| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】御辨當(30銭) 1933年6月19日調製
昭和8年(または大正8年?)6月19日6時の調製と思われる、昔の盛岡駅弁の掛紙。岩手公園や石割桜など、現在でも盛岡を代表する名所が名所として記されている。右上の銅像にある横川省三とは、盛岡出身の自由民権運動家で日露戦争で軍事密偵となるが捕らえられ処刑されたそうで、岩手公園に銅像の台座だけが残るとか。 【掛紙】御寿し(20銭) 調製年月日不詳
戦中頃の調製と思われる、昔の盛岡駅弁の掛紙。現在も桜の名所である高松の池の夜桜と、現在は台座だけ残る岩手公園の銅像を、戦意高揚のスローガンと共に紹介している。 【掛紙】御弁当(100円) 調製年月日不詳
昭和30年代頃の調製と思われる、昔の盛岡駅弁の掛紙。掛紙左右のキャッチフレーズが見慣れない文面なので、駅弁屋さんか地域独自の標語だと思われる。昔は良かった調で振り返られることも多い旅客マナーは、実は昔も今も大差ないと思われる。 【掛紙】ジンギスカン弁当(500円) 調製年月日不詳
1980年代頃の調製と思われる、昔の盛岡駅弁の掛紙。ジンギスカン弁当は盛岡の珍駅弁として一部に根強い支持があり、JR発足以降の販売もあったようだが、調製元の駅弁撤退に伴い失われた模様。 【掛紙】南部の牛めし(600円) 調製年月日不詳
1980年代頃の調製と思われる、昔の盛岡駅弁の掛紙。南部牛追唄と赤ベコが描かれる、なんとなく東北らしい絵柄。 【掛紙】名物おむすび弁当(400円) 調製年月日不詳
1980年代頃の調製と思われる、昔の盛岡駅弁の掛紙。属地性のない商品名と掛紙の絵柄だが、その形状がおにぎり型になっているのはユニーク。 【掛紙】特製とりめし(400円) 調製年月日不詳
1980年代頃の調製と思われる、昔の盛岡駅弁の掛紙。2004年まで売られていた同名駅弁と、掛紙の絵柄はほとんど変わらない。中身もおそらく同じだろう。 【掛紙】特製とりめし(520円) 調製年月日不詳
1990年代頃の調製と思われる、昔の盛岡駅弁の掛紙。上の掛紙と同様、2004年まで売られていた同名駅弁と、掛紙の絵柄はほとんど変わらない。中身もおそらく同じだろう。 【掛紙】特製とりめし(520円) 1992年8月12日調製
1992年8月12日11時の調製と思われる、昔の盛岡駅弁の掛紙。上の掛紙と全く同じであるが、年なしの調製印が年ありの調製シールに変わり、調製年月日が分かるようになった。 【終売】特製とりめし(530円) 2004年3月21日に盛岡駅駅弁売店で購入
盛岡駅伝統で無名の鶏飯駅弁。味気ないホカ弁用容器を、鶏を描いた何十年も変わらない味のある掛紙で包み、紅白の紙ひもでしばる。中身は味付飯に少量のスライス鶏照焼が載り、あとは業務用な錦糸卵やクリームコロッケや焼売や鶏肉団子など。見た目に味気なく、確かにおかずはそんなものだが、鶏と飯がヘルシー、薄味、風味の豊かさを同時に併せ持つ感じで、うまく飾れば名物になるのにな、と思った。 1997年の秋田新幹線開業と2002年の東北新幹線延伸で、1982年の東北新幹線開業以来二十年来の乗換駅の地位を失った駅に駅弁屋が4社も入るので、商売は厳しいのではと思う。 なお、2004年10月に調製元が倒産したらしく、この駅弁は現在は入手できない模様。 ※2004年11月補訂:駅弁の消滅を追記 【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通 【株式会社村井松月堂】岩手県盛岡市上田1丁目1−35 TEL:019(624)0222 【終売】味ごろも(700円) 2004年3月21日に盛岡駅駅弁売店で購入
盛岡駅の村井松月堂版幕の内駅弁。ボール紙製でトレーの入る汎用折詰容器を使うので、駅弁名は単に容器の商品名かもしれない。中身は幕の内駅弁らしくなく12分割され、横一列に御飯物が4区画、おかずはメンチカツ、鶏唐揚、玉子焼に煮豆、焼塩鮭など。分量は控えめだが700円でこの中身なら良いと思う。永遠に主役になれないタイプの、駅弁の名脇役。 なお、2004年10月に調製元が倒産したらしく、この駅弁は現在は入手できない模様。 ※2004年11月補訂:駅弁の消滅を追記 【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通 【株式会社村井松月堂】岩手県盛岡市上田1丁目1−35 TEL:019(624)0222 【終売】牛めし(820円) 2004年3月21日に盛岡駅駅弁売店で購入
模様や形状が上級な牛丼用発泡材容器を、ファンシーなデザインの掛紙で包み紙ひもでしばる。中身は駅弁名どおりで、御飯の上に大量の糸こんにゃくや刻み椎茸と共に牛すき焼き肉が載る。品質は良いのだが、年寄りには重く若者には高価で、客層に困りそうな駅弁。但し購入時は米国産牛輸入停止で格安牛丼屋から牛丼が消えていたので、それならこの価格でも競争力がありそう。 この駅弁は、かつて盛岡駅で駅弁を販売していたむつ弁の「南部の牛めし弁当」と容器や中身がそっくりで、同社の駅弁撤退時に商品が引き継がれたのかも。 なお、2004年10月に調製元が倒産したらしく、この駅弁は現在は入手できない模様。 ※2004年11月補訂:駅弁の消滅を追記 【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通 【株式会社村井松月堂】岩手県盛岡市上田1丁目1−35 TEL:019(624)0222 【終売】みちのくこけし弁当(870円) 2002年2月3日に上野松坂屋駅弁大会で購入
1963(昭和38)年の登場。「こけし弁当」とはいえ、こけしは食材ではないため、中身は鶏ガラスープの炊き込み御飯に帆立や鮭やタケノコや栗が載る釜飯風弁当。その容器が特徴的で、こけしの頭を陶器で再現している。弁当箱なので本物のこけしよりかなり大きく、不気味に感じるかも。なお、山形駅「花笠こけし」とは別物。 なお、2004年10月に調製元が倒産したらしく、この駅弁は現在は入手できない模様。 ※2004年11月補訂:駅弁の消滅を追記 【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通 【株式会社村井松月堂】岩手県盛岡市上田1丁目1−35 TEL:019(624)0222 【終売】三陸紀行カニちらし(900円) 2002年7月6日に東京駅駅弁大会で購入
小振りな長方形の発泡材容器は、底が深いなと思ったら上げ底だった。中身は酢飯の上にカニのフレークと棒肉2切れ、そして茎わかめと昆布みそ煮が載る。飯とカニに流れ出た茎わかめの着色料、辛さが素材の味を減らす昆布みそ煮、そして風味や食感は北海道・北陸・山陰の駅弁に遠く及ばないカニ。この駅には同じ、または別の駅弁屋さんがもっとおいしい駅弁を多種類用意しているので、そちらを選択するのが賢明か。 なお、2004年10月に調製元が倒産したらしく、この駅弁は現在は入手できない模様。 ※2004年11月補訂:駅弁の消滅を追記 【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通 【株式会社村井松月堂】岩手県盛岡市上田1丁目1−35 TEL:019(624)0222 【終売】南部季節弁当(920円) 2004年3月21日に盛岡駅駅弁売店で購入
1958(昭和33)年の登場。正八角形の発泡材容器に春夏秋冬の漢字が大きな掛紙をかけて紅白の紙ひもでしばる。購入したものの中身は、写真のとおり鮭いくら丼。他に「うに・山菜」「栗・舞茸」などのバージョンがあり、かつてはこれらを季節で回していたが、後にどれも年中販売するようになっているらしい。 なお、2004年10月に調製元が倒産したらしく、この駅弁は現在は入手できない模様。 ※2004年11月補訂:駅弁の消滅を追記 【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通 【株式会社村井松月堂】岩手県盛岡市上田1丁目1−35 TEL:019(624)0222 【終売】汐彩味紀行(1,020円) 丸い容器の小さなイクラ丼・アワビ飯・ウニ丼の3個セットで1,020円。ひとりで3つ食べても良いが、味はもちろん彩りが美しいので、グループ旅行の車中で並べて食べたい駅弁。NREが東京都内の各駅で実施する駅弁催事でよく見掛けた。 なお、2004年10月に調製元が倒産したらしく、この駅弁は現在は入手できない模様。 ※2004年11月補訂:駅弁の消滅を追記 【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通 【株式会社村井松月堂】岩手県盛岡市上田1丁目1−35 TEL:019(624)0222 URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |