| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
【ロビー(TOP)】 【利用のご案内】 【館長(管理人)】 【駅弁リンク集】 【お問い合わせ】 |
時刻表博士 まっこうくじらの ウェブサイト 抹香鯨の 鉄道事故年表 関東の駅百選 ![]() ウェブサイト 「空弁資料館」 |
蔵しっくかしわ飯(800円) 2004年1月31日に横浜高島屋岩手催事で購入
2003年10月2日の登場。木目色で内部を朱に塗った長方形の発泡材容器に透明蓋と掛紙をかけて輪ゴムで割箸ごとしばる。中身は雑穀入り炊込御飯の上に皮付きのみちのく赤鶏酒粕味噌漬焼を4個ほど置き、こんにゃくや鶏そぼろや舞茸や椎茸などで飯を覆い、デザートはりんご煮。すべて岩手県産品を使用したという「地産地消」がコンセプト。九州北部でないのに鶏を「かしわ」と呼ぶ点が珍しい。 この駅弁は、2001年12月の東北新幹線延伸後の二戸駅に名物駅弁を作ろうと、地元の街づくり委員会と駅弁屋が共同で開発したもの。新幹線開業により二戸駅キヨスクで販売が開始された一戸駅弁に配慮してか、駅構内ではなく駅舎併設の物産センターで販売されている。 ※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。 【東北新幹線二戸(にのへ)駅】1891(明治24)年12月20日開業 岩手県二戸市石切所 【株式会社 伯養軒 盛岡支店】岩手県盛岡市下太田下川原11-1 TEL:019(658)1014 八幡平(はちまんたい)清流寿し(800円) 2003年1月18日に京王百貨店駅弁大会で購入
東北新幹線八戸延伸による新幹線いわて沼宮内駅開業を祝い、2002年12月1日に登場した地域おこし型駅弁。地元の画家が描いた松川渓谷玄武岩の墨絵を掛紙に使用、中身は、笹を敷いた上に、八幡平の伏流水を集め環境庁(当時)が1985年に選定した日本名水百選にも選ばれる水で育った地元のニジマスと、岩手米ひとめぼれを使用した押し寿司を、長方形の容器に収めるもの。笹の葉と梅酢で味と香りにアクセントを付ける。 新幹線開業を機に村の新たな名産品を作ろうと、村の宿泊施設の調理長や板前が、地元の素材を使ったお弁当を共同で開発したもの。現在は土曜・日曜に駅併設の物産センターで販売されているそうだ。一日の平均乗降客数がわずか210人では商売は厳しそう。 いわて沼宮内駅は、東北本線沼宮内駅を新幹線開業と同時に改称したもので、ここには昭和中期まで時刻表上の駅弁販売駅であったため、数十年振りに駅弁が復活したとも取れる。駅利用者は少なくても、かつては山越えのための蒸気機関車の増解結のために列車の停車時間が長かったそうで、駅弁が売れたのだろう。東北本線の電化改良で小駅となり駅弁も消え、特急「はつかり」が停車しなかった駅に新幹線「はやて」が停車するのは、かつて運輸省が盛岡・沼宮内間のみ在来線の改良で新幹線を走らせようとした名残か。 【東北新幹線いわて沼宮内(いわてぬまくない)駅】1891(明治24)年9月1日開業 岩手県岩手郡岩手町大字江刈内 【株式会社松尾ふるさと振興公社】岩手県岩手郡松尾村寄木2−512 TEL:0195(78)3132 http://www.matsuofurusato.co.jp/ 南部どり釜飯(880円) 2008年1月14日に京急百貨店駅弁催事で購入
2007年7月14日の登場。催事業者のジャパンフーズシステムと、岩手県陸前高田市のむらおこし第3セクターの陸前高田地域振興株式会社が共同開発した、道の駅「高田松原」で売られるお弁当。現地では土日に20個を売る一方で催事ではシーズンで2〜3万個を売るというし、調製も第3セクターではなく委託というから、現地での販売を繕った疑義駅弁の道路版だと見えなくもない。 碁石のようなつやと重さを持つ、駅弁より小柄な釜飯型容器にプラスティックのふたをして、割りばしと輪ゴムでふたを留めて、スーパーやデパートの売り場での見栄えを重視した構造だと思える、立ち上がり付きのボール紙の枠に収める。中身は茶飯の上にごっつい鶏肉がごんごん置かれ、玉子焼や梅干しもサイズが大きな、少量なのにパワフルなお弁当。 旧建設省が世界に誇るヒットコンテンツ「道の駅」において、全国各地で何年も何度も様々な「道の駅弁」販売が試みられ、その成功や定着が全く聞かれない状況を考えると、この商品は現時点ではまだ、催事場で採算か知名度を上げるための商品だろう。後者が勝り現地で観光名物となれば、歴史が変わる。 【道の駅高田松原】1993(平成5)年4月22日登録 岩手県陸前高田市高田町字古川28−5 http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/roadstation/iwate/iw02.html 【陸前高田地域振興株式会社S】岩手県陸前高田市高田町字古川28−5 TEL:0120-256994? http://www.rikutaka.co.jp/
【掛紙】御辨當(100円) 調製年月日不詳
1950年代の調製と思われる、昔の北上駅弁の掛紙。黒沢尻駅が北上に改称されたのが1954年3月で、横黒線が北上線に改称されたのが1966年10月なので、掛紙の路線図を見るとその間のものだろう。尻の字が嫌われて駅名や路線が変わったが、今も町名や高校名に残る。 【掛紙】幕の内弁当(600円) 調製年月日不詳
1980年代の調製と思われる、昔の北上駅弁の掛紙。かつて北上駅弁の名前に使われたこともある、岩手県北上の伝統芸能「鬼剣舞(おにけんばい)」とその説明が描かれる。 【終売】きたかみ牛めし(900円) 2003年3月15日に北上駅そば屋で購入
2003年3月1日登場。透明蓋な発泡材の長方形容器に掛紙代わりの細い帯を締めて割り箸と共に輪ゴムをかけるのはどこかで見たようなスタイル。中身は北上産ひとめぼれの御飯の上を「きたかみ牛」すき焼きや白滝やタケノコや椎茸で覆い、北上名産の二子イモ煮やアスパラガスのマスタード和えを添えるもの。柔らかく軽い口当たりの牛肉はあんかけ風のタレでますます軽く、その食感から分量を少なく感じる点で損をしているか。 登場時は毎日30〜40個が完売するという人気駅弁と紹介されたが、2004年中には消滅していた模様。調製元の営業所も経営不振による事業譲渡により、2005年7月31日限りで消滅。今後は盛岡と花巻の駅弁が置かれるとのこと。 ※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。 ※2005年7月補訂:駅弁と調製元の現況を追記 【東北本線北上(きたかみ)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県北上市大通1丁目 【株式会社伯養軒北上営業所】岩手県北上市若宮町1−4−7 TEL:0197(64)7771 【終売】岩手自慢のあったか〜い前沢牛弁当(1,100円) 2005年3月5日に日本橋三越の弁当大会で購入
デパートの弁当大会で購入した、製造者が仙台支店で販売者が北上支店の駅弁。長方形の加熱式容器を、中身の一部写真を牛型に載せたボール紙のパッケージに入れる。中身は白御飯の上にすき焼き風味の前沢牛焼肉が少々と、ごぼうやタケノコやにんじんなど。中身は見た目に寂しいが、柔らかくて良い肉が使用されているので美味い。 しかし本当に北上駅で買えるかどうかは、やや疑問。なお、調製元の支店は経営不振による事業譲渡により、2005年7月31日限りで消滅。今後は盛岡と花巻の駅弁が置かれるとのこと。後の訪問で少なくとも北上駅にはなかったので、ここでは消滅扱いとする。 ※2007年3月補訂:消滅を追記 ※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。 ※2005年7月補訂:調製元の現況を追記 【東北本線北上(きたかみ)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県北上市大通1丁目 【株式会社伯養軒北上支店】岩手県北上市若宮町1−4−7 TEL:0197(64)7771 北上線まごころ弁当かーさんの味(1,100円) 2006年11月4日に北上駅コンコース食堂駅弁販売所で購入
2006年の登場か。大きめの発泡材枠容器に透明なふたをして、A4判カラーコピーの掛紙をかけて、輪ゴムで留めてから調製シールを貼る。中身は小柄な白飯おにぎり、ほろほろ漬おにぎり、大葉焼きおにぎりと、牛メンチカツ串、かき揚げ、舞茸その他の煮物、合鴨桑焼に玉子焼、とろろいもにリンゴシロップ漬けなどと盛りだくさん。 しかし、価格に見合う充実感はなかった。揚げ物は常温販売に向かない冷えると油っぽい風味、煮物も汁気が駅弁としては多すぎるなど、味の評価は低くなりそう。しかし仙台・盛岡・青森の支店が東京の外食会社の傘下となり、全国均一の強力なチェーンオペレーションが導入されてもおかしくないウェルネス伯養軒が、販売駅1駅、日産10個のローカル駅弁を出したこと自体をありがたく思い、感謝していただかなければならない。 【東北本線北上(きたかみ)駅】1890(明治23)年11月1日開業 岩手県北上市大通1丁目 【株式会社ウェルネス伯養軒 盛岡支店】岩手県盛岡市下太田下川原11番1号 TEL:019(658)1014
URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |