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■ JR東日本東北本線 盛岡(もりおか)駅 2006年11月4日訪問  Googleマップ

駅名標 駅舎 駅構内

 東京から新幹線で約2時間半、東北新幹線から秋田新幹線が分岐し、東北本線、田沢湖線、山田線、花輪線列車、IGRいわて銀河鉄道線が接続する鉄道の要衝。盛岡市は北上盆地北部に位置し北上川に面した、人口約29万人の城下町で県庁所在地。駅弁はNRE盛岡営業支店が、新幹線改札内の弁当売店で県内各社の商品を販売する。1890(明治23)年11月1日開業、岩手県盛岡市盛岡駅前通。

マジックパール・カル(140円) 2008年5月8日に東北新幹線はやて号車内販売で購入

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 全国の駅売店やコンビニなどでおなじみの、味付ゆで卵。JRの駅のキヨスクや、東北その他JR東日本の新幹線では車内販売で売られるタイプは、味付ゆで卵を2個、調製シール情報を印刷した紙ナプキンに包んで、白いプラ製ネットに詰める。殻のどこにも穴が開いていないのに、半熟の中身に塩味が付いていることに、誰もが一度は疑問を持ったのではないかと思う。

 こういう市販の味付ゆで卵は1980(昭和55)年に登場したらしい。鉄道の高速化や所要時間短縮で、従来の塩付きゆで卵の需要が減少したため、岩手県の鶏卵業者がこれを開発、盛岡駅のキヨスクで販売を開始したという。

 これがヒットして、今では属地製のない全国区の商品であるが、その元祖に敬意を表し、盛岡駅の駅弁として紹介する。このJR東日本の駅売店や車内販売で取り扱われる、味付ゆで卵の元祖である第一ポートリーファーム製のものは、しっとり濃厚な風味が人気で、味付ゆで卵は東京駅に限るという意見も聞く。

【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
【株式会社第一ポートリーファーム加工卵工場】岩手県盛岡市玉山区生出719 TEL:019(683)2623
 http://www.dp-farm.com/
味噌ヒレカツ弁当(600円) 2006年3月11日に大宮駅「駅弁屋旨囲門」で購入

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 御飯の上にキャベツの千切りを敷いて、衣がサクッとしたひれかつを3切れ載せて、わさび漬けなどを添える。写真のとおり、駅弁としての紹介に値しない、個性も地域色もない味噌ヒレカツの総菜弁当。味はこの手の商品としては、かなりうまい。

 この弁当が盛岡駅で売られて、駅弁代わりに使われてもおかしくない。しかしこれがわざわざ新幹線で大宮まで運ばれて、盛岡駅弁として販売されると非常に違和感を覚える。地元業者を駆逐して東京資本が制圧した新幹線主要駅の駅弁が今後どうなっていくかを暗示する、趣味的に見たくなかった商品。

【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
【株式会社日本レストランエンタプライズ】岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 TEL:019(623)4773
 
http://www.nre.co.jp/
四季彩幕の内(1,000円) 2008年5月9日に八戸駅新幹線改札内コンコース売店で購入

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 盛岡駅の幕の内駅弁のNRE版。幕の内にしては小柄な正方形の発泡材容器に、春夏秋冬の背景を使うが地域性はなさそうな絵柄のボール紙でふたをして、ゴムでしばる。中身は半分がアサリ御飯、残りの半分がホタテや昆布や山菜などの煮物にアンズ、残りが有頭海老に鶏照焼に笹蒲鉾に玉子焼。

 御飯の部分は季節による内容変更があるようで、栗バージョンの写真は見つけた。調製元の撤退と共に消えたかつての盛岡駅弁「南部季節弁当」が華麗に生まれ変わったような印象。地域性は濃くないものの、幕の内の範囲を飛び出した内容の個性と見栄えや風味の良さを感じられる。

【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
【株式会社日本レストランエンタプライズ】岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 TEL:019(623)4773
 http://www.nre.co.jp/
佐助弁当ローストンカツ(1,000円) 2008年5月8日に盛岡駅東北新幹線下りホーム上キオスクで購入

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 「新幹線八戸駅・二戸駅開業5周年記念企画」ということは2007年12月頃に登場か。フタが透明で薄く平たくプラ製容器を丸ごとラップで包んで調製シールを貼る、コンビニ弁当そのまんまのパッケージを、商品名や上記事項を記す掛紙で包み隠す。中身は胡麻振り白御飯にロースカツ1切れ、ポテトフライや食用菊などを添えるもの。調製元は一戸と八戸に工場を持つ、弁当も作るパン屋さん。

 掛紙を除き、見栄えも構造も容器も包装も風味も内容も、まるっきりスーパーの総菜弁当。中身の見栄えは上々で、上質豚肉「折爪三元豚・佐助」の使用をうたうが、味は昔ながらの固め臭めなトンカツ弁当だった。

 しかし、秋田方面や八戸方面の新幹線が発着するホームで買える弁当は、これ1種のみ。東京方面行のホームや新幹線改札内コンコースには駅弁売店があるのだが、終着駅まで半時間ないし一時間半の列車しか来ないホームでは、駅弁需要がないのだろうか。

【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
【株式会社わらべや東北】青森県八戸市城下3丁目1の5 TEL:0178(44)7194
 http://www.ichinobe-pan.jp/warabeya/
岩手和牛あつあつ牛どん(1,000円) 2007年2月16日に上野駅「駅弁屋旨囲門」で購入

掛紙 掛紙 外観
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 2004年秋の登場か。円形の加熱式容器を、駅弁名を大きく、中身写真を部分で載せたボール紙の枠にはめる。中身は岩手県産ひとめぼれの白御飯の上に牛肉、タマネギ、糸こんにゃく、タレを絡めて載せる牛丼で、これに温泉卵が割られた状態で置かれる。追加のタレも中に入れる。

 加熱したら見た目は半熟のまま黄身が垂れない程度に固まった。アツアツな牛すき焼き丼としておいしくいただけたが、同じ岩手牛の駅弁であればステーキ弁当のほうがおいしそう。

【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
【株式会社日本レストランエンタプライズ】岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 TEL:019(623)4773
 http://www.nre.co.jp/
藤原三代 金色の郷(1,000円) 2005年4月10日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入
 
東日本駅弁マップ2005年版
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 平成17年のNHK大河ドラマ「義経」放送に伴い、2004年12月23日に登場。9区画のプラ製トレーを付けた正方形の発泡材容器に、透明なふたをして掛紙で覆って輪ゴムでしばる。中身は岩手県産ひとめぼれの白御飯と焼きおにぎりに舞茸御飯、おかずはマス酒粕漬焼や「いわいどり」のつくねや折爪三元豚などに、デザートのごまだれもち。義経とこじつけない岩手の食材でいっぱいで、風味も良好。また、伯養軒の駅弁はお品書きの機能的な雰囲気に優れていると思う。

※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。

【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
【株式会社伯養軒盛岡支店】岩手県盛岡市下太田下川原11−1  TEL:019(658)1014

岩手のおべんとう(1,000円) 2005年2月27日に東京駅「駅弁屋旨囲門」で購入

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 最近の登場と思われる、盛岡駅のNRE製幕の内弁当。角を落とした長方形の発泡材容器に、木目の紙蓋をかけてお品書きの小片を添え、シンプルで風情ある墨字の掛紙をかけて、べったりと調製シールを貼り紙ひもでしばる。

 中身は日の丸御飯に煮物主体のおかず、南部鼻曲鮭トバ味噌和えや豆腐田楽、ネギ入り玉子焼やニシン甘露煮などと、酒飲みなら呑まずにいられない食材がたくさん入るような気がする、中身も掛紙も地味で渋い幕の内弁当。ただ、都内ならともかく東北で千円でこの内容は、やや割高感がある。

【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
【株式会社日本レストランエンタプライズ】岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 TEL:019(623)4773
 http://www.nre.co.jp/
前沢牛めし(1,100円) 2005年9月15日に東京駅「駅弁屋旨囲門」で購入
 
東日本駅弁マップ2005年版
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 長方形発泡材容器に同色同素材のフタをして、大きな調製シールを貼った赤い掛紙で包んで、ひもで割箸ごとしばる。中身は白御飯の上に糸コンニャクとゴボウと前沢牛などを載せ、クルミや南蛮漬などを添える。千百円の駅弁にしては見栄えが素っ気ないが、品質は良い。

 しかし、一ノ関駅弁の斎藤松月堂が先に同名駅弁を出して現地や駅弁催事で人気や評価を得ており、それをまるでNREが意地悪く横取りした感じ。実際に「駅弁屋旨囲門」で一ノ関駅弁と混同して買いガッカリしたという報告がいくつも出ている。一ノ関駅と混同されない盛岡駅で売るのは良いとして、遠隔地に出すのなら名前を変えるべき。

【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
【株式会社日本レストランエンタプライズ】岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 TEL:019(623)4773
 http://www.nre.co.jp/
あつあつ前沢牛めし(1,200円) 2008年2月20日に東京駅「駅弁屋旨囲門」で購入

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 上記駅弁の加熱式容器版。きぬさやを省略した以外は中身が全く同じで、風味も変わりないのに、掛紙の色調は全く異なる。牛肉の見栄えはやはりあまりよくないが、味は確か。

【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
【株式会社日本レストランエンタプライズ】岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 TEL:019(623)4773
 http://www.nre.co.jp/
前沢黒毛和牛弁当(1,200円) 2008年1月14日に京急百貨店駅弁催事で購入

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 2006〜2007年の駅弁大会シーズン頃に登場か。長方形タイプの加熱式容器を使用、中身は白御飯の上に牛肉あんかけを少々載せたもの。添付の催事屋製しおりでは、材料と味にこだわった再発売を宣伝しているが、最近にそういう事実があれば時系列や収穫報告がなく、過去であれば販売休止理由はBSEか伯養軒清算が理由では。この値段でこれより美味いか満足できる牛肉駅弁はいくらでもあるし、NREの同駅同種駅弁より確実に風味の劣る、実力不足な印象。盛岡駅弁なのに調製元は仙台支店となり、盛岡支店の連絡先がないのも不審な感じ。

【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
【株式会社ウェルネス伯養軒仙台支店】宮城県名取市植松字入生346番1号 TEL:022(382)8940
【株式会社ウェルネス伯養軒盛岡支店】岩手県盛岡市下太田下川原11−1 TEL:記載なし

上質岩手牛ステーキ弁当(1,400円) 2005年2月27日に東京駅「駅弁屋旨囲門」で購入

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 蓋が付く発泡材の長方形容器を、駅弁名と3個も並べた中身の写真を載せたボール紙の枠にはめる。中身はその写真のとおり、タマネギを敷きブロッコリーを添えニンニクの芽とりんごを載せた岩手牛ステーキが1枚、ニンジンやポテトフライやしめじと白御飯に、デザートはメロンとイチゴという、レストランで注文するビーフステーキそのものという内容。

 メインのステーキは歯応えと柔らかさを備え持ち、常温でも焼きたてのような風味を持つし、御飯を含めたその他の添え物もその味を引き立てる。東京圏でも北海道でも京阪神圏でもない地方都市で1,400円という高価な駅弁が売れるか分からないが、それに見合う品質を持つ。ただ、上質岩手牛と言われても見た目や普通の舌では地域色に気付かないので、こういう駅弁こそ東京・仙台・盛岡の各地で販売するのが良いと思う。

【東北本線盛岡(もりおか)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県盛岡市盛岡駅前通
【株式会社日本レストランエンタプライズ】岩手県盛岡市盛岡駅前通り1−48 TEL:019(623)4773
 http://www.nre.co.jp/
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2001年6月17日開設 2008年7月5日更新
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