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北陸の駅弁新潟県・糸魚川駅の駅弁 (5種類・2枚収蔵)

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■ JR西日本・北陸本線 糸魚川駅 2004年7月31日訪問

地図 駅名標 駅舎 駅構内

 新潟から特急「北越」で約2時間の、JR北陸本線とJR大糸線の接続駅。糸魚川市は姫川河口の日本海に面した人口約3万人の城下町で、ヒスイ(翡翠)の産地でセメント産業の都市。駅弁は国鉄時代からの駅弁屋「たかせ」が駅待合室内売店に駅弁を卸し、駅前の本店でも販売するほか、北陸線の特急列車の車内販売でも取り扱われる。1912(大正元)年12月16日開業、新潟県糸魚川市大町1丁目。
地図出典:国土画像情報(国土交通省)http://w3land.mlit.go.jp/WebGIS/  写真出典:館長の現地訪問時の撮影

【掛紙】御壽司(50円) 調製年月日不詳

昔の駅弁掛紙

 おそらく1950年代の調製と思われる、昔の糸魚川駅弁の掛紙。価格から判断して紛れもない戦後の掛紙であるが、漢字は主に旧字体が使われている。
【掛紙】御弁當(100円) 調製年月日不詳

昔の駅弁掛紙

 1960年代の調製と思われる、昔の糸魚川駅弁の掛紙。当時の北陸本線はこの掛紙に描かれるように、断崖絶壁を縫う非電化単線の細道で、輸送力不足と災害に悩まされていたが、昭和30年代に北陸トンネルその他の長大トンネルを何本も掘り抜き、現在の複線電化の大動脈に生まれ変わっている。
えび釜めし(900円) 2004年7月31日に糸魚川駅コンビニキヨスクで購入
 2004年度JR西日本「駅弁の達人」
掛紙 外観 外観 中身

 1964(昭和39)年の登場。海老が入った釜飯駅弁は珍しくないが、海老を名乗る釜飯駅弁は少ない。総プラスティック製の釜型容器に紙おしぼりを載せて釜飯駅弁サイズの長方形の掛紙をかけて割箸ごとビニールひもでしばる。中身は茶飯の上に殻付海老がふたつと帆立に薩摩芋や栗、きんぴらごぼうにそぼろなどと、妙に大きい紅生姜板など、具は他駅の釜飯駅弁と比較してちょっとユニーク。

 昔から糸魚川駅の名物駅弁で味は悪くないが、丸ごと食べるには殻が固い殻付海老に難儀したので、駅弁としての評価はややマイナス、同時に消費したほたて釜めしのほうが好印象。茶飯はエビで出汁を取ったと過去の資料にあるが、そうとは感じられなかった。容器は陶製とする報告とプラ製とする報告が入り乱れ、どちらが普段の姿かはっきりしない。2004年度JR西日本「駅弁の達人」対象駅弁。

※2004年10月補訂:写真の掲載と説明文の全面改訂。
※2004年5月補訂:容器をプラ製から陶製に変更、「駅弁の達人」対象を追記。

【北陸本線糸魚川(いといがわ)駅】1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
【株式会社たかせ】新潟県糸魚川市大町1−5−1 TEL:025(552)0014
 http://www2.ocn.ne.jp/~takaseto/
ほたて釜めし(900円) 2004年7月31日に糸魚川駅コンビニキヨスクで購入

掛紙 外観 外観 中身

 その商品の雰囲気から年季物だと思うが、過去の紹介や収穫報告が絶無な駅弁。えび釜めしと同様、総プラスティック製の釜型容器に紙おしぼりを載せて釜飯駅弁サイズの長方形の掛紙をかけて割箸ごとビニールひもでしばる。中身もえび釜めしとほとんど同じで、殻付海老2個がそのまま帆立2個に置き換わる。当然に味はほとんど同一だが、殻付海老に苦戦しない分だけ食べやすく、それだけでぐんと風味を上げている。あるいはこの茶飯の味付けは帆立に合う感じもした。

 購入日は偶然にも駅前市街地で「おまんた祭り」が開催されていた。見た目ではスタッフの他に観客がいない閑散祭と映ったものの、そもそもお祭りとは地域の人々が地域のために営むものであり、参加者と運営者が分離された、観客は部外者ばかりの観光目的イベントに毒されすぎているのかもしれない。または夜の花火大会がメインイベントか。

【北陸本線糸魚川(いといがわ)駅】1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
【株式会社たかせ】新潟県糸魚川市大町1−5−1 TEL:025(552)0014
 http://www2.ocn.ne.jp/~takaseto/
白馬弁当(1,000円) 2005年8月7日に富山駅改札外駅舎内駅弁売店で購入

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 糸魚川駅唯一の幕の内駅弁。茅葺き屋根と白馬連峰を載せた専用の長方形ボール紙容器に調製印を押してセロテープで留める。白いプラ製トレーに入った中身は、ひとつが日の丸御飯、もうひとつがおかずで焼鮭、蒲鉾、玉子焼、つくね、帆立フライ、山菜、煮物各種など。

 あとで写真を見れば価格相応を目指した中身と品質があるように見えて、しかし食べている時は高くて風味はそうでもないという、駅弁に対するネガティブ感そのままの感想しかなかった。それでも北陸本線車内販売で広く取り扱われ、わざわざ隣の県でも販売されているとなれば、一定のファンが付いているのだろう。そういえば北陸本線には、機能性を求めた駅弁が少ないような。

【北陸本線糸魚川(いといがわ)駅】1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
【株式会社たかせ】新潟県糸魚川市大町1−5−1 TEL:025(552)0014
 http://www2.ocn.ne.jp/~takaseto/
田舎ずし(1,050円) 2007年8月11日に特急はくたか車内販売で購入

掛紙 掛紙
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 1987(昭和62)年8月に従来の「笹寿司」をリニューアル。木目を印刷した段ボールの薄く広い長方形の紙箱を、中身写真と駅弁名を描いたボール紙の枠にはめる。中身は小判状の酢飯の上に様々な具を細々と置いて笹の葉に包んだものが8個、折り重なるように入るもの。この地方でお祭りの時に食べた郷土食を駅弁にしたそうな。

 18種類もの具が入る割には派手さが全くないため、4桁の価格に不満を持たれるかもしれないが、雰囲気と食べやすさは名駅弁の域にあってよいし、酢飯の風味を評価する声もある。通信販売対応商品で、注文書が同封されているほか、北陸各地の駅や特急列車での販売もある。

【北陸本線糸魚川(いといがわ)駅】1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
【株式会社たかせ】新潟県糸魚川市大町1−5−1 TEL:025(552)0014
 http://www2.ocn.ne.jp/~takaseto/
夫婦(めおと)釜めし(1,200円) 2007年8月11日に特急はくたか車内販売で購入

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 1987(昭和62)年2月の登場。とても小さなプラスティック製の釜飯容器をふたつ、その中身の写真を掲載したボール紙の箱に詰める。中身は緑色容器のほうが、だし御飯の上に松茸、栗、山菜、とりそぼろなど。橙色容器のほうが、同じ御飯の上に帆立、海老、カニカマ、きんぴらなど。風味はみたまんまで、松茸釜飯と海老釜飯が味をそのままに縮小できている。

 2個に分かれているけれど、分量はひとりぶん。夫婦で仲良く分けて食べられるという紹介文がつきまとうが、実際はどうも、松茸が男性で貝が女性という意味も込められているそうな。駅弁ではあまり聞かれない、オトナの味。

【北陸本線糸魚川(いといがわ)駅】1912(大正元)年12月16日開業 新潟県糸魚川市大町1丁目
【株式会社たかせ】新潟県糸魚川市大町1−5−1 TEL:025(552)0014
 http://www2.ocn.ne.jp/~takaseto/
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2001年6月17日開設 2008年7月24日更新
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