| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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くじら弁当(1,000円) 2007年4月7日に館山駅1階食堂売店で購入
2001年に登場した、関東では稀な非公式駅弁。近辺の公式駅弁より駅弁らしい、経木枠の長方形容器を使用。これに経木のふたをして輪ゴムで留め、近年では珍しくCGの香りがしない、商品名とクジラのイラストを描いた掛紙を巻き、セロハンテープで留める。 中身は白御飯の上を、クジラの大和煮と2種類のそぼろに炒り卵で覆い、ごぼうと柴漬けと紅生姜を少々添えるもの。掛紙記載「貴重な味わい」のとおり、クジラ丼と呼べる駅弁は収穫時点で、ここの他に新宮のステーキ丼と長崎のカツ丼しか思い当たらない。少々の臭みはあるが、肉の柔らかさと分量は駅弁で日本一だろう。JR子会社と老舗駅弁屋が駅弁を支配する関東地方で、地元業者が弁当1品で食い込んでくること自体も貴重である。一日30個の注文販売。 国際捕鯨委員会(IWC)は1982(昭和57)年に商業捕鯨のモラトリアム(一時停止)を可決、中曽根内閣が対米配慮でこれに対する異議申し立てを取り下げ、さらに国内規制を追加したため、日本の捕鯨産業は壊滅した。館山を含めた房総半島各地には江戸時代から沿岸捕鯨の歴史が残り、第二次大戦後は館山の東方約15km先に位置する和田に捕鯨基地が設けられたが、現在は調査捕鯨として年間100頭程度の沿岸小型捕鯨が、ここと北海道の網走、函館、宮城県の鮎川、和歌山県の太地で実施されているにすぎない。 【内房線館山(たてやま)駅】1919(大正8)年5月24日開業 千葉県館山市北条 【館山駅構内 マリン】千葉県館山市北条1884 TEL:0470(244)0622 【終売】おむすびコロリン(399円) 2002年3月23日に佐倉駅駅弁売店で購入
ボール紙を立体に組み立てたスナック菓子のようなパッケージの中に、おむすびが3つで380円+消費税。おむすびは最近はコンビニでも復活しつつある、あらかじめ海苔が巻かれて湿ったタイプで、かわいらしい外観に懐かしい味。駅構内では買えず、駅前広場に面した階段下の小さな小さな売店で販売されていたが、2002年3月31日限りで駅弁業者の撤退により消滅した。 【総武本線佐倉(さくら)駅】1894(明治27)年7月30日開業 千葉県佐倉市六崎 【株式会社いせや】千葉県佐倉市大崎台4−13−12 TEL:043(484)0052 【終売】やきとり弁当(630円) 2002年3月23日に佐倉駅駅弁売店で購入
1961(昭和36)年に登場した、かつての佐倉駅弁の代表格。ボール紙のパッケージに白いトレーを入れ、その容器いっぱいに白御飯を敷き詰め、甘めのタレにからめた脂身のない地鶏胸肉の焼き鳥と鶏そぼろを載せた駅弁。21世紀になってJR東日本の発足当初のキャンペーン「LOOK EAST」のロゴマークを見るとは思わなかった。2002年3月31日限りで駅弁業者の撤退により消滅した。 佐倉では江戸時代から養生のために肉類を食べる「薬食い」が奨励され、特に鶏肉が重用されたことが、この駅弁の由来だとパッケージに記されている。佐倉自体は現在はすっかり東京の通勤圏で、ロングシートの通勤電車が多く乗り入れる。 【総武本線佐倉(さくら)駅】1894(明治27)年7月30日開業 千葉県佐倉市六崎 【株式会社いせや】千葉県佐倉市大崎台4−13−12 TEL:043(484)0052 【終売】かつどん弁当(630円) 上記「やきとり弁当」と同じ大きさの長方形のボール紙製パッケージに、全く同じ白いトレーを入れ、白御飯を敷き詰めて、それを覆うサイズのカツを一切れ載せたもの。やっぱり「LOOK EAST」のロゴ入り。駅弁はたいてい、消費税が外税(別加算)ではなく内税(税込)であるため、外税の佐倉駅弁は珍しい存在であった。2002年3月31日限りで駅弁業者の撤退により消滅した。 【総武本線佐倉(さくら)駅】1894(明治27)年7月30日開業 千葉県佐倉市六崎 【株式会社いせや】千葉県佐倉市大崎台4−13−12 TEL:043(484)0052 【終売】牛どん弁当(682円) 上記「やきとり弁当」と同じ大きさの長方形のボール紙製パッケージに、全く同じ白いトレーを入れ、白御飯を敷き詰めて、それを覆うようにすき焼き風薄切り牛ロースを載せたもの。つまり牛丼。これで牛豚鶏と一般的な食肉が全部揃った。ただ、「やきとり弁当」を除く駅弁はいつでも手に入るわけではなかったようだ。2002年3月31日限りで駅弁業者の撤退により消滅した。 【総武本線佐倉(さくら)駅】1894(明治27)年7月30日開業 千葉県佐倉市六崎 【株式会社いせや】千葉県佐倉市大崎台4−13−12 TEL:043(484)0052 【終売】特選幕の内弁当歴史の森(945円) 佐倉駅弁は幕の内弁当が最も高価であった。長方形のボール紙製パッケージに白いトレーを入れ、胡麻をふり梅干しを載せた白御飯に、エビフライ・焼き魚・玉子焼・煮物類などを詰めたもの。佐倉駅弁で唯一のシンプルでない駅弁とも言える。2002年3月31日限りで駅弁業者の撤退により消滅した。 駅弁名は市内に国立歴史民族博物館があることに由来か。しかし博物館は佐倉駅よりも京成電鉄京成佐倉駅が近く、佐倉の町もそちらが中心である。 【総武本線佐倉(さくら)駅】1894(明治27)年7月30日開業 千葉県佐倉市六崎 【株式会社いせや】千葉県佐倉市大崎台4−13−12 TEL:043(484)0052 URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |