| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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上等御辨當(30銭) 1936年11月28日調製
昭和(または大正)11年11月28日17時の調製と思われる、昔の米沢駅弁の掛紙。スキーの行楽客を描いているのか、軍人をカーキ色の掛紙で描いているのか、なんともいえないが不穏な空気が漂うデザインではある。 栗めし弁当(630円) 2008年2月3日に調製元で購入
昭和の頃は牛肉モノに次いだ米沢駅の名物駅弁。赤い栗型のプラスティック製容器に、栗と駅弁名を描いた掛紙をかけて、ひもでV字型にしばる。中身は茶飯に栗甘露煮と椎茸とグリーンピースを5つずつ載せ、がんもどき、玉子焼、かまぼこ、高野豆腐、しそ味噌巻などを添える。 掛紙と中身の見栄えや風味に昭和の駅弁がある。内容の充実度は高いと感じるが、こういう栗飯駅弁にも人気や注目があったのも昭和の頃まで。米沢に牛肉の駅弁が健在な間は、見直される時期が来ないと思う。かつては東北や九州の多くの駅でこういう駅弁が見られたが、今は調製元ごと過去帳入りしたところが多い。 【奥羽本線米沢(よねざわ)駅】1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目 【有限会社新杵屋】山形県米沢市東3−1−1 TEL:0238(22)1311 http://www.shinkineya.com/ 幕の内弁当(710円) 2008年2月3日に調製元で購入
米沢駅の幕の内弁当の新杵屋版。浅く平たい正方形の発泡材容器に木目柄のボール紙でふたをして、山形市街の古めかしい地図を描いた掛紙をかけて、ひもで十字にしばる。中身は俵の型押しが細長い日の丸ご飯に、マス塩焼、ウインナー、ひじき、蒲鉾、玉子焼、高野豆腐、うぐいす豆と牛肉煮など。見栄えや内容は冴えないが、風味は意外にしっかりしていた。 牛肉駅弁が主力で有名で人気の米沢駅において、幕の内弁当をわざわざ買い求める客などいるのかと思う。購入時には売店に実物がなく、調製元で注文し作ってもらったが、普段はこうやって予約や受注生産で売っているのかもしれない。 【奥羽本線米沢(よねざわ)駅】1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目 【有限会社新杵屋】山形県米沢市東3−1−1 TEL:0238(22)1311 http://www.shinkineya.com/ 米沢らーめんどんぶり(950円) 2006年4月8日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入
2005〜6年の駅弁大会シーズンに向けて投入か。ラーメンのどんぶりを模した発泡材容器に透明なふたをかけ、中身写真や商品名などを載せたボール紙の枠にはめる。中身は御飯の上に牛チャーシューが2種2枚ずつと、メンマ、ナルト、シナチク、煮玉子、紅生姜など。米沢のラーメン店の味を共同開発で取り入れたそうな。 内容も風味もラーメンがうまく再現されていると思う。一方で米沢牛駅弁をおびやかすほどの存在になるのは難しいだろう。駅弁催事でネタとして買われる珍駅弁。現地ではほとんど販売されていないという報告もある。 【奥羽本線米沢(よねざわ)駅】1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目 【有限会社松川弁当店】山形県米沢市駅前3−5−3 TEL:0238(23)0725 http://www.m-bento.co.jp/matu.htm とんとん弁当(1,000円) 2002年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入
2001年末頃登場。有名駅弁「牛肉どまん中」と全く同じ容器に御飯に付け合わせを使用し、米沢牛のかわりに無菌豚(天元豚)の煮物を敷いたもの。 2001年秋のBSE(狂牛病)騒動で牛肉の売り上げは半減、牛肉駅弁の売り上げも打撃を受けたようで、米沢牛のお膝元でも牛肉以外の駅弁を急いで出したと思われる。「安全な飼料で育った天元豚」などと掛紙に書かれているから、ますます確信できる。その割には味はなかなか良いのだが、やはり米沢では米沢牛の駅弁が食べたい。 【奥羽本線米沢(よねざわ)駅】1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目 【有限会社新杵屋】山形県米沢市東3−1−1 TEL:0238(22)1311 http://www.shinkineya.com/ 鯉弁当(1,050円) 2002年8月17日に米沢駅ホーム上駅弁売店で予約購入
1899(明治32)年に登場したという、牛肉駅弁全盛の米沢駅で一日5本だけ作られるという要予約の駅弁。使い捨てタイプの仕出し弁当容器にかけた大きな掛紙には、なんと1978年の国鉄の旅行キャンペーン「いい日旅立ち」のロゴマークが入る。中身は米沢の伝統食である養殖鯉を甘露煮にして入れ、他は白御飯に里芋や椎茸やタケノコの煮物と切り干し大根など。 米沢の名産品A(pple),B(eef),C(arp)の一角を占める米沢鯉。1802年に上杉藩主の上杉治徳公、つまり鷹山公が導入したそうで、現在も米沢城のお堀には鯉が泳ぎ、市内には鯉料理の店がある。臭みはないがレバーのような癖はあるから、万人向けではない印象。 【奥羽本線米沢(よねざわ)駅】1899(明治32)年5月15日開業 山形県米沢市駅前1丁目 【有限会社松川弁当店】山形県米沢市駅前3−5−3 TEL:0238(23)0725 http://www.m-bento.co.jp/matu.htm URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |