| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】笹子餅(50円) 調製年月日不詳
昭和30年代の調製と思われる、昔の笹子餅の掛紙。掛紙で紹介される笹子トンネルは、1902(明治35)年に完成した当時は全国最長のトンネルであり、現在も下り線用として現役である。 【掛紙】笹子餅(100円) 調製年月日不詳
昭和40年代の調製と思われる、昔の笹子餅の掛紙。1968(昭和43)年の全国菓子大博覧会での金賞受賞が記されるため、販売はその後だろう。明治時代から汽車客に親しまれる名物に、いまさら賞を塗っても仕方がないとは思うが。 笹子餅(820円) 2002年9月7日に笹子駅前の調製元で購入
1905(明治38)年の登場。ハードカバーの書籍を模したような厚紙製容器のふたを開けると、一口サイズの粒あん入りよもぎ餅が10個お目見え。つまり駅弁ではないが、製造販売業者が駅弁屋さんの連合である日本鉄道構内営業中央会の会員であり、かつては駅での立ち売りが実施されていたので、駅弁扱いで紹介する。 甲州街道の難所であった笹子峠は、明治時代開通の中央本線にとっても難所であり、急勾配を克服するために笹子駅はジグザグに線路が配置されたスイッチバックの駅となり、進行方向変更のための長い停車時間を利用して笹子餅の立ち売りが実施されていた。 今はパワーのある電車の時代となりスイッチバックは廃止、駅も駅員のいない無人駅となり、笹子餅の販売も特急の車内販売に移行したが、大型ダンプが途切れなく走る国道に面した駅前の営業所では現在でも購入が可能。 【中央本線笹子(ささご)駅】1903(明治36)年2月1日開業 山梨県大月市笹子町黒野田 【株式会社みどりや】山梨県大月市笹子町黒野田1343 TEL:0554(25)2121 【掛紙】御壽司(?円) 調製年月日不詳
戦後の調製と思われる、昔の大月駅弁の掛紙。意匠に特徴はなく、むしろ総菜屋のもの。かつては駅弁屋も持ち帰り寿司チェーンの役割を担っていた。 特製弁当しめじ御飯(550円) 2002年9月7日に大月駅ホーム上駅弁売店で購入
ボール紙の容器の中に半透明のトレーを入れる。中身は茶飯の上にしめじを十数本載せるもので、鶏肉や漬物に栗と缶詰ミカンを添える。御飯がしめじの混ぜ御飯や炊き込み御飯ではないのでしめじとの一体感がなく、具も飯も、特にしめじがとても塩辛いので味はイマイチ。ただ550円という価格はよいのではないか。 【中央本線大月(おおつき)駅】1902(明治35)年10月1日開業 山梨県大月市大月町1丁目 【株式会社桂川館】山梨県大月市大月1−3−20 TEL:0554(22)0047 風味釜めし(850円) 2002年9月7日に大月駅ホーム上駅弁売店で購入
大月駅の釜飯駅弁。よく見かける焼き物の釜飯容器にプラスティックのふたをして掛紙をかけて山の緑の紙ひもでしっかし締め、ひも1本で吊り上げられる外装は良し。中身は茶飯を敷き真ん中に鶏肉をどんと配置、周囲にゴボウやレンコンに椎茸や錦糸卵に栗やうずらの卵などを配置。味は見た目のとおりで、オーソドックスな釜飯駅弁に仕上がった。具が茶系一色なので華やかさには欠けるが、登山やハイキングの入口駅にちゃんと釜飯駅弁が用意されている点は良いと思う。 【中央本線大月(おおつき)駅】1902(明治35)年10月1日開業 山梨県大月市大月町1丁目 【株式会社桂川館】山梨県大月市大月1−3−20 TEL:0554(22)0047 ほろほろランチ(1,150円) 2002年9月7日に大月駅ホーム上駅弁売店で購入
1986(昭和61)年に登場した、ほろほろ鳥を使用した全国唯一の珍駅弁。長方形の容器の中には栗を添えた味付け御飯にポテトフライや海老フライ、富士山麓で飼育されているほろほろ鳥の薫製などが入り、なんと小瓶入りの甲州ワインまで収められている。味には好みがあるだろうが、話の種にはなる駅弁だろう。基本的に土休日限定で販売される駅弁。大月駅は1928(昭和3)年築の丸太小屋風駅舎が現役で供用され、運輸省「関東の駅百選」にも選ばれた。 【中央本線大月(おおつき)駅】1902(明治35)年10月1日開業 山梨県大月市大月町1丁目 【株式会社桂川館】山梨県大月市大月1−3−20 TEL:0554(22)0047 華やぎの章 慶山膳「甲斐」(1,500円) 2007年11月4日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
中日本高速のSA弁当「速弁」の第二弾として2007年3月21日に登場。2007年6月時点で全国一売れる速弁として、北陸道南条SA「みけつ国の幸若桜三昧」と共に新聞で紹介された。当時で一日40〜50個が売れていたという。調製元は石和温泉の旅館の関連会社。 大きくて花柄が賑やかだが強度が不安な正方形の発泡材容器を、不織紙の風呂敷で包む。中身はキノコ載せ白御飯とシジミ御飯、フジザクラポークの西京焼、地鶏炊き、馬刺しやマスくん製、湯葉や山菜の天ぷらなど。ポップコーン状になった稲穂も添える見栄え重視で、しかし安っぽい容器とスカスカな中身で見栄えを落とし、個性的なおかずで関心を呼ぶ。 【中央自動車道談合坂(だんごうざか)サービスエリア】1969(昭和44)年3月27日開業? 山梨県上野原市野田尻710(下り線)大野5889(上り線) 【MCフーズCF】山梨県笛吹市石和町市部1103−1 TEL:055(262)2210 華やぎの章 慶山膳「甲州」(2,500円) 2007年11月4日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
中日本高速のSA弁当「速弁」の第二弾として2007年3月21日に登場。2007年4月の旅行総合見本市「旅フェア2007」で「食べてみたい速弁アンケート」の第1位を獲得している。 強度に不安のない木目調の長方形発泡材容器を、赤いプリント柄の布製風呂敷で包む。中身は松茸御飯と栗御飯、甲州ワインビーフの西京焼、エリンギやパセリの天ぷらに有頭海老、湯葉や煮貝や百合根の揚げ物、マスくん製に玉子焼など。容器や包装、見栄えや風味、弁当らしさのすべてにおいて上の「甲斐」を凌ぐ印象。サービスエリアで高くて冷めた速弁なるものをわざわざ購入するのであれば、こちらを選ぶべき。 談合坂SAは中央道の最も東京側に位置するサービスエリア。マイカーも観光バスも立ち寄る重要な拠点であるため混雑が激しく、渋滞の名所であるため交通情報を通した知名度もある。平成に入りSAの移転拡張や上野原・大月間の線増という大改造が施された。 【中央自動車道談合坂(だんごうざか)サービスエリア】1969(昭和44)年3月27日開業? 山梨県上野原市野田尻710(下り線)大野5889(上り線) 【MCフーズCF】山梨県笛吹市石和町市部1103−1 TEL:055(262)2210 URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |