| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】上等御辨當(30銭) 調製年月日不詳
戦前の調製と思われる、昔の長岡駅弁の掛紙。大空に羽ばたくカモメがデザインされているように見えるが、当時の長岡では信濃川に沿って川を上るカモメが見られたのだろうか。 【掛紙】幕の内辨當(100円) 1957年5月28日調製
1957(昭和32)年5月28日20時の調製と思われる、昔の長岡駅弁の掛紙。長岡は城下町として生まれたが、後に長岡駅の敷地と化した長岡城は水堀に囲まれた平城であり、掛紙に描かれたり後に悠久山に郷土資料館として外観を再現した山城ではない。となると、この掛紙はどこの城を描いたものか。 【掛紙】いか味付めし(780円) 1992年4月4日調製
1992(平成4)年4月4日14時の調製と思われる、昔の長岡駅弁の紙箱。現在のものとほぼ同じ。購入者は4−4−4のゾロ目調製印を集めていたのかどうか。 【掛紙】かにずし(850円) 1992年4月4日調製
1992(平成4)年4月4日14時の調製と思われる、昔の長岡駅弁のパッケージ。これも現在のものとほぼ同じだが、あまりにもシンプル過ぎる印刷内容なので、調製シールやキャンペーンシールを貼っているほうが賑やかでいい。 【掛紙】いくら市松寿し(1,050円) 2000年9月10日におそらく越後湯沢駅で購入
2000(平成12)年9月10日10時の調製と思われる、昔の長岡駅弁の紙箱。越後湯沢駅、または上越新幹線の車内販売で購入したと思う。駅弁名の「市松」とは市松模様のことだろうか、パッケージにそれがなく中身の写真がないので、確かめられない。 いか豊穣めし(600円) 2002年5月25日にSLばんえつ物語号の車内で購入
小振りのボール紙製パッケージに、佐渡のイカと新潟の餅米を使ったいかめしをふたつ入れた真空パックがそのまま入る。ナイフと割り箸付き。味は北海道内の観光売店でよく見かける真空パックのいかめしよりやや勝り、同じ駅弁屋さんの類似商品とは雲泥の差。常温で2週間も日持ちがするので、売り手も買い手も便利な製品だろう。磐越西線「SLばんえつ物語号」車内でも販売される。 【信越本線長岡(ながおか)駅】1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通 【株式会社長岡浩養軒】新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 TEL:0258(32)3316 http://www6.ocn.ne.jp/%7En.kouyou/ ジャンボいなり(750円) 2008年4月5日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入
JR20周年の記念駅弁の長岡駅長岡浩養軒版として2007年に登場。手に持つと重量感のあるボール紙立体容器には、中身の写真が大きく掲載される。あまり大きくないトレー接着の発泡材枠容器に詰まる中身は、山菜入り酢飯を使った巨大なおいなりさんが1個。これを5切れにカットし、長辺方向に強引に詰め込んでいる。 柔らかい風味と分量の多さに満足するか、物足りない風味と強烈な分量に苦しむか。現在は長岡市に合併された新潟県の旧栃尾市では、大きさが他地域の1.5倍、厚さが3倍もある油揚げ「あぶらげ」が地域で約300年間親しまれている。 【信越本線長岡(ながおか)駅】1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通 【株式会社長岡浩養軒】新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 TEL:0258(32)3316 http://www6.ocn.ne.jp/%7En.kouyou/ いか味付めし(800円) 2001年9月30日に横浜駅駅弁大会で購入
有名な森駅「いかめし」の巨大版。ボール紙製のパッケージから、最近は珍しい銀色ビニール製容器を取り出して見えたのは、なんと真空パックの中に入ったいかめし。付属のナイフで封を切ると汁がこぼれ、いかめし自体もべちゃべちゃで、数名で分けて食べたが全員が不味いと言った。スーパーのいかめしのほうがはるかに美味しい。過去の文献ではそれなりに評価されていたものであり、いつからこうなってしまったのだろう。 【信越本線長岡(ながおか)駅】1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通 【株式会社長岡浩養軒】新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 TEL:0258(32)3316 http://www6.ocn.ne.jp/%7En.kouyou/ かにずし(870円) 2004年12月14日に立川高島屋の長岡駅弁販売で購入
駅弁に使われるとぐっと安っぽく見える白い使い捨て容器を、駅弁のように紙ひもでしばり、立派で駅弁らしいボール紙のパッケージに入れる。中身は酢飯にかにほぐし身とかに爪を載せる、駅弁名と一致した内容で、酸味が勝るのも駅弁らしい。一部例外はあるが、カニと関係の薄い地でのカニ駅弁は多くがこんな感じ。でも発売中止にならないくらいは売れているのだろう。 法令強化で大きくなった調製シールに負けない巨大さで「がんばろう長岡!がんばろう中越!」のシールが貼られる。2004年10月の新潟県中越地震に伴う連日の地震報道で、観光客など新潟県への訪問者は激減しているそうで、被災地以外では政官財界挙げて宣伝に励んでいる。 【信越本線長岡(ながおか)駅】1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通 【株式会社長岡浩養軒】新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 TEL:0258(32)3316 http://www6.ocn.ne.jp/%7En.kouyou/ ほたて舞(930円) 2002年11月24日にどこかで購入
正方形のプラスティック製二段重ね容器を掛紙で留める。中身は、下段がホタテの干し貝柱を新潟米コシヒカリと一緒に炊いた醤油味の炊き込み御飯、上段はおかずで煮ホタテの他にまいたけ・ふき・竹の子・ごぼうなどが入る。どこから食べても美味い駅弁で、これが千円以下で買えるのは駅弁としてはかなりお得だ。 【信越本線長岡(ながおか)駅】1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通 【株式会社長岡浩養軒】新潟県長岡市殿町一丁目2番地6 TEL:0258(32)3316 http://www6.ocn.ne.jp/%7En.kouyou/ 越後長岡喜作辨當(1,000円) 2008年4月5日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入
JR20周年の記念駅弁の長岡駅池田屋版として、同社の創業120年も記念して、2007年8月に登場。竹皮編みの細長い容器に、その容器と同じ色をした掛紙を巻いて、枯草色のひもで十字にしばる。中身は日の丸御飯に鶏ごぼう巻、焼鮭、玉子焼、がんもどき、ナス味噌炒め、桜餅など。 中身のすべてを収める透明トレーの大きさや厚さを最小限に抑える工夫もあり、内容や風味に加えて見栄えでも駅弁の旅情と郷愁を誘い、調製元が目指したレトロ感がたっぷり出ている。価格はちょっと高めだが、むしろ近年の物価上昇を反映したような。 【信越本線長岡(ながおか)駅】1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通 【株式会社池田屋】新潟県長岡市今朝白3−13−14 TEL:0258(33)2430 http://www4.ocn.ne.jp/~n940/ 多聞シェイクDE踊る鯛(1,050円) 2007年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
2006年12月の登場。ふたが透明なプラ製円形容器を、奇妙な絵柄を描いたボール紙の枠にはめる。中身は酢飯の上にサイコロ状の玉子焼、鯛の焼き付け、赤かぶ漬を盛り上げるもの。ここまででも駅弁で見た記憶がない鯛丼であり、さらに未開封状態で容器を振れという指示があることも珍しい。 今回の購入は駅弁大会で、輸送時のシェイクを嫌ったのか具の上にはフィルムが貼られており、容器を振ってもひっくり返しても、中身はいつまでも無事だった。名前から外観からキワモノな臭いが漂ってくるが、風味はふんわりして薄味感があり良いと思うので、良い方向へ話題になってくれればと思う。 なお、2007〜8年の駅弁大会シーズンの時点で、駅弁名が「多音シェイクDE踊る鯛」と一文字だけ変更されている。 【信越本線長岡(ながおか)駅】1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通 【株式会社池田屋】新潟県長岡市今朝白3−13−14 TEL:0258(33)2430 http://www4.ocn.ne.jp/~n940/ 【終売】?(はたはた)寿し(1,100円) 2001年11月7日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
ハタハタは秋田県の魚という印象があるが新潟県の長岡駅で駅弁になった。ボール紙の容器に薄いプラスティックのトレーが入り、酢飯にハタハタの身を載せて押した押し寿司を6分割したものが付け合わせと共に入る。 ハタハタ鮨は300年の伝統を持つ出羽の国の名産品。酢飯の酢がきつく、ハタハタの身が固く感じたがもともとこういうものか。乱獲による漁獲高減少で、この駅弁の価格のようにすっかり高級魚扱いとなった。 なお、調製元が2004年の新潟県中越地震の影響で休業の後に廃業したらしく、この駅弁は現在は入手できない模様。 【信越本線長岡(ながおか)駅】1898(明治31)年6月16日開業 新潟県長岡市大手通 【株式会社野本弁当店】新潟県長岡市台町2−2−9 TEL:0258(32)0410 http://www.ekiben.or.jp/sinetsu/nomoto_m.html URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |