| 旅の友「駅弁」。館長が食べた駅弁を中心に、日本全国と世界の駅弁を紹介します。
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摩周の豚丼(1,050円) 2005年1月16日に京王百貨店駅弁大会で購入
京王百貨店の駅弁大会で実演販売するために2005年1月に登場、会期中に摩周駅でも販売を開始したらしい。掛紙には「摩周駅前」と駅弁でないことを明記するが、百貨店のチラシにワイドショーなどでは摩周駅弁と宣伝していたから、現地にないぞと苦情でも出たのだろう。 市販の赤いプラ容器に、商業的な派手さを持ちデザイン料が高そうな掛紙をかけて、輪ゴムでしばる。中身は十穀米混じりの御飯にたっぷりタレをかけて、焼き豚で覆いさらにタレをかけて、山くらげや胡麻団子などを添える。二週間で約2.3万個が売れる人気で、これに続く駅弁催事でもよく見かける。 摩周駅は1990年11月19日まで弟子屈(てしかが)駅。かつては急行列車が発着する公式な駅弁販売駅であったが、地元客がマイカーに、観光客も観光バスやレンタカーで移動する時代になり、急行も駅弁も人知れず消滅した。ここでの駅弁復活は非現実的だが、食堂の副業として駅でもたまに売るし冬場は都会で稼ぐ駅前弁当としてなら生き残れるだろう。 ※2006年1月補訂:公式サイトURLの追記 【釧網本線摩周(ましゅう)駅】1929(昭和4)年8月15日開業 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目 【ぽっぽ亭】北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7−18 TEL:015(482)2412 http://www.masyuinf.com/poppotei/
2005年10月登場のスーパー駅弁催事用駅弁か。加熱式容器に見えてそうではない丼型の発泡材容器を、中身の写真を大きく載せたボール紙の枠にはめる。中身は白御飯の上にラム肉やキャベツ炒めとピーマン・人参・ポテト・山くらげを載せた、商品名どおりのラム丼。常温なのに臭みなく炭火香るラム丼のラムや具は、主力商品の豚丼を超える出来だと思ったが、どうも現地での販売はない模様。 この弁当は「摩周の豚丼」と同様、商品には駅弁ではなく駅前弁当と記されるが、スーパーの駅弁催事では堂々と駅弁を名乗るか名乗らされるので、誰もが駅弁と認識していると思われる。2005年最大の駅弁サクセスストーリーが転落の道へつながらないよう、少なくともスーパーには正直な商売を期待したい。 【釧網本線摩周(ましゅう)駅】1929(昭和4)年8月15日開業 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目 【ぽっぽ亭T】北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7−18 TEL:015(482)2412 http://www.masyuinf.com/poppotei/
2006年秋の投入か。赤いプラ製トレーを接着した長方形の発泡材枠容器を、人気駅弁「摩周の豚丼」と似たデザインの紙枠にはめる。中身は白御飯の上に牛すき焼き肉と牛そぼろを半分ずつ載せ、玉子焼や薩摩芋などを添えるもの。 つまり米沢の名駅弁「牛肉どまん中」の模倣で、本家越えはさすがに無理。これで摩周シリーズは豚丼、ラム丼、牛丼と揃ったが、豚丼以外はどれだけ、現地や地域とのつながりがあるのか。少なくとも今回買った商品が摩周から送られたとは思えない。現地の食堂に同名のメニューはあるそうだが、それは牛バラ肉の丼なので、この弁当との共通点はない模様。 【釧網本線摩周(ましゅう)駅】1929(昭和4)年8月15日開業 北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目 【JR摩周駅前ぽっぽ亭古瀬圭一郎KC】北海道川上郡弟子屈町朝日1丁目7−18 TEL:015(482)2412 http://www.masyuinf.com/poppotei/
名寄本線渚滑駅で1935年から1978年まで販売されていた駅弁を、2003年1月の京王百貨店新宿店の駅弁大会で2週間だけ復刻販売したもの。2000年の同店の駅弁大会でも復刻があり、再登場となった。 現代の帆立駅弁は例外なく帆立やその貝柱をまるごと御飯の上に載せるが、この駅弁は干し帆立貝柱をほぐして炊き込んだ御飯だけを容器内に敷き詰めるため、見た目に帆立はひとつもない。飾りは数個のグリーンピースのみ。口の中だけで味わう駅弁だ。 渚滑駅は名寄本線で紋別駅から2駅名寄寄りの駅で、北見滝ノ上への渚滑線を分岐し、急行列車も止まる主要駅であったが、両線とも国鉄の特定地方交通線、つまり廃止対象線に指定され、渚滑線は1985年3月31日限り、名寄本線は1989年4月30日限りで廃止された。廃止後も残っていた駅舎は1997年に解体され、跡地には紋別市渚滑高齢者ふれあいセンターが建っている。 【名寄本線渚滑(しょこつ)駅】1921(大正10)年3月25日開業 1989(平成元)年4月30日廃止 北海道紋別市渚滑町3丁目 【村上待合所】TEL:015823-2922 ふらのとんとろ丼(980円) 2002年11月9日に小田急百貨店藤沢店駅弁大会で購入
2002年7月に登場した、25年振りという久々の富良野駅弁。但し製造販売は旭川駅の駅弁屋さんが手掛け、旭川駅でも販売されているという。ボール紙の枠に収納された横長な長方形の発泡材容器の中に御飯を敷いて、サクサクした食感の豚肉「とんとろ」を軽くタレをかけた状態でたっぷりと載せ、小松菜にゆでじゃがいもと半熟卵が添えられる、類例を探しづらい特徴的な内容。分量は少な目だが好感の持てる駅弁。駅弁大会の常連さんになる気配。 富良野駅での販売は2002年夏だけで、現在は旭川駅でのみ販売されているという情報がある。2003年秋現在でパッケージと価格が変更されている模様。 【函館本線旭川(あさひかわ)駅】1898(明治31)年7月16日開業 北海道旭川市宮下通8丁目 【根室本線富良野(ふらの)駅】1900(明治33)年8月1日開業 北海道富良野市日の出町 【旭川駅立売株式会社】北海道旭川市一条通22丁目1−64 TEL:0120-32-3190 http://www.ekiben.ne.jp/ 【掛紙】御辨當(20銭) 1922年頃調製
1922(大正11)年頃の調製と思われる、昔の下富良野駅、現在の富良野駅の駅弁掛紙。同年に上野公園で開催された平和記念東京博覧会で英国の皇太子殿下が来日されたことを記念して、全国各地の駅弁屋が同じデザインの記念掛紙を使用したもの。周囲に日本と英国の国旗を配し、右に駅弁名、左下に調製元、下部に日英の歓迎文、上部の2枠は広告枠。 URL : http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/ Copyright (C) 2001-2008 まっこうくじら All Rights Reserved. |