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しなのゆきます(650円) 2005年4月8日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 細長い長方形の発泡材容器に割り箸とマスの押寿司を詰め、蓋をして掛紙で巻いてセロテープで留める。見た目どおり淡泊な味。白く透き通るマスの身に載せた白昆布と、中に挟んだシソの葉が、風味を出さずにクセを消す役割を果たすか。駄洒落系でも元気甲斐と同様、商品そのものに実力がある。

 シナノユキマスは長野県が1975年に当時のチェコスロバキアから導入し、佐久の水産試験場で9年かけて養殖技術を確立した東欧原産のサケ科の湖沼性淡水魚で、1983年に当時の吉村長野県知事が命名したという。二十年も経つのに知名度が薄いのは、飼育が難しく佐久地方以外に広まらないためか。しかし駅弁ではなぜか県境を越えており不思議だ。

【中央本線小淵沢(こぶちざわ)駅】1894(明治27)年12月21日開業 山梨県北杜市小淵沢町
【株式会社丸政】山梨県北杜市小淵沢町996 TEL:0551(36)2521
 http://www.genkikai.org/
鮑の炊き込みめし(1,000円) 2001年12月1日に天王町サティ駅弁大会で購入

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 陳列に難がありそうな貝の形に編んだ竹籠の容器を使用、白いトレーを収めて、その中でアワビときのこの炊き込み御飯の上にアワビのスライス煮が載り、鶏肉・エリンギ・山くらげなどを添える。この価格の割に少量である上にアワビが主に身ではなく出汁として入るため、上記「高原野菜とカツの弁当」か下記「元気甲斐」に手が伸びる。「甲斐の貝」は駄洒落ではなく、アワビの煮貝は四百年の伝統を持つ甲斐の国の名産品。

【中央本線小淵沢(こぶちざわ)駅】1894(明治27)年12月21日開業 山梨県北杜市小淵沢町
【株式会社丸政】山梨県北杜市小淵沢町996 TEL:0551(36)2521
 http://www.genkikai.org/
極松茸・鮑入り甲州釜めし(1,100円) 2004年11月3日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入

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 駅弁大会シーズンに向けて投入した2004年秋の新商品か。釜飯なので円形の加熱式容器を、賑やかな柄のボール紙にはめる。中身は茶飯の上に錦糸卵を敷き、松茸や山菜やきんぴらやアワビを載せる。

 「松茸・鮑入り」とはいえさすがにその量は極少だが、加熱式駅弁にしては具の種類が多いのに、加熱で風味が活きて出来立てを思わせる。しかし2004年11月現在で、各地の駅弁大会に出品されているにもかかわらず、現地での発売開始は未定とのこと。

【中央本線小淵沢(こぶちざわ)駅】1894(明治27)年12月21日開業 山梨県北杜市小淵沢町
【株式会社丸政】山梨県北杜市小淵沢町996 TEL:0551(36)2521
 http://www.genkikai.org/
風林火山(1,200円) 2006年4月9日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入

掛紙 外観 外観
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 1988年のNHK大河ドラマ「武田信玄」放送にちなみ、同年に登場。写真のものは2006年春のリニューアル品だが、2007年のNHK大河ドラマは「風林火山」なので、これを意識したものか。大きく真っ黒な発泡材容器を、武田菱を柄とする赤い掛紙で包む。発売箇所によってはこれに同柄の専用紙袋も付く模様。

 武田菱状に仕切られた中身は、その外側に「風の信玄笹寿司」ことアワビ煮貝添え笹寿司、「林の里村炊き込み御飯」ことアワビとシメジの炊込飯、「火の甲州鉄火味噌おにぎり」こと鉄火味噌載り笹御飯、「山の栗おこわ」こと山栗おこわ、内側に「甲斐の味あわせ」として牛肉巻、玉子焼、紅鱒西京焼、ほうとう揚げ、かぼちゃ茶巾揚げ、アンズのシロップ漬など。値段は高いがどこまでも本格派、思い出作りの旅にはとてもふさわしい昼食になると思う。

 風林火山の「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」(疾(はや)きこと風の如(ごと)く、徐(しず)かなること林の如く、侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如し)は、武田信玄の創作ではなく孫子の句の部分引用で、しかも軍旗には四字熟語ではなく14字の漢文で記される。しかし後の歴史書や歴史小説などにより甲斐の国と武田信玄のキーワードとして定着し、これが駅弁や観光資源になっている。

【中央本線小淵沢(こぶちざわ)駅】1894(明治27)年12月21日開業 山梨県北杜市小淵沢町
【株式会社丸政】山梨県北杜市小淵沢町996 TEL:0551(36)2521
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2004年御柱祭弁当(1,200円) 2004年2月7日に川崎さいか屋駅弁大会で購入

掛紙 外観
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 2004年1月登場、おそらく5月に消える期間限定駅弁。間伐材利用の二段重ね木箱に割箸と写真絵葉書を載せて掛紙をかけて綱でしばる。中身は下段に鰻ときぬさやが載った「祭ちらし寿司」、上段に諏訪湖のワカサギ佃煮、桜肉(馬肉)しぐれ煮、豚餅米包み蒸しなど多種多様。デザートに新種カリンの果肉羊かんが入る。信濃各地の食材を使用した甲斐の国の駅弁屋の駅弁。

 長さ20m、太さ3m、重さ10トン以上の巨木16本を人力で引き回し、人を乗せながら斜面を落とす際には死者が出ることがある勇壮な諏訪大社の御柱祭(おんばしらまつり)。七年に一度の奇祭と紹介されるがこれは数え年、実際は6年間隔で行われ、2004年は4月2日から5月10日までの間に上社・下社の山出し・里曳きが各3日ずつ、合計12日間の開催。

【中央本線小淵沢(こぶちざわ)駅】1894(明治27)年12月21日開業 山梨県北杜市小淵沢町
【中央本線茅野(ちの)駅】1905(明治38)年11月25日開業 長野県茅野市ちの
【株式会社丸政】山梨県北杜市小淵沢町996 TEL:0551(36)2521
 http://www.genkikai.org/
元気甲斐(げんきかい)(1,300円) 2001年11月24日に品川駅コンコース駅弁大会で購入
 
2004年版東日本駅弁・駅そばマップ  2005年6月12日山陽放送「日本列島 駅弁88ヶ所」
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 テレビ番組の企画から誕生した駅弁の元祖。テレビ朝日「愛川欽也の探検レストラン」でデザイナーや料理研究家や駅弁博士が開発、東西有名料亭が企画し1985年10月27日に新発売、たちまち小淵沢の名物となった。調製元は発売当時の製作過程ビデオを用いて品質を保っているという。2005年6月時点で多い日には一日約500個が売れるという。

 正方形二段重ねの下段は東京の料亭「吉左右(きっそう)」の作品で栗とシメジの混ぜ御飯にワカサギや鶏やアスパラの唐揚げ、上段は京都の料亭「菊乃井」の作品で炊き込み御飯に香の物類が並ぶ。掛紙のデザインは映画監督の伊丹十三氏。

【中央本線小淵沢(こぶちざわ)駅】1894(明治27)年12月21日開業 山梨県北杜市小淵沢町
【株式会社丸政】山梨県北杜市小淵沢町996 TEL:0551(36)2521
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2001年6月17日開設 2007年3月4日更新
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