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【掛紙】おべんとう(?円) 調製年月日不詳

昔の駅弁掛紙

 1980年代頃に使われていたと思われる、昔の我孫子駅弁の掛紙。山下清が著名画家になる前の第二次大戦中に、我孫子駅で駅弁屋と立ちそば屋を営む調製元に勤めていたことが縁で、掛紙に使うために四季で四種の絵を依頼し、しかし三種を描いたところで亡くなったそうな。

 調製元は今も我孫子駅構内にいくつもの立ちそば屋を置き、その味は評判であるが、駅弁業はやめており、駅弁もこの掛紙も入手できない。山下清の作品が高価で取引されるように、この掛紙も昭和末期のものにしては高価で(といっても、状態が良くても高くて数千円程度)取引されているらしい。
【掛紙】おべんとう(?円) 調製年月日不詳

昔の駅弁掛紙

 1980年代頃に使われていたと思われる、昔の我孫子駅弁の掛紙。千葉県立の手賀沼公園が描かれているが、服装は半袖で、木は葉が落ちており、季節はどちらだろう。この頃の手賀沼は毎年1度、全国一汚い湖沼として全国ニュースで紹介されていた。
常陸牛どん(530円) 2005年8月27日に土浦駅ホーム上駅弁売店で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 牛丼チェーン店風の容器にカラーコピーの掛紙をかけてビニールひもでしばる。価格は掛紙に手書き、十数年は前のキャンペーン「なるほど!ザ常磐線」ロゴも踊る。中身は牛丼で、キウイの添付が特徴。暖かくないと食べられたものではないという悪評や、時代に流されない個性的な内容だとか、時間が止まったような駅弁売店と共に、半ば伝説的に語られるような現役駅弁。

 筑波山観光の入口駅であった土浦も、東京方面への通勤とつくば学園都市への入口として駅前はビルだらけになり、つくばエクスプレスの開業と中心市街地の衰退でやや寂しい感じになっている。駅弁も下りホームの上野寄りの売店一箇所だけで購入可能。

※2005年12月補訂:写真の掲載と解説文の改訂
※2004年4月補訂:調製元の変更を反映

【常磐線土浦(つちうら)駅】1895(明治28)年11月4日開業 茨城県土浦市有明町
【有限会社富久善分店】茨城県土浦市大和町4−16 TEL:029(822)1264

つちうら和弁当(840円) 2002年3月23日に土浦駅ホーム上駅弁売店で購入

掛紙 外観 外観 中身

 土浦駅の幕の内駅弁。カラーコピーの掛紙に市販の折詰弁当箱を使用、中身は白御飯に焼き魚・エビフライ・鶏唐揚・小海老に椎茸などの煮物、そして土浦駅弁らしく小さな鰻蒲焼が入る。価格の割に内容は豊富であるものの、水気が多すぎて全体的にべちゃついており、特に揚げ物の衣はプロが作る味ではない。素材は悪くないので残念の一言。適度に水気を吸う経木の容器に入れればおいしそう。

※2004年4月補訂:調製元の変更を反映

【常磐線土浦(つちうら)駅】1895(明治28)年11月4日開業 茨城県土浦市有明町
【有限会社富久善分店】茨城県土浦市大和町4−16 TEL:029(822)1264

うなぎ丼(1,000円) 2002年3月23日に土浦駅ホーム上駅弁売店で購入
 
2004年版東日本駅弁・駅そばマップ  東日本駅弁マップ2005年版
掛紙 外観 中身

 戦前から存在し、現在の土浦駅を代表する駅弁。ファストフードの牛丼弁当のような白い発泡材の丼の中身は、御飯とタレと鰻蒲焼だけのシンプルな構成。掛紙に「昔から炭火焼」とあるとおり鰻蒲焼は本当に炭火焼きで、おこげの香ばしさは秀逸だが、私が食べたものは肝心の鰻が皮の厚い安物風だった。鰻の当たり外れが大きいらしい。価格は購入時点で840円、2006年頃から1,000円。

※2007年3月補訂:価格改定を追記
※2004年4月補訂:調製元の変更を反映

【常磐線土浦(つちうら)駅】1895(明治28)年11月4日開業 茨城県土浦市有明町
【有限会社富久善分店】茨城県土浦市大和町4−16 TEL:029(822)1264

玉屋の奥久慈しゃも弁当(950円) 2002年8月15日に常陸大子駅構内受取で予約購入
 
2004年版東日本駅弁・駅そばマップ  東日本駅弁マップ2005年版
掛紙 外観 中身

 発泡材のホカホカ弁当向け容器に、蓋が閉まらないほど大量に飯と「奥久慈しゃも」肉にゴボウのささがきや玉子そぼろを詰めるもの。闘鶏用鶏で地元でも見向きもされなかったシャモを、駅前旅館が積極的に引き受けていたものだそうだが、現在は全国特殊鶏味の品評会で第1位を取るなど、高級鶏としてすっかり地元の名物に。

 1986年頃から事実上の駅弁として売られていた弁当が、2002年度に販売業者が日本鉄道構内営業中央会に加盟したことで公式な駅弁となったもの。掛紙に駅弁マークが刷られ、JR時刻表には2002年6月号から駅弁の記号と駅弁名が掲載されたが、なぜか9月号で削除された。駅舎内のコンビニ売店が7月末で閉店したためとの説があり。その後、2005年5月号でなぜかめでたく復帰している。

【水郡線常陸大子(ひたちだいご)駅】1927(昭和2)年3月10日開業 茨城県久慈郡大子町大字大子
【玉屋旅館】茨城県久慈郡大子町大子718 TEL:02957(2)0123

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2001年6月17日開設 2008年7月30日更新
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