| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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ソースかつ棒(840円) 2004年12月30日に福井駅ホーム上ミニコンビニで購入
2004年9月頃に登場した珍駅弁。透明なトレーを入れた紙箱の中に、おこわのようにもちっとした御飯に大葉と薄いカツを巻き、揚げてソースに漬けたと思われる「ソースかつ棒」が2本入り、レモンとエリンギとオレンジと生姜とマヨネーズを添える。少量の割に高価だとは思うが、他では味わえない独特の風味を楽しめるから、一度は試してみても良いし、個人的には気に入った。どうも福井のソースカツ丼は名物だそうな。 ※2006年10月補訂:調製元の移転を反映 【北陸本線福井(ふくい)駅】1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目 【北陸本線芦原温泉(あわらおんせん)駅】1897(明治30)年9月20日開業 福井県あわら市春宮一丁目 【株式会社番匠本店】福井県福井市高木町83−18 TEL:0776(57)0849 鯛寿し(900円) 2005年1月3日に福井駅ホーム上ミニコンビニで購入
福井駅伝統の駅弁。長方形の経木の折り箱を、表の写真も裏のイラスト地図も昭和40年代に思える紙袋に詰める。容器の枠は菱形になっており、その中に鯛の押し寿司がばってらサイズで8個入る。味は北陸エリアの同種駅弁と似たり寄ったりで、容器で一枚上の風味を出しそうな気がして、しかしラップで完全にガードするのでそれが生きていない。 この古めかしい容器包装を見て、前月にニュースリリースが出ていた山陽新幹線開業30周年記念による復刻駅弁かと思ったが、よくよく考えると福井は同じJR西日本管内とはいえ山陽新幹線の沿線ではないし、資料を見ると復刻駅弁の販売は2005年1月23日から9月30日までだった。昔から存在するが、販売が途切れず続いていたわけでもないらしい。 ※2006年10月補訂:調製元の移転を反映 【北陸本線福井(ふくい)駅】1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目 【北陸本線芦原温泉(あわらおんせん)駅】1897(明治30)年9月20日開業 福井県あわら市春宮一丁目 【株式会社番匠本店】福井県福井市高木町83−18 TEL:0776(57)0849 越前笹すし(1,000円) 2003年1月14日に京王百貨店駅弁大会で購入
笹の葉を印刷したとても細長いボール紙製容器を使用。穴子・鯖・鯛・鱒を正方形の酢飯と共に笹の葉で縦横に包み、合計8個を洋菓子のように並べる。寿司そのものは加賀温泉駅「笹寿し」そっくりで、帯に魚の名前が書いてあり笹を開く前から中身が分かるのは便利。 ※2006年10月補訂:調製元の移転を反映 【北陸本線福井(ふくい)駅】1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目 【北陸本線芦原温泉(あわらおんせん)駅】1897(明治30)年9月20日開業 福井県あわら市春宮一丁目 【株式会社番匠本店】福井県福井市高木町83−18 TEL:0776(57)0849 こだわり幕の内 ままごっつお(1,050円) 2005年1月3日に福井駅ホーム上ミニコンビニで購入
2004年の新作だろうか。経木枠の長方形容器に和紙墨絵風の白い掛紙をかける。中身は日の丸御飯とかにめしがひとつずつ、海老にカボチャに薩摩芋に椎茸と分量の多い揚げ物に、玉子焼や蒲鉾に煮物や漬け物、デザートにオレンジといろいろ入る欲張り弁当。 掛紙によると煮物と魚と福井のお米にこだわったそうで、たしかに素材は良さそうなのだが、御飯が透明のプラ製トレーに詰められたり、揚げ物の油が多すぎて底敷きの紙が浸っていて、風味と雰囲気がやや殺がれた気はする。それがなければかなり華やかな幕の内駅弁だ。 ※2006年10月補訂:調製元の移転を反映 【北陸本線福井(ふくい)駅】1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目 【北陸本線芦原温泉(あわらおんせん)駅】1897(明治30)年9月20日開業 福井県あわら市春宮一丁目 【株式会社番匠本店】福井県福井市高木町83−18 TEL:0776(57)0849 福の井弁当(1,100円) 2004年12月31日に福井駅コンコース駅弁売店で予約購入
福井駅の幕の内弁当格。やや深めな木目調の発泡材容器に、菱川師福の屏風絵を載せた大きな掛紙を巻く。中身は福井の井だという井形の仕切りの中に御飯を詰め、その両脇を焼鮭や玉子焼や蒲鉾や海老や焼豚などと、鯛や鰻蒲焼や牛肉や大学芋などで固めるもの。おかずが盛り沢山で御飯が足りなくなる、ボリューム感のある駅弁。同じ価格帯のカニ飯駅弁がどちらかといえば分量控えめなので、満足感が欲しければこちらがよい。 「駅弁の達人」駅弁ブックによると、人気が高いため発売休止後に復刻したというが、人気があれば休止はないだろうし、復刻が切望されたという話も聞いたことがない。ともあれ、価格に見合う満足感がある駅弁だ。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。 ※2006年10月補訂:調製元の移転を反映 ※2005年3月補訂:写真の掲載と解説文の手直し 【北陸本線福井(ふくい)駅】1896(明治29)年7月15日開業 福井県福井市中央1丁目 【北陸本線芦原温泉(あわらおんせん)駅】1897(明治30)年9月20日開業 福井県あわら市春宮一丁目 【株式会社番匠本店】福井県福井市高木町83−18 TEL:0776(57)0849 御食国(みけつくに)濱のかあちゃんのまごころ焼き鯖そぼろ寿司弁当(840円) 2004年12月11日登場。楕円形の竹皮編み容器に駅弁名を墨字風に書いた掛紙をかける。中身は小浜産有機米コシヒカリの酢飯の上に錦糸卵と焼鯖のほぐし身を載せて、若狭ワカメの酢の物や煮野菜などを添える。日本一名前が長い駅弁ではないかとの指摘がある。土休日のみ一日15個ないし10〜20個程度が販売されるが、人気で入手が難しいと新聞等で紹介される。 国鉄時代からの調製元の撤退で駅弁がなくなった小浜駅に駅弁をと、小浜市直営の食文化館兼眺望風呂で食堂を運営する、小浜市食生活推進員の有志グループ「グループマーメイド」に、JRが駅弁の開発を依頼したもの。市施設は駅から一日わずか2〜3便のバスで10分もかかる、他地域公共施設と同様に鉄道その他公共交通機関でのアクセスを想定しない場所に建てている。 【小浜線小浜(おばま)駅】1918(大正7)年11月10日開業 福井県小浜市駅前町 【お食事処 濱の四季】福井県小浜市川崎3丁目5番 TEL:0770(53)0141 http://www.city.obama.fukui.jp/mermaid/hamanoshiki/ 若狭牛ステーキ重(1,365円) 2008年1月26日に阪神百貨店駅弁大会で購入
2007年秋頃に催事場で現れた、鯖江駅弁を名乗るおそらく史上初のお弁当。コンビニ軽食弁当並みに小柄な発泡材容器に透明なふたをして、商品名や中身と調製元の写真に催事屋製「駅弁の達人」マークや、「こだわり」「感動の」などの煽り文句を付けたボール紙の枠にはめる。 中身は白御飯の上に牛そぼろと牛ステーキ3切れを載せて、蒲鉾、玉子焼、柴漬けを添えた牛丼。ぱさついた感じの牛肉の風味は可もなく不可もなし。分量を考えるとえらく高価だが、5段階中上位2段階以上の若狭牛を使っているとは書かれている。 調製元はもともと福井県鯖江市の左官タイル業者。1995年頃に資材置き場をカラオケ店に転換したら大当たりし、ブームが去ると日本料理屋に転換したら土産物の焼き鯖寿司が空弁ブームによる知名度向上で空港や百貨店への販路に乗り、おそらくその縁で催事場、空弁、速弁へ進出、そして駅弁までも出したようだ。 この商品は鯖江駅のキヨスクで販売されているそうだが、2008年5月現在で時刻表や鉄道会社や駅弁業界や地元そして調製元公式サイトからも駅弁としての紹介はなく、BIGLOBEトラベル「全国駅弁ガイド」とジャパンフーズシステムの催事対応駅弁紹介が、唯二の紹介例である模様。阪神百貨店の駅弁大会でも、大阪の空弁屋と紹介されるブースで焼き鯖寿司の陰に隠れて売られていた。 【北陸本線鯖江(さばえ)駅】1896(明治29)年7月15日開業 福井県鯖江市日の出町1番地 【株式会社一乃松】福井県越前市高瀬1丁目29−2 TEL:0778(21)2211 http://www.ichinomatsu.jp/ 一乃松膳 一丁来(いっちょうらい)(3,000円) 2007年11月4日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
北陸自動車道南条サービスエリアの速弁の、2007年秋バージョンとして2007年9月22日に登場、おそらく12月8日か11月10日の冬メニューへの切り替えで早々と消滅。正八角形の専用発泡材容器を二段に積んで、紙帯風シールで止めて、風呂敷風のナイロン紙で包む。中身は下段が紅葉型の松茸、栗、白の各御飯と干し柿など、上段が秋の色彩や食材を織り込んだ18種類もの秋の味。 弁当の価格がこのクラスになると、容赦なく多種の食材を詰め込んできたり、そもそも公式速弁は地元との結び付きが中身で判別しにくく、「よくできたお弁当でした」以外の感想を出しにくいところ。こうやって北陸と無縁な催事場に出るくらいだから、話題づくりには確実に成功している。南条SAは鉄道でいうと北陸トンネルの福井側出口の近くに位置するサービスエリア。 【北陸自動車道南条(なんじょう)サービスエリア】1977(昭和52)年12月8日開業? 福井県南条郡南越前町 【日本料理 一乃松】所在地の記載なし 連絡先の記載なし かに本釜めし(870円) 2008年4月28日にドンキホーテ港山下店で購入
2007〜2008年の駅弁大会シーズン頃にスーパーやホームセンターなどで見掛けている商品。駅弁に使われているような陶製釜飯容器に、早炊米パックと具のレトルトパックを詰めて、陶製のふたとボール紙のふたと、商品名やつくり方を書いた紙を載せて、透明なビニールでラッピングする。 具と米を容器に開けてかき混ぜ、電子レンジで加熱した中身は、商品名どおりのカニが入った釜飯ではあるものの、そんな風味はどこにいったのか、酒のつまみにもならない、飯の塩辛。商品の外観や印刷から感じる、福井の駅弁の雰囲気はどこにもない。電子レンジが必要だから非常食にもならず、どういう用途や市場を想定した商品なのだろうか。 このシリーズは福井のかにの他に、北海道の紅鮭、青森の帆立、秋田のとり、山形の舞茸、東京のあさり、長野の山菜、静岡の桜えび、愛知の野菜、三重のはまぐり、京都の栗、大阪のたこ、神戸の牛肉、岡山の竹の子、広島のかき、瀬戸内海の穴子、高知の松茸、長崎の五目と、全18種が揃っているそうな。容器を除いたパックも通信販売されている。 【上野食品株式会社】東京都大田区千鳥3−14−3 TEL:03(3757)4711 http://www.stancup.co.jp/ URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2009 まっこうくじら All Rights Reserved. |