の住民と2004年12月に設立したNPO法人「まつしろ遊食プロジェクト」が手掛けるブランド鶏。長野県が1997年に開発した「しなの鶏」のヒナを、通常の3倍の期間である3か月をかけて育てる。松代は真田十万石の城下町として、そして1965年から5年間6,780回続いた群発地震で知られる。 なお、この駅弁は調製元の駅弁を含む食品事業撤退により、2007年1月末で消滅した。 ※2007年2月補訂:消滅を追記 【信越本線長野(ながの)駅】1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町 【株式会社ナカジマ会館・中島弁当店】長野県長野市川合新田3411 TEL:026(221)3800 http://www.nakajimakaikan.co.jp/ 【終売】善光寺会席 寺前弁当(1,000円) 2005年2月27日に東京駅「駅弁屋旨囲門」で購入
2002年11月のリニューアル。赤い豪華絢爛な感じの柄を持つ長方形の発泡材容器に善光寺を描いた掛紙をかけてゴムひもでしばる。中身は精進料理になっており、湯葉フライや山芋磯部揚、鮭リンゴ焼揚や山菜、胡麻豆腐や黒米むし、織部ごはんとはすの実ごはんなど全16品。そのコンセプトによりおかずに困る感じもするが、見た目や善光寺御公許という立場を裏切らない風味と品質の良さがあり、これが千円ならお買い得。 善光寺は、江戸時代は伊勢に次ぐ観光地で今も長野市街最大の名所。7年に一度つまり6年ごとの御開帳は約2か月で数百万人もの参拝客を集める。この駅弁も2003年4〜5月の御開帳に向けてリニューアルされたのだろう。掛紙に描かれる国宝の本堂は観光写真でも正面から撮られるが、その幅や高さの約2倍もある奥行きこそ注目すべきだと思う。 なお、この駅弁は調製元の駅弁を含む食品事業撤退により、2007年1月末で消滅した。 ※2007年2月補訂:消滅を追記 【信越本線長野(ながの)駅】1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町 【株式会社ナカジマ会館】長野県長野市青木島1丁目1−1 TEL:026(285)1800 http://www.nakajimakaikan.co.jp/ 【終売】松茸ごはんはじめました(1,000円) 2006年10月14日に東京駅東日本縦断駅弁大会で購入
2004年秋の登場か。長野駅の他の駅弁でも使われる、小柄で細長い竹編み容器に割りばしなどを置き、商品名と宣伝文を描いた黄色い掛紙で巻いて、紙ひもでしばる。竹皮柄の紙に包まれた中身は、松の実混じりの松茸御飯に醤油豆や小ナスなど。 松茸は薄く小さいのが3切れしか入らず、見栄えでは一瞬ガッカリするものの、松茸御飯そのものの豊かな香りと柔らかな食感は、なかなかのもの。販売期間は秋季限定、というより10月限定ではないかと思われるが、調製元が駅弁を含む食品事業から撤退したため、今後に発売されることはない。 【信越本線長野(ながの)駅】1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町 【株式会社ナカジマ会館】長野県長野市青木島1丁目1−1 TEL:026(285)1800 http://www.nakajimakaikan.co.jp/ 【終売】豚にも角煮も豚の角煮(1,100円) 2006年10月8日に日比谷公園の鉄道の日フェスティバルで購入
2003年秋に登場し、2006年春に加熱式へとリニューアル。円形の加熱式容器を真っ黒なボール紙箱に詰める構造は、多くの加熱式駅弁と共通。中身は白御飯の上に、特製ダレにすりおろしリンゴと蜂蜜を入れて煮たというたっぷりの豚角煮を載せて、リンゴを添えるもの。珍奇な駅弁名に違い、見栄えはむしろおとなしく、風味もこの内容にしては軽め。値はやや張るが、催事でも現地でも良い駅弁だと思う。 なお、この駅弁は調製元の駅弁を含む食品事業撤退により、2007年1月末で消滅した。 【信越本線長野(ながの)駅】1888(明治21)年5月1日開業 長野県長野市末広町 【株式会社ナカジマ会館】長野県長野市青木島1丁目1−1 TEL:026(285)1800 http://www.nakajimakaikan.co.jp/ URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |