| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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【掛紙】御寿し(60円) 調製年月日不詳
1950年代の調製と思われる、昔の苫小牧駅弁の掛紙。その絵柄に特段の意味はなさそう。「容器は下へ」の注記は、かつての映画館のような腰掛下へのゴミ残置を要請するものか。昔の客車は椅子の下が空いていて、電車の時代になるとそこに電気暖房が付いて金属板で囲まれるようになり、最近はその小型化と足を伸ばしたい旅客の要望で再び空くようになった。 【掛紙】ほたて弁当(770円) 2001年1月28日に南千歳駅で購入
2001(平成13)年1月28日8時の調製と思われる、昔の苫小牧駅弁のパッケージ。証拠は全くないが、同じ業者の駅弁でも、千歳・南千歳・新千歳空港の各駅と苫小牧駅では、並んでいる商品のジャンルが違うような気がする。 ほっきめし(890円) 1992年頃登場。発泡材でできた楕円形の容器に、貝柱とひもの煮汁で炊いた御飯を敷き、苫小牧が水揚げ日本一というほっき貝の切り身を載せている。ホッキ貝の産卵期である5月から6月を除き毎日、一日50個限定で販売される。2004年夏現在で価格は650円と1,000円となっている模様。 【室蘭本線苫小牧(とまこまい)駅】1892(明治25)年8月1日開業 北海道苫小牧市表町6丁目 【千歳線千歳(ちとせ)駅】1926(大正15)年8月21日開業 北海道千歳市千代田町6丁目 【株式会社まるい】北海道苫小牧市清水町2−3−4 TEL:0144(32)3131 えぞずし(660円) 2007年6月14日に苫小牧駅改札内台売りで購入
発泡材を井形に組んだ正方形容器にボール紙でふたをして、カニ、ホタテ、コーン、椎茸、海老を昭和風に描いた掛紙をかける。中身は酢飯の上に掛紙記載食材一式と、山菜と缶詰ミカンとサクランボを載せるちらしずし。 見た目は素朴を通り越して貧相であり、味付けはかなりきつめ。しかし掛紙の絵柄も含めた昔ながらの飾りのなさがあり、それにカニ、ウニ、イクラ、ホタテが見栄え良い催事向け駅弁のえげつなさが微塵もない。ローカル線の旅を彩れるであろう、地味であることが長所の駅弁。 ※2007年11月補訂:写真の掲載と解説文の一部改訂 【室蘭本線苫小牧(とまこまい)駅】1892(明治25)年8月1日開業 北海道苫小牧市表町6丁目 【千歳線千歳(ちとせ)駅】1926(大正15)年8月21日開業 北海道千歳市千代田町6丁目 【株式会社まるい】北海道苫小牧市清水町2−3−4 TEL:0144(32)3131 サーモン寿司(700円) 2004年9月12日に苫小牧駅改札内台売りで購入
スモークサーモンの寿司は、今でこそどこの回転寿司でも流れているが、まだ無名であった昭和40年代から苫小牧駅に駅弁として存在していた。 ずいぶんと和風な柄の、細身な長方形の発泡材容器に、西部劇風の漫画を描いた掛紙をかける。中身は写真のとおりスカスカで、スモークサーモンと銀だらの薫製の押し寿司が4個ずつ型に収められている。駅弁に珍しい非サビ抜き。味は可もなく不可もなくよりやや良好。 苫小牧駅では鉄道の繁忙期に駅弁の立売が実施されることがあるらしいが、日数が少ないのか目撃者はほとんどいない。訪問時にも立売は見られなかったが、橋上駅舎の改札内側正面で駅弁立売用木箱を使って駅弁を台売りしており、取材のカメラが入ればその場ですぐに立売風景となりそうな感じだった。 【室蘭本線苫小牧(とまこまい)駅】1892(明治25)年8月1日開業 北海道苫小牧市表町6丁目 【千歳線千歳(ちとせ)駅】1926(大正15)年8月21日開業 北海道千歳市千代田町6丁目 【株式会社まるい】北海道苫小牧市清水町2−3−4 TEL:0144(32)3131 うに弁当(870円) 2001年12月1日に天王町サティ駅弁大会で購入
漆塗り風の四角いプラスティック製容器の中で、うにまぜ御飯の上に約1/3の面積でうにが敷き詰められ、残りを錦糸卵と椎茸で埋める。ウニ・イクラ・鮭の弁当は北海道に来たという印象を感じるため、先に進めばもっとウニが大量に載る駅弁があるという観点からも、北海道の空の入口で発売されているのは正しい。なお筆者はうにが苦手なので、同じ容器を使用する姉妹弁当「いくら弁当(1,000円)」を選択する。 【室蘭本線苫小牧(とまこまい)駅】1892(明治25)年8月1日開業 北海道苫小牧市表町6丁目 【千歳線千歳(ちとせ)駅】1926(大正15)年8月21日開業 北海道千歳市千代田町6丁目 【株式会社まるい】北海道苫小牧市清水町2−3−4 TEL:0144(32)3131 どっさりウニ丼(1,000円) 2003年1月10日に横浜松坂屋駅弁大会で購入
ウニ色のプラスティック製容器を、ウニがたっぷり入った中身をフルカラーで印刷したボール紙の枠にはめる。中身はそのパッケージの写真のとおり、昆布ダシで炊いた御飯を蒸しウニが完全に覆い尽くすもの。上げ底で蓋に厚みがある容器なので、実はかなり量が少ないのだが、見た目のインパクトの強烈さが勝りなかなか評判が良いようだ。 【室蘭本線苫小牧(とまこまい)駅】1892(明治25)年8月1日開業 北海道苫小牧市表町6丁目 【千歳線千歳(ちとせ)駅】1926(大正15)年8月21日開業 北海道千歳市千代田町6丁目 【株式会社まるい】北海道苫小牧市清水町2−3−4 TEL:0144(32)3131 北海あいがも和膳(1,100円) 2008年2月2日に藤崎本店駅弁大会で購入
2007年の登場か。円形の発泡材容器に透明なふたをして、中身の写真を載せたボール紙の枠にはめてラップで包む。中身はかやく飯の上に少々コリコリした鳥肉のそぼろとぶつ切り、タマネギ、ごぼう、にんじん、小ナスとゲル状のたれが載る、見た目も食べても鳥肉丼。確かにカモも鳥であるが、ニワトリと言われてもおかしくない自然で無難な風味を感じた。 パッケージに「駅弁の達人」なるマークが付くが、調製元は新千歳の空弁屋であるし、現地売りのものは新千歳空港の空弁として紹介されるし、駅弁扱いは百貨店の催事場に限られると思う。 【千歳線新千歳空港(しんちとせくうこう)駅】1992(平成4)年7月1日開業 北海道千歳市美々 【札幌バルナバフーズ株式会社空弁事業本部】北海道千歳市美々 新千歳空港ケータリング施設 TEL:0123(46)3472 http://www.barnabas.jp/ 白老牛弁当(1,260円) 2005年11月6日に京急ストア日の出町店駅弁大会で購入
2005年の登場か。経木枠の正方形容器に透明なフタをして、弁当名を大書きするボール紙の枠にはめてラップで包む。中身は白御飯の上に錦糸卵や牛そぼろなどと、白老牛のモモ肉とバラ肉を載せるもの。品質も価格も高い牛肉弁当。新千歳空港駅の駅弁とも、新千歳空港の空弁とも紹介されるが、両方の構内で販売されているのだろう。 白老町は馬産地として名高く、現在も優れた競走馬を輩出し続けるが、軍馬や農耕馬などの需要減退により戦後に島根から黒毛和牛を導入して転換を図り、昭和50年代から北海道有数の肉牛産地となっている。 【千歳線新千歳空港駅】1992(平成4)年7月1日開業 北海道千歳市美々 【北海道エアポートフーズサービス株式会社】北海道千歳市美々 新千歳空港内ケータリング施設 TEL:0123(46)3472 http://www.ana.co.jp/group/kigyo/079.htm うにと本たらばの炙り焼膳(1,300円) 2008年2月2日に藤崎本店駅弁大会で購入
2007年の登場か。円形の発泡材容器に透明なふたをして、中身やカニやウニの写真を載せたボール紙の枠にはめてラップで包む。中身は酢飯の上を錦糸卵、カニ、ウニで覆い、イカと椎茸とはじかみを添えるもの。飯の上の半分が実は錦糸卵だが、具の味付けでなく添付の塩だれで塩気と水気を出すため、この地域でありふれるカニイクラ丼の駅弁や空弁より、風味はちょっとユニークになる。「炙り」の風味は特に感じなかった。現地での収穫報告を見ないのは、少々気に掛かる。 【千歳線新千歳空港(しんちとせくうこう)駅】1992(平成4)年7月1日開業 北海道千歳市美々 【札幌バルナバフーズ株式会社弁当事業部】北海道千歳市美々 新千歳空港ケータリングビル TEL:0123(46)3472 http://www.barnabas.jp/ URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |