banner 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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中部の駅弁山梨県・甲府駅の駅弁 (6種類・2枚収蔵)

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【掛紙】特製お好み弁当(200円) 調製年月日不詳

掛紙

 1960年代の調製と思われる、昔の甲府駅弁の掛紙。現在も有名な観光地でハイキング名所である昇仙峡を描いているのだろう。その手前側に描かれるアーチ橋もおそらく1925(大正14)年竣工の長潭橋(ながとろばし)で、今も昇仙峡の玄関口として交通を支えている。
【掛紙】お好み弁当(100円) 調製年月日不詳

掛紙

 1960年代の調製と思われる、昔の甲府駅弁の掛紙。上の掛紙の色違いに見えて、描かれているものはだいたい共通だが、山の形は少々異なる。
【終売】旅のふれあい弁当(800円) 2002年3月9日に甲府駅コンコース駅弁売店で購入

掛紙 外観 中身

 価格順に「あおぞら」「ふれあい」「おもいで」「ふるさと」とあった甲府駅弁のふるさとシリーズの、個人客向けで最も安い駅弁。仕切りと枠に経木を用いた長方形の容器に掛紙をかけて麻紐でしっかりしばる。中身はたっぷりの白御飯に、さっぱりとしたエビフライやチキンカツ、豚肉しぐれ煮にウインナー、帆立などの煮物に各種付け合わせなどが、容器の中にぎっしり積み重なるように入っている。駅弁業者の解散により2002年3月末で消滅した。

【中央本線甲府(こうふ)駅】1903(明治36)年6月11日開業 山梨県甲府市丸の内1丁目
【株式会社日食甲陽軒】山梨県甲府市丸の内1−7−7 TEL:0552(35)5555

【終売】武田陣中鍋めし(850円) 2001年10月28日に品川駅コンコース駅弁大会で購入

掛紙 外観 外観 中身

 1967(昭和42)年に登場した鍋容器駅弁。ずしりと重い厚紙製パッケージの中に、武田信玄の陣中食の大鍋をイメージし、しかし1人用にコンパクトサイズにした、木のふたと鉄のつるが付いた本格的なミニ土鍋の中身は、味付け御飯の上にアワビやホタテに山菜類や錦糸卵などが載る釜飯風弁当。他の釜飯駅弁と比較して、おかずにできる肉類魚介類の量が少ないが、しっかりした味と風味は負けていない。

 駅弁業者の解散により2002年3月末で消滅するはずが、惜しむ声に押されて4月以降もJR系列の別業者が同種製品を出したものの、現在は入手できない模様。

【中央本線甲府(こうふ)駅】1903(明治36)年6月11日開業 山梨県甲府市丸の内1丁目
【株式会社日食甲陽軒】山梨県甲府市丸の内1−7−7 TEL:0552(35)5555

甲州名物煮貝めし(950円) 2003年2月6日に川崎さいか屋駅弁大会で購入

掛紙 外観
外観 外観 中身

 2002年12月に登場した甲府駅限定の駅弁。香り豊かな杉材の桶型容器にボール紙の帯を締める。中身はスーパーで漬け物でも入っていそうなタッパに入っており、アワビの煮汁で炊いた御飯の上をアワビ・アサリ・鶏唐揚・山菜・錦糸卵などで覆う。甲州の郷土料理である煮貝ことアワビの醤油漬はほんのちょっぴりだけだが、小淵沢の駅弁のように駅弁名でアワビと名乗らないから、雰囲気で味を損ねることを低減できたかもしれない。容器や中身の香りで楽しむ駅弁。

 甲府駅では駅弁業者の解散を受けて2002年4月から東京と小淵沢の駅弁業者が進出した。甲府の駅弁を買ったのに新宿駅でも同じものがあったり小淵沢駅と印刷されていたのでがっかりしたという苦情が、なぜか当館にもいくつか寄せられたので、駅や業者さんにはもっと多数の苦情が行ったはず。駅弁の衰退により一業者が複数の駅を受け持つことが当たり前になった中での難しい問題だ。

【中央本線甲府(こうふ)駅】1903(明治36)年6月11日開業 山梨県甲府市丸の内1丁目
【株式会社丸政】山梨県北杜市小淵沢町996 TEL:0551(36)2521
 http://www.genkikai.org/
山梨デスティネーションキャンペーン記念弁当(1.000円) 2008年4月6日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 2008年4月1日から6月30日まで実施される同名の観光キャンペーンに合わせて、この期間中に販売されると思われる記念駅弁。調製元はNRE。長方形の黒い発泡材容器を調製シールで留めて、山梨県土のイラストや観光キャンペーンのキャッチフレーズなどを描いた掛紙を巻いてセロハンテープで留める。

 中身は小さな山菜おこわいなり、茶飯おにぎり、俵飯が2個ずつと、鶏肉の味噌焼やつくね、ウドやカボチャなどの煮物、ワカサギ磯部揚、セロリ唐揚、玉子焼、白桃大福など。ちょっと雑に、でもぎっしり詰まった中身と内容で内陸県を表現し、中央本線の車窓に合いそうな印象。また、現時点で小浜、札幌に次ぐ長名駅弁第3位かもしれない。

 山梨県は新潟県ほどではないが、時には中部地方、時には甲信越地方、そして国の行政機関上の分類では関東地方に入ることがある、所属地不詳なエリア。しかし旧国名ではまるごとひとつ「甲斐」であり、ぶれはない。そして現在、甲斐の国府があった県庁所在地の甲府市、旧国名をそのまま流用して2004年に誕生した甲斐市、その別称を使い2005年に誕生した甲州市と、紛らわしい名称を持つ市が3つ、東西方向に並んでいる。

【中央本線甲府(こうふ)駅】1903(明治36)年6月11日開業 山梨県甲府市丸の内1丁目
【株式会社NRE大増】東京都荒川区西尾久7−48−1 TEL:03(3810)7551
 http://www.nre.co.jp/nre-daimasu/
【終売】武田本陣弁当(1,050円) 2002年3月9日に甲府駅コンコース駅弁売店で購入

掛紙 外観 中身

 経木枠の六角形容器に勇ましい信玄像を描いたボール紙製のふたをかけ、ひもでしっかりしばる。中身は3分割され、手前に大豆入り御飯、左上にエビフライとシシャモ甘露煮と煮物など、右上に豚生姜焼にフルーツなどが入る。

 甲府には武田の付く駅弁が3種類あるため、現地では「生姜焼き弁当」と案内されることがあるそうだ。駅弁業者の解散により2002年3月末で消滅した。

【中央本線甲府(こうふ)駅】1903(明治36)年6月11日開業 山梨県甲府市丸の内1丁目
【株式会社日食甲陽軒】山梨県甲府市丸の内1−7−7 TEL:0552(35)5555

【終売】武田無敵弁当(1,050円) 2002年3月9日に甲府駅コンコース駅弁売店で購入

掛紙 外観 中身

 駅弁名の「無敵」には「かつ」の振り仮名がついている。正方形の発泡材容器に透明なふたをして、シンプルなデザインの掛紙をかけて麻紐でしっかりしばる。中身はたっぷりの白御飯に、クリスピーな衣を付けた味噌カツが野菜と共に入り、ポテトフライやコンニャクに玉子焼や蒲鉾その他の付け合わせ。

 甲府には武田の付く駅弁が3種類あるため、現地では「カツ弁当」などと案内されることがあるそうだ。駅弁業者の解散により2002年3月末で消滅した。

【中央本線甲府(こうふ)駅】1903(明治36)年6月11日開業 山梨県甲府市丸の内1丁目
【株式会社日食甲陽軒】山梨県甲府市丸の内1−7−7 TEL:0552(35)5555

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2001年6月17日開設 2008年7月24日更新
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