banner 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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東北の駅弁岩手県・宮古駅の駅弁 (7種類収蔵)

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はらこ弁当(1,000円) 2002年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 外観 中身

 小さな六角形の容器は、写真のとおり一面はらこ(いくら)が敷き詰められている。れんこん・しこしこ・桜風味と、その下の白御飯ですべて。見た目通りの味がしたが、こんなイクラ駅弁を先に味わってしまうと、駅弁名にイクラを付けながら中身にイクラは雀の涙ほどという駅弁に出会うとがっかりすることになる。

【山田線宮古(みやこ)駅】1934(昭和9)年11月6日開業 岩手県宮古市宮町1丁目
【有限会社魚元】岩手県宮古市大通3−6−43 TEL:0193(63)1700

かにちらし弁当(1,050円) 2003年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 外観 中身

 小さい割に底が深い発泡材の容器をボール紙の枠にはめる。パッケージの「蟹とはらこの三陸ちらし寿司」というキャッチフレーズと中身の写真のとおり、中身は酢飯の上にカニ脚をハの字状に6本置き、その間をイクラ(はらこ)で埋める、それほど多くない両者の分量を視覚でうまくアピールした、見た目が豪華な駅弁。もちろん、他の宮古駅弁同様、味も楽しめる。

【山田線宮古(みやこ)駅】1934(昭和9)年11月6日開業 岩手県宮古市宮町1丁目
【有限会社魚元】岩手県宮古市大通3−6−43 TEL:0193(63)1700

海女弁当(1,050円) 2003年1月20日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 外観 中身

 角を丸めた長方形の発泡材容器に木目印刷の紙蓋をかけて掛紙と輪ゴムで押さえる。中身は掛紙ほど豪華絢爛ではないが、酢めしの上がヤリイカ・ずわいがに・イクラ・焼きウニと海の幸で埋め尽くされる、海女の名を名乗るにふさわしい駅弁。

 角を丸くした長方形の容器はスーパーの惣菜弁当を思わせるため、定価4桁の駅弁に使用されると寂しいが、その分だけ中身を充実させていると判断する。なお、宮古駅弁のほとんどは盛岡駅でも購入できたが、2006年にその取り扱いを終了した模様。

【山田線宮古(みやこ)駅】1934(昭和9)年11月6日開業 岩手県宮古市宮町1丁目
【有限会社魚元】岩手県宮古市大通3−6−43 TEL:0193(63)1700

陸中海岸鮭っ子ちらし(1,050円) 2008年1月19日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 1990年代の駅弁紹介本にはよく載っていた、過去の名物駅弁。小柄な長方形の発泡材容器に透明なふたをして、1992年7月から1995年3月までのJR東日本の観光キャンペーン「Bound for the Heartland,Japan.その先の日本へ。」ロゴマークが懐かしい掛紙を巻き、輪ゴムでしばる。

 中身は酢飯の上をイクラと錦糸卵と鮭フレークでストライプ。そんな内容の駅弁はよくあるが、これは具の分量や食感や飯との相性か、なんとなくなぜか不思議にうまかった。現地での購入は要予約とも聞くが、ふらりと買えた報告も目にする。

 個人的な思い出で申し訳ないが、1989年6月11日、夜行の青森行急行「八甲田」を盛岡で降り、山田線の始発で宮古に出た際に駅舎内で買って食べて美味かった駅弁に風味が似ている。それは掛紙ではなく細長い紙箱タイプだったような気もするが、同じ駅弁に18年半振りに出会えたのかもしれない。その後に宮古駅には何度も訪問したが、駅弁販売そのものに出会うことができず、駅弁趣味を始めて催事場に通うようになっても、今回まで出会えなかった。

【山田線宮古(みやこ)駅】1934(昭和9)年11月6日開業 岩手県宮古市宮町1丁目
【有限会社魚元】岩手県宮古市大通3−6−43 TEL:0193(63)1700

いちご弁当(1,200円) 2005年1月15日に京王百貨店駅弁大会で購入
 
2004年版東日本駅弁・駅そばマップ  東日本駅弁マップ2005年版
掛紙 外観 外観 中身

 1989年の登場。木目調の発泡材容器に木目調の紙蓋をして、掛紙ですっぽり包んで輪ゴムで留める。中身はウニとアワビの煮汁で炊いた御飯の上に、ウニそぼろを敷き詰めて蒸しアワビを数切れ載せるもの。陸中ではアワビとウニの汁物を「いちご汁」といい、このいちご汁をイメージしたという。宮古駅に加え盛岡駅でも販売されていたが、2006年にその取り扱いを終了した模様。

 百貨店の駅弁大会での実演販売でも人気を集めるが、登場後16年を経てもいまだに、ストロベリーのほうのイチゴを連想されて買い控えられる光景をよく目にする。それでもリピーターをつかんでおり、改名することはないだろう。

※2005年3月補訂:写真の掲載と解説文の全面改訂

【山田線宮古(みやこ)駅】1934(昭和9)年11月6日開業 岩手県宮古市宮町1丁目
【有限会社魚元】岩手県宮古市大通3−6−43 TEL:0193(63)1700

磯の鮑の片想い(2,000円) 2007年1月21日に京王百貨店駅弁大会で購入

掛紙 掛紙 外観 外観
外観 中身 中身

 2007年1月の京王百貨店駅弁大会で小倉のフグ駅弁との対決にて実演販売されたお弁当。形状に加えて光線の反射具合も貝殻を模した陶器を、下記「まるごとあわび弁当」用のような頑丈なボール紙箱に詰める。中身は三陸産エゾアワビの大きく美しい酒蒸しをまるごと1個、三陸産イクラ、カズノコ、アワビ肝煮、茎わかめなどを御飯の上に載せるもの。価格はおっかないが、淡泊な風味を楽しめる。

 催事場では宮古も小倉も、開店一番に整理券を得ないと入手が困難な大人気。しかし小倉に1,800円フグ駅弁の需要があるのかどうか、宮古で約二千円のアワビ駅弁を2種も生かしておけるのか。京王の会期と共に新作として登場し、その会期と共に消えそうな、新たなタイプの疑義駅弁だと感じられなくもない。

【山田線宮古(みやこ)駅】1934(昭和9)年11月6日開業 岩手県宮古市宮町1丁目
【有限会社魚元】岩手県宮古市大通3−6−43 TEL:0193(63)1700

まるごとあわび弁当(2,100円) 2003年1月14日に京王百貨店駅弁大会で購入
 2005年6月12日山陽放送「日本列島 駅弁88ヶ所」
掛紙 外観 外観 中身

 有田焼の美しい容器を、フルカラー印刷のボール紙の枠にはめる。中身は駅弁名どおり、酒蒸しのあわびが厚くスライスされてまるごと1個、イクラやカニと共に御飯の上に載るという、とことん豪華指向の駅弁。予約制。

【山田線宮古(みやこ)駅】1934(昭和9)年11月6日開業 岩手県宮古市宮町1丁目
【有限会社魚元】岩手県宮古市大通3−6−43 TEL:0193(63)1700

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2001年6月17日開設 2008年4月29日更新
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