| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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三浜(さんぴん)たこめし(680円) 2004年1月17日に新宿高島屋茨城物産展で購入
2001年春に登場した、茨城の民俗シリーズ第2弾。赤いトレーを接着した正方形の発泡材容器に透明なふたをかけて、地元のタコ絵描き唄などを記した薄手の掛紙をかけて輪ゴムでしばる。中身はタコの餅米入り炊込御飯に厚さと大きさのあるたこ足スライスを5切れほど載せるもの。蓋を開けた香りですでにタコを感じ、食べると柔らかく風味豊か、味は明石などのタコ駅弁に匹敵する。 2003年のTBSテレビドラマ「元カレ」に登場したことがチラシで強調されているものの、そんな風化が早いうたい文句がなくても生きていけるはず。なお「三浜」とは茨城県水戸付近太平洋岸の大洗・湊・平磯の各港をまとめる呼び名とのこと。 【鹿島臨海鉄道大洗(おおあらい)駅】1985(昭和60)年3月14日開業 茨城県東茨城郡大洗町桜道 【有限会社こうじや(お弁当の万年屋)】茨城県東茨城郡大洗町磯浜3666−2 TEL:029(267)5104 http://www.o-bento.co.jp/ 漁師徳爺のめんぱ(750円) 2006年10月9日訪問
2006年9月16日に登場した、大洗駅弁約3年ぶりの新作。正八角形の発泡材容器に透明なふたをかけ、割箸を載せてチラシとしおりを添えて、商品名と爺さまを描いたボール紙で留める。「めんぱ」とは船に持って行く弁当という大洗漁師の方言、徳爺とは大洗に実在し駅弁登場前年に海で亡くなった漁師にちなむという。 中身は御飯の上にアオサ海苔を塗ってシラウオを載せ、ハマグリ、ホタテ、鮭、にんじん、さつまいも等も載せる磯丼。すべてが茨城県産や大洗漁港での水揚げだという中身は、潮の香りが漂ってくるとともに、食感も味付けも、全体的な風味も雰囲気も、とても軟らかい感じ。そんなところが大洗の駅弁らしいし、旧国鉄駅の駅弁にない風味と個性を感じられる。 大洗駅には地元や遠方の駅利用者に限らない駅弁需要があるのだろうか、好天の三連休の昼間の訪問とはいえ、新幹線も特急も来ない、線内主要駅ではあるが乗換駅でもない、観光の拠点として使われている雰囲気もない駅で、コンビニ向け冷蔵ケースにあり得ないくらい多量に駅弁が詰められていた。アクアワールド大洗(水族館)でも販売される。 【鹿島臨海鉄道大洗(おおあらい)駅】1985(昭和60)年3月14日開業 茨城県東茨城郡大洗町桜道 【有限会社こうじや(お弁当の万年屋)】茨城県東茨城郡大洗町磯浜3666−2 TEL:029(267)5104 http://www.o-bento.co.jp/ ダイダラボウのはまぐりめし(800円) 2004年1月17日に新宿高島屋茨城物産展で購入
2000年春に登場し、翌年頃から大洗駅弁として紹介されるもの。竹籠の容器に割箸とチラシと歌詞カードを添えて、ダイダラボウの民話を描いた掛紙をかけて輪ゴムでしばる。中身は味付けおこわの上に大きく柔らかい煮ハマグリを載せて煮物やゆで卵などを添えるもの。風味は良好で、ハマグリ駅弁ではナンバーワンだと思う。 海水浴場と原子力施設で有名な茨城県東茨城郡大洗町の事業所向け弁当業者が、観光客などにアピールできる弁当をと、常陸国風土記に登場する茨城県の民話上の巨人「ダイダラボウ」をテーマに開発したもの。ダイダラボウは天秤棒に富士山と筑波山を吊って来た、巨大な足跡は池となり足を滑らせた跡は巨大な斜面になったなどと紹介、海辺で食べた大ハマグリの捨てた貝殻が丘になったものが、大洗駅北西約2ロにある大串貝塚とされ、これが駅弁となった。 【鹿島臨海鉄道大洗(おおあらい)駅】1985(昭和60)年3月14日開業 茨城県東茨城郡大洗町桜道 【有限会社こうじや(お弁当の万年屋)】茨城県東茨城郡大洗町磯浜3666−2 TEL:029(267)5104 http://www.o-bento.co.jp/ 磯節(1,000円) 2004年1月17日に新宿高島屋茨城物産展で購入
2002年春に登場した、茨城の民俗シリーズ第3弾。すだれの容器に割箸とチラシを置き海の写真を載せた掛紙をかけて輪ゴムでしばる。コピーながらお品書き付き。中身は岩海苔の炊込御飯にサザエの壺焼、釜揚げシラス、穴子煮にタコ煮に有頭海老そして松葉のアクセントという具合で、見た目も味も香りも磯いっぱいで柔らかい、日本三大民謡「磯節」をイメージしたという。海老の身がむいてあったり、サザエの身に楊枝が的確に刺さっていたり、そんな心遣いまで感じられる。 鹿島臨海鉄道はその名の通り、1970年に鹿島工業地帯の臨海貨物鉄道で開業、しかし1978年の成田空港ジェット燃料輸送開始の見返りとして、ささやなかながら旅客営業を開始し、1983年に終了。そのうち北鹿島・水戸間で建設されていた国鉄ローカル線の運営者になることとなり、1985年に鹿島神宮・水戸間「大洗鹿島線」で再び旅客営業を開始したもの。同線は1980年の国鉄ローカル線一斉建設中止の際に、開業後の利用者が見込めることで建設続行とされたわずか2路線のうちひとつであるが、結局は廃止対象線や他の建設中止線と同じく、第3セクター鉄道会社での開業となった。 【鹿島臨海鉄道大洗(おおあらい)駅】1985(昭和60)年3月14日開業 茨城県東茨城郡大洗町桜道 【有限会社こうじや(お弁当の万年屋)】茨城県東茨城郡大洗町磯浜3666−2 TEL:029(267)5104 http://www.o-bento.co.jp/ URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2009 まっこうくじら All Rights Reserved. |