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【掛紙】上等御弁当(35銭) 調製年月日不詳

昔の駅弁掛紙

 戦前の調製と思われる、昔の野辺地駅弁の掛紙。掛紙に印刷された駅舎より立派に見える建物は、コメントを読むと調製元の建物だろうか。
とりめし(700円・900円) 2001年1月27日におそらく野辺地駅で購入

掛紙

 1952(昭和27)年登場。伝統の菱形容器を使用、鶏スープで炊いた御飯の上に鶏肉スライスの照焼・いり卵・鶏そぼろが載る中身は登場時から変わっていないとのことで、包み紙もシンプルかつ素朴な駅弁。高いか安いかは煮物揚物のおかずの有無による。野辺地駅は鉄道記念物に指定された日本最初の防雪林で守られている。

※2005年12月補訂:公式サイトの閉鎖に伴いURLを削除。調製元の名称・所在地・連絡先も変更された可能性がある。

【東北本線野辺地(のへじ)駅】1891(明治24)年9月1日開業 青森県上北郡野辺地町野辺地
【株式会社伯養軒 野辺地支店】青森県上北郡野辺地町字前平2−1 TEL:0175(64)2421

とりめし(700円) 2007年4月7日に東京駅駅弁の日記念駅弁大会で購入

掛紙 外観
外観 中身 中身

 2007年4月に東京駅構内で開催された駅弁の日記念駅弁大会で、野辺地の駅弁として売られていたもの。菱形の発泡材枠容器に茶飯を詰め、鶏照焼と炒り卵と細かい鶏そぼろで横にストライプを描き、刻み椎茸とグリーンピースで彩ってしば漬けを添え、前世紀からのデザインの紙ぶたをかける。

 調製シールでの商品名「野辺地のとりめし」。しかし伯養軒野辺地支店は会社清算の際に閉められたため、この商品の製造者はウェルネス伯養軒の仙台支店。仙台駅に同じ商品もあり、これはれっきとした仙台駅弁。

 現在の野辺地駅に駅弁があるのだろうか。2005年の事業譲渡で野辺地支店を追われた伯養軒のスタッフが、駅前で従前の製法を用いたとりめしを売っているという情報がある。

【東北本線野辺地(のへじ)駅】1891(明治24)年9月1日開業 青森県上北郡野辺地町野辺地
【株式会社ウェルネス伯養軒 仙台支店】宮城県名取市植松字入生346番1号 TEL:022(382)8940

しじみおにぎり(250円) 2004年9月23日に横浜高島屋岩手催事で購入

掛紙 外観 外観 中身

 百貨店の青森物産展で見付けた、弘前の駅弁屋と見なす業者さんのおにぎり。青森県産米つがるロマンと十三湖産しじみを使用したという、しじみの小さなおにぎりが一個、ビニールと包装紙に包まれている。この内容の握り飯一個で250円とはずいぶんと高価で、その内容と体裁から仮に駅で見付けても駅弁とは言い辛いと思う。

 津軽半島の西側で太平洋に接する汽水湖である十三湖は、ヤマトシジミの名産地であると同時に、民話や伝説の名産地でもあると思う。全国的な知名度はなくても湖畔の集落や自治体を巡ればくらでも出てくる気がする。

【奥羽本線弘前(ひろさき)駅】1894(明治27)年12月1日開業 青森県弘前市表町
【有限会社大和屋】青森県弘前市百石町47−1 TEL:0172(36)6633
 http://www.jomon.ne.jp/~tosi/
【終売】舞茸ごはん(630円) 2002年6月9日に弘前駅キヨスクで購入

外観 中身

 真ん丸の発泡材容器に透明なフタをかけて、割り箸とナプキンと共にビニールひもで締める。中身は舞茸混じりの炊き込み御飯に小さな帆立を7個も載せ、栗や椎茸やタケノコに卵焼も一緒に載るもの。

 弘前駅はかつて仙台駅弁の伯養軒の支店がある駅弁販売駅であったが、2002年6月現在で駅弁販売駅ではなく、この弁当は駅構内のキヨスクで販売される商品のひとつ。通常はこの種の弁当を駅弁扱いはしないが、この弁当は掛紙をかければ駅弁そのもので、しかも味がとても良かったので、駅弁扱いで紹介する。青森空港でも販売されているそうな。

※2004年11月補訂:現行品の収蔵に伴い現在の中身に関する記述を削除
※2004年3月補訂:現在の中身を追記

【奥羽本線弘前(ひろさき)駅】1894(明治27)年12月1日開業 青森県弘前市表町
【有限会社大和屋】青森県弘前市百石町47−1 TEL:0172(36)6633
 
http://www.jomon.ne.jp/~tosi/
ほたて舞茸(800円) 2004年9月23日に横浜高島屋岩手催事で購入

掛紙 外観 中身

 上記駅弁の2004年時点での姿。2004年3月時点で具が変更されたそうで、帆立が大きくなり個数は4個、きぬさやが抜けているが味は以前のまま良好。最大の変更点は駅弁名を入れたシールが蓋に貼られたこと、これだけで駅弁または空弁としての体裁がぐっと良くなった。価格は170円も上昇したが、割高感はない。

 調製元は2002年12月の特急「つがる」新設の頃は下記のりんご弁当を投入し弘前の駅弁屋格になるのかと思ったら、その後は駅弁よりむしろ空弁に力を入れているのか、そちらのほうが売れるのか、公式サイトに空弁の文字があっても駅弁の文字がなかったり、このお弁当も空弁として雑誌に紹介されたりする。

 そうしているうちに、以前から駅ホーム上にそば屋を出しているかつての弘前駅の公式な駅弁屋である伯養軒が、2004年9月11日から駅弁「弘前駅長弁当」(1,300円)を駅で売り始めたというニュースが入り、結局は元のさやに収まる可能性を感じる。

【奥羽本線弘前(ひろさき)駅】1894(明治27)年12月1日開業 青森県弘前市表町
【有限会社大和屋】青森県弘前市百石町47−1 TEL:0172(36)6633
 http://www.jomon.ne.jp/~tosi/
ちよちゃんのりんご弁当(850円) 

 東北新幹線八戸延伸に伴う八戸・弘前間特急「つがる」誕生に合わせて、2002年12月1日に登場した、津軽名産のりんご「ジョナゴールド」と陸奥湾産のホタテと舞茸などを混ぜた青森米つがるロマンの炊込御飯におかずを添える新しい駅弁。公式な駅弁ではないが新聞や雑誌では駅弁扱いで、容器や内容や販売形態もまさに駅弁である。駅コンコース内キヨスクでの販売。但し、弁当の形で現存するかは不詳。

 調製元の郷土料理屋が開発した、冷凍販売のりんご炊込御飯「ちよちゃんのりんごごはん」を、新幹線延伸を機に駅弁化した。冷凍品も健在で同キヨスクの他に県内各地の土産物屋で販売されている。2003年2月には農林水産省の外郭団体から新製品開発部門で食品産業センター会長賞を授賞した。「ちよちゃん」とは開発者のおかみの孫娘の愛称で、その孫娘がパッケージのイラストを書いたそうだ。

【奥羽本線弘前(ひろさき)駅】1894(明治27)年12月1日開業 青森県弘前市表町
【有限会社大和屋】青森県弘前市百石町47−1 TEL:0172(36)6633
 
http://www.jomon.ne.jp/~tosi/
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2001年6月17日開設 2007年6月3日更新
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